投資信託ランキング。分配金額や人気銘柄などのTOP3をご紹介!1年で3,600円の分配金が貰える銘柄とは?

~毎月分配金の直近分配金ランキング~

投資信託を理解するための3つのポイント

① 分配金を支払うと投資信託全体の価値がその分下がる
② 「特別分配金」を支払う投資信託には投資しないほうが良い
③ 楽天証券なら投資信託の購入、保有でポイントが貯まる

高い分配金を受け取りたいという方に参考にして頂きたい、高い分配金利回りを出す毎月分配金投資信託のランキングです。

投信取扱数が多いネット証券3社比較


投信取扱数(2019年7月) 2,671本 2,663本 1,181本
ポイント付与

購入額の1%
継続保有で0.048%

継続保有で年0.6%

継続保有で年0.08%
ポイントで投資

楽天ポイントに対応

Tポイントに対応

非対応

楽天証券の特徴

投信取り扱い数、ノーロード(手数料無料)本数最多
楽天カード決済で100円に付き1ポイント貯まる
100円から投資信託の積立が可能

SBI証券の特徴

毎月積立、毎週積立、毎日積立から選択可能
100円から投資信託の積立が可能
投信マイレージサービスでSBIポイントが貯められる

マネックス証券の特徴

サポートが手厚く、初心者に最適
米国株取扱業界最多。Apple、Facebookなど有名企業へ投資も可能
ロボアドバイザーが使える

投資信託の分配金は、運用で発生した収益から支払われます。毎月高い分配金は、分配金を支払うための収益源として、家賃収入を収益源とするREITや新興国などの金利の高い債券や株式で運用されていることが多くなっています。

毎月高い分配金が支払われお小遣いの感覚で受け取れるため、人気の種類となっている投資信託です。

一方、毎月分配型は収益を超えて支払われているケースもあり、投資元本から分配金を出すこと(特別分配金)により、基準価額が下がっていっている毎月分配型投資信託には注意しましょう。

投資元本から分配金を支払っているケース
買付時 分配落ち前 分配落後
基準価額 10,000円 10,020円 9,970円
分配金 - 50円
うち20円 分配金
30円 特別分配金
-

分配金を支払っていないファンドのパフォーマンス(青線)


特別分配金を支払っているファンドのパフォーマンス(青線)

楽天証券より

分配金は、投資信託の純資産から支払われているため、分配金を出すとその分基準価額が下がります。投資した時の基準価額より分配金支払い後(分配落ち)の基準価額が下がっている場合、投資元本からの分配金支払いとなり非課税となります。非課税となる投資元本からの分配金を「特別分配金」といいます。

また、分配金を頻繁に支払うことで複利効果が薄れ、運用効率が悪くなるデメリットもあるため、できれば毎月分配金を再投資するのがおすすめです。

◼️毎月分配型 分配金の高いおすすめ投資信託ランキング
(基準価額は2019年5月13日、分配金は運用により変動する可能性があります)
順位 銘柄名 直近分配金実績 基準価額 分配金利回り
1位 三菱UFJ Jリートオープン(毎月決算型) 300円 19,476円 18%
2位 ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算型)Bコース為替ヘッジなし 40円 2,987円 16%
3位 アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型 200円 10,519円 16%
分配金は毎月同じではないため直近年間実績(1,700円)で計算

最も分配金が高いのは、1位の「三菱UFJJリートオープン(毎月決算型)」で、1万口の19,476円買付すると年間3,600円の分配金が受け取れます。
例えば、10万円投資すると毎月分配金が1,500円、年間18,000円受け取れます。日本の不動産投資証券「Jリート」に投資することで、賃料収入や値上がり益を収益源として運用しています。

2位の「ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算型)Bコース為替ヘッジなし」は、米国リートに投資し、1位と比較してリートの価格変動リスクに加えて為替変動リスクがあります。

配当利回りは16%で、10万円投資すると毎月分配金1,230円、年間16,000円受け取れます。

3位の「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」は、成長性の高い米国株式に投資します。リスクとしては、株式の価格変動リスクとドルの為替リスクがあります。同額の毎月分配金を安定的に出すのではなく、毎月決算末の全営業日の基準価額に応じて分配金が決まります。

基準価額 分配金(1万口あたり)
11,000円未満 0~200円
11,000~12,000円未満 200円
12,000~13,000円未満 300円
13,000~14,000円未満 400円
14,000円以上 500円

分配金は、毎月の基準価額に応じて決定されるため、値下がりしているときに無理な分配金支払がないのはメリットですが、値下がり時分配金が0円になる可能性があります。

楽天証券
 楽天証券
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投資信託

2671本

ノーロード銘柄

1352本

ポイント投資

つみたてNISA

~値上がり率ランキング~

次に、値上がり率が高い投資信託ランキングをご紹介します。今何が投資として注目されているのか、今後上がりそうなのかを値上がり率ランキングを見れば分かります。

投資信託年間値上がり率ランキング
順位 銘柄名 値上がり率 (6ヶ月) 値上がり率 (1年)
1位 東京海上・グローバルヘルスケアREITオープン(年1回決算型) 6.98% 29.38%
2位 サイバーセキュリティ株式オープン(為替ヘッジなし) 30.91% 29.18%
3位 カタール・アブダビ株式ファンド 11.04% 23.08%

1位の「東京海上・グローバルヘルスケアREITオープン」は、世界のヘルスケアREITに投資します。世界のヘルスケアREITの約8割が米国銘柄で占めてられており、米国REITの影響を受けやすくなっています。

米国では、1946~1964年生まれの「ベビーブーマー世代」が高齢化しており、医療や介護などのヘルス関連市場の成長が続くと考えられています。ご紹介したのは年1回決算型ですが、毎月分配型を受け取ることができる毎月決算型もあります。

2位の「サイバーセキュリティ株式オープン(為替ヘッジなし)」は、サイバー攻撃から情報や機器を守るサービス・企業に投資するファ ンドです。

近年、AIやロボットを活用したサービスが成長する一方で、テクノロージーを悪用するためのサイバー攻撃に対するセキュリティ技術の社会的ニーズが高まっており、同時にそういった企業の株式価値が今後値上がりしていくものと考えられます。組入比率が高いのは、米国株式で米ドルの為替リスクや株価変動リスクがあります。

3位の「カタール・アブダビ株式ファンド」は、カタールまたはアブダビの金融商品取引所に上場する企業の株式、預託証券、REITに投資 しているファンドです。

カタールは天然ガス埋蔵量世界第3位、LNG(液化天然ガス)の輸出国としては世界第1位となっており、アブダビは原油・天然ガスと もに世界第7位の埋蔵量となっています。

このようにカタールとアブダビは、豊富な資源をもとに経済成長を続け、2022年にはサッカ ー・ワールドカップ開催、カタールナショナルビジョン2030、アブダビエコノミックビジョン、プランアブダビ2030とインフラ投資で産業育成を目指しています。株式変動リスクに加えて、先進国株式・新興国株式の騰落率と比較して大きくなっているため、ハイリスク・ハイリターンの投資となるため、投資には注意しましょう。

~値下がり率ランキング~

値下がりランキングは、下がっているところで購入し大きな利益を狙う「逆張り」投資派の方に参考にしてもらいたいランキングです。投資信託でも株式のようにチャートを見て、過去の実績(投資信託自体の運用実績がなければ、その投資信託が参考にしている指標など)を参考にして、安いところで買うのがおすすめです。

価格が下がっているものを買うことは、投資の世界では「ナイフをつかむようなもの」といわれ難しいと言われています。底の価格を見極めることは難しいですが、値上がりしていくものを買う「順張り」投資と比較して大きな利益を得やすく、長期で値上がりを待てるのであればおすすめの投資方法です。

投資信託前月比値下がり率ランキング
(2019年4月12日~2019年5月14日)
順位 銘柄名 値上がり率 前月比 値上がり率 前年比
1位 世界レアメタル関連株ファンド -16.14% -44.50%
2位 楽天日本株4.3倍ブル -16.04% -41.18%
3位 トルコ株式オープン -15.86% -38.63%

1位の「世界レアメタル関連ファンド」は、レアメタルの鉱山開発・生産、精錬・流通、代替材料開発・リサイクル事業等に係る株式に投 資しています。レアメタルとは、「希少金属」といわれ、地球上で存在量が少ない金属や生産が難しい金属をいいます。近年、MRIな どの医療機器、パソコン、テレビ、自動車(電気・ハイブリッド)、スマホなど高性能で高付加価値製品には不可欠の材料となっています。

直近の値下がりの要因は、レアメタルの世界産出量93%を占める中国が、トランプ米大統領による対中制裁関税の引き上げ発表により景気減速懸念から株価が下がっているためです。

今後も対中制裁関税第4弾が発動される懸念があり値下がりの可能性があるものの、長期で見れば電気自動車向けのレアメタルの需要は増加する見込みで、大きく下がったところで買うのも良いでしょう。

2位の「楽天日本株4.3倍ブル」は、日経平均株価の値動き(日々の騰落率)に対し概ね4.3倍程度になることを目指して運用します。例え ば、日経平均が1%値上がりしたとするとこのファンドは4.3%値上がりし、日経平均が1%値下がりするとこのファンドは4.3%値下がりします。一方、基準日から10日後や日経平均が10%の範囲の幅で上下を繰り返した場合、4.3倍とならなかったり、基準価額が比較時 より下がっていることがあるため、注意しましょう。

このファンドは、短期売買向けのファンドで、償還日が2022年6月14日と短く、値動きも4.3倍と大きくなっているため、長期投資には向いていません。

3位の「トルコ株式オープン」は、トルコ株式に投資するファンドです。

トルコがロシアから地対空ミサイルシステムの購入をしたことで対米関係が悪化し、外貨準備高への懸念からトルコリラが下落し、その上外貨準備が不十分なことにより為替介入ができないという悪循環からトルコの株価市場も大きく下落しています。

トルコリラ安とインフレが落ち着かなければ、投資は控えた方が良いでしょう。

しかしながら、トルコは、アジアと欧州の接点に位置しており、古くから東西文明の十字路として栄え、今後も貿易拡大が見込まれ、人口は約8,000万人で若年層が多いため内需拡大が期待されており、投資妙味はある国となっていますが、政治的リスクとインフレに注意が必要です。

~投資信託人気ランキング~

最後に人気の投資信託ランキングをご紹介したいと思います。

投資信託人気ランキング
(基準価額は2019年5月14日現在)
順位 銘柄名 リターン1年(年率) リターン3年(年率) 基準価額
1位 ニッセイグローバル高配当株式プラス(毎月決算型) -7.63% +7.77% 4,049円
2位 ブラジル株式ツインaファンド(毎月分配型)ツインa・コース -1.17% +8.80% 1,419円
3位 ひふみプラス -12.57% +11.43% 36,296円

第1位の「ニッセイグルーバル高配当株式プラス(毎月決算型)」は、毎月分配金が100円、分配金利回りは29%(年利)となっています。

世界の高配当株式に投資し、コール・オプションの売却取引を行う「プレミアムプラス戦略」で安定的な収益源としており、一定の価格以上の値上がり益を放棄する代わりに、価格変動に関係なくオプションプレミアムを受け取ることができる取引です。

プレミアムプラス戦略戦略例
(株価9,500円で投資し、権利行使価格を10,000円、オプションプレミアム30円、配当金180円とする場合、手数料やオプション手数料などは考慮していません)
株価 オプションプレミアム 配当金 株価損益 全体損益
9,500円 30円 180円 0円 210円
10,000円 30円 180円 500円 710円
10,500円 30円 180円 500円(10,000円以上の部分の値上がり益は放棄) 710円
9,000円 30円 180円 -500円 290円

この運用は、値上がり益を放棄する代わりに、値下がり時は損を軽減することができ、行使価格に届かず値上がりした場合は値上がり益に利益が上乗せされることになります。

第2位の「ブラジル株式ツインaファンド(毎月分配型)ツインa・コース」は、米ドルブラジル株式(ETF)などに投資しています。分配金は毎月65円と分配金利回りが54%(年)となっています。このファンドも第1位のファンド同様コール・オプション取引により値上が り益を放棄する代わりに、配当金とプレミアム収入を配当金の原資としています。

このファンドは償還日が2022年12月26日であることと、分配金を受け取ると運用効率が悪くなることに留意して投資しましょう。

第3位の「ひふみプラス」は、アクティブ運用の中でも、運用実績の良いため人気の投資信託となってます。運用方法として、経営方針や 戦略など数値に表れない部分も徹底的に調査・分析を行い、どのような投資環境でも独自要因で成長を遂げる企業を発掘します。また、日本のみではなく世界株式の投資対象として上下する株式市場の中でも柔軟に運用することで安定的に成長しています。

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② 楽天ポイントで投資ができる
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楽天証券は、投資信託取扱銘柄数が2,671本、うち買付手数料無料のノーロード投信が1,350本もあります。ネット証券随一の豊富なラインアップで、今回ご紹介しましたランキングに掲載の投資信託はすべて楽天証券で購入することができます。

投信取扱数が多いネット証券3社比較


投信取扱数(2019年7月) 2,671本 2,663本 1,181本
ポイント付与

購入額の3%
継続保有で0.048%

継続保有で年0.6%

継続保有で年0.08%
ポイントで投資

楽天ポイントに対応

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メリット① 取扱本数の多さ

楽天証券は、2019年7月現在2,671本もの投資信託を取り扱っています。

証券会社の中で最も多くの取扱数なので、楽天証券なら投資したいファンドが必ず見つかるはずです。

メリット② 楽天ポイントで投資可能

楽天証券で取り扱っている投資信託は、現金だけでなく楽天ポイントでの投資にも対応しています。

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