運営会社 | ロボアド名 | 最低投資金額 | 運用 手数料 (年率、税込) |
|
---|---|---|---|---|
ウェルスナビ |
ウェルスナビ | 1万円 | 1.1% | |
松井証券 |
投信工房 | 100円 | 無料 | |
マネックス証券 |
ON COMPASS | 1,000円 | 0.991%未満 | |
大和証券 |
ダイワファンドラップオンライン | 1万円 | 1.08% |
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ロボアドとは、「ロボットアドバイザー」の略で人口知能(AI)により資産運用のアドバイスをしてくれるサービスです。
ロボアドを理解するための6つのポイント
ロボアドは2種類に大別され、
1. 「投資一任型」…いくつかの質問に答えてリスク許容度を診断して、運用まで全てお任せする
2. 「助言型」…最適な資産配分を提案してくれるが注文は自分で行う
があります。
それぞれの特徴を確認してみましょう。
投資を全て一任するという契約を結ぶために「投資一任口座」を開設する必要があります。プロに任せて運用してもらう「ラップ口座」の運用者がAIに変わるだけで、ラップ口座のもともとの『複数の投資信託を包む(ラップ)』という意味が同じであるため、ロボアドの投資一任型にはラップという名前が付くこともあります。
ラップ口座のメリットとして「リバランス効果」
が挙げられます。
助言型の中でも2種類に分かれます。
1. 「助言型」…リスク許容度の診断後、資産の構成を提案をしてもらい、投資先の選別や実際の注文発注は自分で行うです。
2. 「ハイブリッド型」…提案してもらい、同意を求められたり、変更を加えることはできるが、リバランスや運用を自動で行うです。ハイブリッド型は、助言型と異なり手数料がかかることが多いですが、投資一任型に比べれば手数料体系が安くなっています。
「経験や知識がある方」→助言型
「ロボアドに全てお任せするのが不安に感じる方」→ハイブリッド型
「忙しいから全てお任せしたい」「運用について知識がないという方」→投資一任型
■ロボアドの種類 | ||||
---|---|---|---|---|
運営会社 | ロボアド名 | タイプ | 対象商品 | |
ウェルスナビ |
ウェルスナビ | 投資一任型 | 海外ETF | |
松井証券 |
投信工房 | 助言型 | 国内外投資信託 | |
マネックス証券 |
ON COMPASS | 投資一任型 | 国内外ETF | |
大和証券 |
ダイワファンドラップオンライン | 投資一任型 | FWOインデックスシリーズ | |
マネックス証券 |
マネックスアドバイザー | ハイブリッド | 国内ETF |
上記で紹介したロボアドの中でも、、特に人気のあるウェルスナビ、ON COMPASSの運用実績を解説したいと思います。
タイプ | 最低資金額 | 積立可能額 |
---|---|---|
投資一任型 |
1万円~ |
1万円~ |
手数料 | リバランス機能 | 税金最適化機能 |
1.1%(税込) |
ウェルスナビは、2016年1月招待制にてサービスが開始し、本格的には2016年7月に運用サービスが正式スタートしました。ウェルスナビを立ち上げたCEOの柴山 和久氏は、アメリカ人の資産運用をする義父母と日本にいる資産運用をしていない両親の資産で10倍の開きがあることに驚き、忙しい方でも当たり前に資産作りができるインフラをつくるために、ウェルスナビをスタートさせました。
全自動で世界レベルの資産運用ができるウェルスナビは、現時点でロボアドバイザー預かり資産・運用者数※第1位となっており、ロボアドといえばウェルスナビと言えるでしょう。
■リスク許容度別運用パフォーマンス
サービス開始時に100万円、その翌月から毎月3万円積立投資した場合のパフォーマンスです。譲渡益にかかる税金は考慮していませんが、手数料は控除後のパフォーマンスとなっています。
リスク許容度 | 過去1年 (ドル建) |
2016年1月~2019年4月 (ドル建) |
過去1年 (円建) |
2016年1月~2019年4月 (円建) |
---|---|---|---|---|
リスク許容度1 | +1.4% | +11.0% | +4.5% | +9.1% |
リスク許容度2 | +1.3% | +16.0% | +4.4% | +14.0% |
リスク許容度3 | 0% | +19.0% | +3.1% | +17.0% |
リスク許容度4 | -0.9% | +22.2% | +2.1% | +20.1% |
リスク許容度5 | -2.0% | +24.2% | +1.0% | +22.1% |
サービス開始から2019年4月まで投資していれば、ドル建なら24.2%、円建なら22.1%のリターンを得ることができています。
ノーベル賞受賞者が提唱する理論に基づく金融アルゴリズムから、顧客に合うポートフォリオを自動で構築し売買します。
顧客の譲渡益に対する税負担を自動的に最適化する機能「DeTAX」が標準搭載されています。
DeTAXの例
分配金の受取やリバランスにより値上がりしたETFの売却をした場合、利益が発生し、利益に対して税金20.315%の税負担がかかります。そこで、「DeTAX(デタックス)」では、分配金の受け取りやETF(上場投資信託)の売却によって生じる税負担の一部または全部を、リターンがマイナスになっている銘柄をいったん売却して損を確定させ、すでに実現している「利益」と、売却によって実現した「損」を相殺することにより、その年の利益を圧縮もしくはゼロにし、税負担を翌年以降に繰り延べます。
資産運用に手間と時間をかけずに、世界水準の最先端のテクノロジーで資産を増やすことができるのが、ウェルスナビです。ウェルスナビの投資対象は海外ETFで、具体的には米国株・日欧株・新興国株・債券・金・不動産などのETFに投資しており、長期で積立・分散運用するのに最適なETFを厳選しているため、世界の経済成長を取り込み資産を増やしていくことができます。
運用コース | 期待リスク(年率) 数字が低い→リスク低い 数字が大きい→リスク高い |
騰落率 (6ヶ月) |
騰落率 (1年) |
騰落率 (設定来) |
---|---|---|---|---|
Aコース | 1.7%~3.6% | -0.41% | +0.17% | -4.27% |
Bコース | 2.6%~3.6% | -1.38% | +0.37% | -6.15% |
Cコース | 3.5%~ 6.5% | -1.48% | +1.71% | +2.12% |
Dコース | 5.1%~8.9% | -2.16% | +3.23% | +5.27% |
Eコース | 6.8%~11.2% | -2.91% | +4.17% | +8.51% |
Fコース | 8.6%~13.4% | -3.84% | +4.07% | +11.74% |
Gコース | 10.3%~15.7% | -4.82% | +3.72% | +14.15% |
Hコース | 12.1%~17.9% | -5.86% | +3.37% | +16.54% |
ON COMPASSは、リスクが低いコースになると、運用パフォーマンスが悪くなっていますが、リスクを大きくとるコースでは、設定来16.54%上昇しています。
複数の質問に答えることにより、投資意向に沿った最適な長期資産計画を策定してくれます。
例えば、定額積立をして教育費やマイホームなどの決まった支出金額目標を達成できるように計画し、毎月積立金額と投資先を提案・実行してくれます。または、現在ある退職金などの資産を減らさないようにする計画など、自分の資産計画を達成できるようサポートしてくれるから、人生の目標も資金面から達成をサポートしてもらえます。
さらに、資産計画を達成するために、目標金額からの乖離率をお知らせしてくれ、見直しが必要な場合はお知らせしてくれます。
FPのような人生設計の目標に合わせて運用ポートフォリオを組んでくれるON COMPASSは、運用だけでなく目標に合わせた貯蓄計画も立ててもらい方に最適なサービスです。
運営会社 | ロボアド名 | 最低投資金額 | 運用手数料 (年率、税込) |
確定申告 | |
---|---|---|---|---|---|
ウェルスナビ |
ウェルスナビ | 1万円 | 1.1% | 不要 | |
松井証券 |
投信工房 | 100円 | 無料 | 不要 | |
マネックス証券 |
ON COMPASS | 1,000円 | 0.991%未満 | 不要 | |
大和証券 |
ダイワファンドラップオンライン | 1万円 | 1.08% | 不要 |
ロボアドには確定申告が必要になるロボアドもありますが、今回ご紹介の5社のロボアドは特定口座で確定申告不要で取引することができます。ロボアドの中でおすすめなのは、ウェルスナビです。
ウェルスナビのように税負担を自動で最適化できるよう、自動売買してくれるDeTAXのサービスがあるのは大きなメリットとなります。
ロボアドの手数料は、購入時や別途支払うことはなく、年率◯%と日々間接的に資産から引かれます。運用パフォーマンスを上げるためにはコストが低いことが最低条件となります。
■ウェルスナビの手数料
手数料(税込) | |
---|---|
預かり資産3,000万円まで | 年率1.1% |
3,000万円を超える部分 | 年率0.55% |
なぜこんなに手数料が安いのかというと、運用対象を海外ETFに絞っているからです。
ETFや投資信託には、買付手数料のように直接支払う手数料とは別に運用時に信託報酬または管理手数料として日々引かれる手数料がありますが、海外ETFは信託報酬が低いのです。
例えば、国内で信託報酬が低いといわれている日経225連動上場投資信託(銘柄コード:1321)の信託報酬が年率0.22%に対して、米国で最も人気のバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(スティッカー:VT)の信託報酬は0.09%と非常に低くなっています。
信託報酬が低い海外ETFを中心に運用しているため、ロボアドのコストも低くなっており、長期運用でかかせない低コスト運用をウェルスナビで実現できます。
2016年1月設定来の運用パフォーマンスが、リスクが低い「リスク許容度1」で+11.0%、(円建+9.1%)リスクが高い「リスク許容度5」で+24.2%(円建+22.1%)もたたきだしています。
時間と手間をかけずに資産増やすなら、ウェルスナビがおすすめです。
税金最適化機能「DeTAX」で納税額を最適化してくれる。
ポートフォリオの自動構築から、税金のことまで、全自動で運用ができる。
8つの投資銘柄があり、それぞれで最も優れているものへ投資しているので、比較的安定した運用益を期待できる。
運用手数料(年) |
1.1%※税込 |
---|---|
運用コース数 |
5本 |
最低必要資金 |
1万円 |
最低積立金額 |
1万円 |
利用者数 |
|
スマホで取引 |
〇 |
特徴 |
税金最適化機能搭載 |