IPOとは、新規上場株のことで、新しく市場に上場する株のことです。
IPO株は上場前の抽選に当選した人だけが購入することができ、それを上場後に売却することで利益になります。
IPOで利益が出るまでの4ステップ
取扱銘柄数 2024年 |
---|
取扱銘柄数 2023年 |
2024年主幹事数 |
抽選方法 |
その他特徴 |
IPOには新興企業が多いため成長余地の大きさから大幅に値上がりする可能性があるためです。
また、IPOの購入価格(公募価格・売出価格)は割安に設定されるため、初めて上場したときに付ける値段、つまり『初値』で売却すれば大きな売却益を得られることが多いです。
2024年12月時点のIPO抜粋 | |||
---|---|---|---|
銘柄 | 公募価格 (買った価格) |
初値 (売れた価格) |
利益 |
光フードサービス(138A) | 2,660円 | 5,850円 | +319,000円 (1株当たり+3,190円) |
ジンジブ(142A) | 1,750円 | 3,980円 | +223,000円 (1株当たり+4,510円) |
Cocolive(137A) | 1,780円 | 3,990円 | +221,000円 (1株当たり+2,210円) |
キオクシアホールディングス(175A) | 1,455円 | 1,440円 | -1,500円 (1株当たり-15円) |
VRAIN Solution(135A) | 3,960円 | 5,190円 | +222,000円 (1株当たり+1239円) |
■2024年IPO勝率と全ての利益合計
IPO件数 | 86件 |
---|---|
初値で値上がり | 64件 |
初値で値下り | 19件 |
初値で変わらず | 3件 |
勝率 | 74.4% |
全ての利益合計 | 約370万円 |
2024年の全IPO銘柄のうち、約7割の銘柄で利益が出ています。
昨年度ですが、2024年6月までの「IPO初値売り利益(損失)」で見た勝率は、32勝4敗の84.2%となっています。
2023年と比べてもかなり好調な数字だと言えるので、今年度にも期待が高まります。
IPO抽選で当選確率を上げるには、複数口座でIPO抽選に申込を行い、抽選回数を数倍に増やすことです。通常IPO申込には、申込分の資金を事前に預けておく必要があり、申込から上場まで2~3週間かかるためその間その資金を動かすことはできません。
しかし、中には資金を事前に預けておかなくても良い口座もあるので、当選しやすい口座と資金不要の口座を組み合わせて複数口座申込むことで当選倍率を数倍に増やすことができます。
IPOの抽選回数を増やすための戦略
事前入金が不要の証券会社「松井証券」
①抽選前に入金する必要なし!資金の用意は抽選結果を確認してからでOK
②70%以上完全抽選のため、IPOの抽選参加者全員に同じ確率でチャンスがある!
③NISA口座で申込が可能!大きな利益が狙えるIPOだからこそ非課税枠でスタート
④IPOに関わる手数料は無料!コストを抑えてIPO投資ができる
IPOで当選確率を上げるためにまずやることは「資金不要で抽選できる口座」を作ることです。
資金不要の口座でおすすめの3社はこちらです。これだけでも抽選回数を大幅に増やすことができますね。
どの口座も無料で作成でき口座維持手数料などはかからないので必ず作っておきましょう。
証券会社 | 2024年 IPO件数 |
2023年 IPO件数 |
2022年 IPO件数 |
---|---|---|---|
70本 |
|
55本 | |
49本 | 37本 | ||
10本 | 12本 |
資金不要の口座でも当選したら入金が必要です。
入金を忘れるとIPO株の購入ができなくなってしまうので、忘れずに行いたいところです。
マネックス証券はIPO取扱数が多く、1人1票の完全平等抽選を採用している証券会社です。
マネックス証券の口座も用意しておけば、IPOの抽選に役立てることができますよ。
証券会社 | 2024年IPO件数 | 2023年IPO件数 |
---|---|---|
(主幹事:1本) | 53本(主幹事:0本) |
マネックス証券のIPOの抽選方式は、どんなに資金を持っていても一人一票の「完全平等抽選」です。
資金を大量に持っている人が当選しやすいということはありませんので、すべての方に平等に当選のチャンスがあります。
参加するにはその分の資金が必要ですが、取扱数も多く当選するためには必要な口座の一つです。
証券会社 | 2024年IPO件数 | 2023年IPO件数 |
---|---|---|
(主幹事:0本) | 60本(主幹事:0本) |
楽天証券も特殊な抽選方法を採用している口座の一つです。
楽天証券が採用しているのは「後期型」と呼ばれる抽選方法で、抽選日がほかの証券会社よりも遅いことが特徴です。
そのため、ほかの証券会社で抽選を受けた後、落選だった場合はその資金を楽天証券へ移し抽選を受けるということが可能です。
追加の資金なしで抽選回数を増やせる口座なので忘れずに開設しておきましょう!
IPOの抽選回数を増やすための戦略
IPOの抽選回数を最大5倍に増やすためには以下の表の5つの口座が必要です。
例として、参加するのに20万円(100株)が必要なIPOに資金20万円で参加する場合を見てみましょう。
抽選回数を増やすために必要な口座 | ||
---|---|---|
抽選を受けるために必要な資金 | 口座 | 抽選回数 |
0円 | 1回 | |
1回 | ||
1回 | ||
20万円 | 1回 | |
1回 | ||
合計抽選回数 (必要資金) |
5回 (20万円) |
①まずは、IPOの抽選に資金が不要の松井証券、岡三オンライン、DMM株で申し込みます。
②次にIPOの取扱が多いマネックス証券へ資金を投入し抽選を受けます。
③次にマネックス証券と同じ資金で抽選できる楽天証券に資金を投入し抽選を受けます。
これで1回分のIPOに必要な資金で最大5社で抽選を受けられるようになります。
1918年に創業された老舗証券会社。
資金不要でIPOに申し込みが可能!
当選が分かってからの入金でOK
さらに、NISA口座なら売買手数料が常に無料!口座開設費や維持費用もかからないのでこの機会にぜひNISA口座を開設しましょう。
積立可能な |
|
---|---|
ノーロード本数 |
|
つみたて投資枠 |
|
最低積立金額 |
100円~ |
ポイント投資 |
× |
スマホで取引 |
〇 |
現物取引手数料 |
0円~ |
IPO件数 |
|
特徴 |
50万円まで取引手数料無料! |