LINE証券の評判から人気の理由を考察。初心者におすすめできる4つの理由と2つの注意点。証券会社5社で徹底比較

LINE証券の評判は?LINE証券が初心者におすすめな4つの理由

LINE証券とは、トークアプリのLINEの中で手軽で簡単に株式や投資信託に少額から投資できる証券会社です。LINE右下【ウォレット】をタップし、LINE Pay の下部に出てくる【証券】をタップすると起動できます。

LINE証券は2019年8月にできたばかりの証券会社ですが、証券大手の野村證券と業務提携しているので、安心して大切な資産を預けることができます。

そんなLINE証券は、1株から少額で株式取引を始められ、注文方法が簡単で分かりやすいと評判です。

また、初心者の方でも随時ヘルプボタンがあったり、お知らせがLINEで届いたり、スマホで手軽に取引できるところが人気です。また、2021年4月30日までVisa LINE Pay VISAクレジットカードによるカードショッピングで3%LINEポイントが貯まるのでその使い道としても便利だと評判です。

LINE証券の株取引は、100株単位で行う取引所取引と1株単位での単元未満株式取引があります。

取引所取引はどの証券会社も取り扱っている取引で、取引所を通して取引するので単元未満株式取引と比較すると割安な手数料となっています。LINE証券は取引所取引の買付手数料が無料となっています。ただ、取引所取引は100株単位での取引となっており、株価によっては20~30万円単位で取引しなければなりません。

一方、1株から買えるのが単元未満株取引で、証券会社によって取扱のないところもあります。

LINE証券の単元未満株取引はPTS(私設)市場価格から+昼間取引は0.2%~0.4%、昼休み・夜間取引は1%(銘柄、取引時間ごとにスプレッドが異なる)、の上乗せした価格でLINE証券との相対取引で行います。取引所取引に比べると手数料は高くなりますが、1株から少額で買付でき、夜間もリアルタイムで取引できます。

LINE証券は投資経験のない初心者の方に特に、おすすめな証券会社となっており、おすすめの理由は以下の3つになります。

1株から購入できる

株式を購入するには、単元株式制度といって通常100株からの購入となります。多くの株が1株あたり2,000~3,000円するため、最低投資資金として20〜30万円必要でした。

LINE証券では1株から購入できるため、1株1,000円なら1,000円から少額で株主になることができます。1株だけの保有でも、株主としての権利である配当金を受け取ることができます。対象銘柄は、国内有名企業の1,000社、15銘柄のETFとなっています。

株主優待は銘柄により異なりますが、多くの銘柄が100株以上としているため、株主優待目的での投資で100株未満となっている場合は、買い足して100株以上を目指しましょう。

買付手数料が無料(単元株取引の場合)、LINEポイントでも買付可能

取引所取引は買付手数料無料となっています。取引所取引は100株単位で平日9:00~11:30 12:30~15:00の取引しかできませんが、LINE証券での取引所取引なら買付手数料が一切かかりません。

1株単位での単元未満株取引でも9:00~14:50(11:20~12:30除く)の昼間の取引ならスプレッドがたった0.2~0.5%と非常に安く、昼休み・夜間の場合は1%になります。 (銘柄、取引時間ごとにスプレッドが異なる)

さらに、LINEPayのチャージ&ペイでの決済などで貯めることができるLINEポイントを1ポイント→1円として、株式、ETF、投資信託の購入代金に充当することができます。

3.平日21:00までリアルタイムで取引可能 (一部銘柄のみ取引可能)

通常の株式市場は平日9:00~15:00(休憩11:30~12:30)にしか開いていないことから、平日の昼間しかリアルタイムでの取引できません。

LINE証券なら、平日21:00までリアルタイムで取引することができます。

リアルタイムでの取引でできることで、取引所が開いていない夜間に注文を出してもすぐに売買が成立します。通常取引所が開いていないときに注文を出すと、翌営業日にしか売買が成立しませんが、夜間にリアルタイムで売買できれば、利益が出て売った売却代金ですぐに買付でき、買いたいと思ったときにすぐ買うことができます。

LINE証券で好評の「タイムセール」で最大7%OFF

LINE証券では、ゲリラ開催でタイムセールを開催されるのも魅力です。

対象の銘柄が7%OFF、5%OFF、3%OFFの割引価格で購入できる

タイムセール開催時間に、対象の銘柄が、7%OFF、5%OFF、3%OFFのいずれかランダムで、通常の株価より安く購入することができる仕組みとなっています。対象の銘柄は毎回最低5銘柄が選定され、一人1銘柄のみ、銘柄ごとに決められた購入上限数まで、購入することができます。

また、株のタイムセール時の取引は、スプレッドなどの手数料は無料となっているので、お得に株を買うことができます。


例えば、10,000円の銘柄を7%OFFで、3株買った場合、

実際の価格(30,000円)-割引後価格(27,900円)=2,100円


2,100円も安く買えたことになり、これを翌日9時以降に売却すれば、2,100円の利益※1が出ることになります。さらに、株を保有して値上がりを待てば、2,100円以上の利益になることもあります!

月に1回程度の頻度で、開催日当日に告知されるゲリラ開催!

タイムセールの告知は、LINE証券のLINE公式アカウント、公式Twitteで開催日当日に告知されます。

15時に割引価格で買える対象銘柄が発表されます。17時にタイムセールがスタートなので、17時までに入金を済ませておきましょう。購入できる株数には上限があるので、銘柄によっては19時の終了時間前に、締め切られることもあるので、なるべく早めに株の購入を申し込んでおきましょう。

※1:株価は変動する可能性があります。
■その他のご注意事項
・タイムセールへの参加は1日1回までです。
・1日のタイムセールでおひとり様、対象銘柄のうち、1銘柄のみ、銘柄ごとに決められた購入上限株数まで割引価格でご購入いただけます。
・注文代金は21時以降に残高から引き落としとなります。その時点で残高が足りない場合は、注文が失効となります。また、ご注文後の銘柄・数量の変更やキャンセルを行うことはできませんのでご注意ください。
・内部者登録されている銘柄は、タイムセールではご購入いただけませんのでご了承ください。
・タイムセールへの参加は、スマートフォンからのみ可能となります。
・タイムセールへの参加は、満20歳以上の方に限らせていただきます。
・割引価格で購入する権利を他の方に譲渡することはできません。

LINE証券を使う2つの注意点

NISAが利用できない

NISAとは、証券口座とは別にNISA口座を開くことにより、そのNISA口座から投資した株式や投資信託から生み出された利益に対してかかる税金が非課税になる制度です。

通常株式で売却益や配当金を受取ると、その利益に対して20.315%の税金が課税されます。例えば、株式に1万円投資し、1万2,000円で売却したとすると、その利益2,000円×20.315%の406円が利益から差し引かれ、受取金額は1万1,594円となってしまいます。

NISA口座を開設できれば、その利益を非課税で受取ることができるのですが、LINE証券はそのNISA口座を開設することができません。

2.取引手数料の仕組みが分かりにくい

LINE証券では、100株単位で行う取引所取引と1株から購入できる単元未満株取引(相対取引、100株での購入も可能)の2種類があります。

この取引の種類により、取引手数料の体系が異なります。

<取引所取引(100株単位での取引)>

・買付時無料

・売却時

約定金額 手数料
5万円以内 99円
5万円超10万円以内 176円
10万円超20万円以内 198円
20万円超50万円以内 484円
50万円超100万円以内 869円
100万円超150万円以内 1,056円
150万円超3,000万円以内 1,661円
3,000万円超 1,771円
※同一日に同一注文で複数の約定となった場合は、約定代金を合算し手数料を計算します。

<単元未満株取引(1株単位での取引)>

・取引手数料無料

・スプレッド

銘柄、取引時間ごとにスプレッドが異なります。
9:00~14:50 → 0.2%~0.5%※11:20~12:30除く
11:30~12:20(一部銘柄のみ) → 1%
17:00~21:00(一部銘柄のみ) → 1%

スプレッドとは差額のことで、馴染み深いのは為替かもしれません。円からドルに換えるとき裸相場にいくらか上乗せした価格で交換します。逆にドルから円に換えるときは裸相場からいくらか差し引きされた価格で交換します。

つまり、買付時には株価×0.2~1%×買付株数が買付代金に上乗せされ、売却時には株価×0.2~1%×売却×売却株数が売却代金から差し引かれます。

このようにLINE証券の単元未満株取引の手数料は価格に上乗せするスプレッド方式となっており、9:00~14:50が0.2%~0.5%(11:20~12:30除く)、11:30~12:20、17:00~21:00(一部銘柄のみ)が1%のスプレッドで、単元未満株取引(スプレッドを上乗せする手数料方式)では業界最低水準の手数料となっています。

1株単位での取引にかかるこのスプレッドは平日の昼間が圧倒的に安くなっています。

手数料を考えると日中に取引をするのがおすすめです。

証券会社5社の特徴比較

<証券会社比較(手数料は税込)>

  
証券会社 20万円時
株式手数料(単元株取引)
単元未満株取引 ポイント
LINE証券 買付無料
売却198円
銘柄、取引時間ごとにスプレッドが異なる
9:00~14:50→0.2%~0.5%
※11:20~12:30除く
11:30~12:20(一部銘柄のみ)→1%
17:00~21:00(一部銘柄のみ)→1%
LINEポイントで株式や投資信託の購入可能
SBI証券 片道115円
往復130円
約定代金の1%(最低手数料110円) 株式手数料の1.1%のTポイント付与(Tポイントで株式購入不可)
岡三オンライン 片道220円
往復440円
2万円以下 220円
3万円以下 330円
10万円以下 660円
10万円ごとに660円ずつ増加(0.6~1%程度)
マネックス証券 片道180円
往復360円
取扱なし マネックスポイントでAmazonギフト券などに交換
SMBC日興証券 片道198円
往復396円
2,000円未満 2.53%
(最低手数料1,100円)
2,000円以上 770円
dポイントで株式購入可能

LINE証券は、単元株取引、1株から買える単元未満株取引においても、業界最低水準の手数料が魅力です。

LINEポイントで株式や投資信託の購入代金に充当でき、入金が銀行と連携したLINEPayでできるので入金作業が簡単で、取引もLINEアプリでできるからいつでもどこでも気軽に取引できます。

LINE証券は、1株単位での取引でも、取引所取引のようにリアルタイムで売買できるから、売却代金で他の上がりそうな銘柄をすぐ買付することができます。

単元未満株取引においてリアルタイムで取引できるのは、LINE証券だけで、取引手数料も安くなっています。

LINE証券の口座開設は簡単3ステップ

LINE証券は、口座開設も簡単で、最短翌営業日に口座開設完了となります。

①LINEアプリ→右下ウォレット→証券

②口座開設

③規約を確認→LINEに登録されている本人情報を確認

④マイナンバーカードまたは通知カードをスマホで写真を撮ってアップロード

かんたん本人確認へ遷移

⑤指示に従って、運転免許証の写真撮影、自分の立体写真を撮る

申込完了

⑥口座開設できたらLINE証券公式ラインから通知がくる

LNE証券の口座開設はスマホ完結で簡単に手続きできます。通常証券口座の開設には住所確認のため、書類の受け取りが必要となっており、書類を受け取れないとログインできないことが多くなっていますが、LINE証券は書類の受け取りが不要なためスマホで完結させることができます。(マイナンバー個人番号のみ、住民票の写し+健康保険証での確認方法の場合には郵送での受け取り確認が必要になります)

タイムセールの開催が発表されると口座開設者が多くなるため、ゲリラ開催前ではなく前もって開設手続きしておくと良いでしょう。開設手続きは10分程度でできるので、是非LINEのウォレットの【証券】をタップしてみましょう。

LINEアプリを使って数百円から投資ができる!手軽さ◎

LINE証券

厳選した日本の有名企業1,000社が1株150円~3,000円程度から購入でき、初心者の方にとてもおすすめ。
いつも使っているLINEのアプリから口座開設や、取引ができるので気軽に利用できるのが特徴です。
取引手数料は無料です。(取引コストが発生)

取引可能商品

国内株式

利用可能ポイント

LINEポイント

最低取引単位

1株

取引手数料

0.2%~1%
※銘柄、取引時間ごとにスプレッドが異なる

スマホで取引

株の定期買付

-

つみたてNISA

9本

ロボアド

-

IPO件数
(2021年)

11本

特徴

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