ネット証券初心者におすすめ、人気の証券口座3選を比較! 手数料が安く、口座数と銘柄数が多い口座は?

ネット証券とは? 総合証券会社との違いとメリットデメリット

1.ネット証券は手数料が安い!

総合証券の株式売買手数料はインターネット取引であれば店頭取引(電話や営業員を通しての取引)よりも安くなりますが、ネット証券はそれ以上に売買手数料が安いという特長を持っています。

  
証券会社 手数料
20万円取引時(税込)
ネット証券

113円

194円

180円
総合証券

野村證券
150円

大和証券
1,080円

2.商品サービスの違い

証券会社は、株式の他に、主に債券・投資信託を販売しています。

債券とは、発行体が潰れない限り満期まで保有すれば、利息が受け取れ、元本が返ってくる商品です。株式に比べるとリターンは少ないですがリスクも低い商品です。

円建債券であれば定期預金の代わりにできる商品でもあります。ネット証券でも総合証券がグループにあれば、債券の引き受けがあり、購入することができるネット証券もあります。

投資信託は、株式や債券をパッケージにした商品です。株式で値上がりを狙うものや、債券で毎月分配を受けとれる投資信託があります。

ネット証券でも取扱がありますが、新規発行の債券や新しいテーマの投資信託を買いたい場合は総合証券の方が、品揃えが多いです。

  
証券会社 債権の取扱い 投資信託の取扱い
(2019年5月)
投資信託の新商品
ネット証券


2,663本


1,108本


993本
総合証券

野村證券

857本

大和証券

548件

 

3.IPOの主幹事数は総合証券が多く、取扱銘柄数はネット証券が多い

IPOとは、株式を株式市場に新規上場させることです。IPOの公開価格は市場の株式価値よりも割安に設定される可能性が高いので、初心者が株式を始めて大きく利益を得るなら、申込みは必須です。

IPOの主幹事数が大手総合証券は多いです。
特に野村證券は多くのIPOの主幹事を務めています。

主幹事証券とは、株式を新規上場するときに、株式を引き受ける会社のうち主導的な役割をする会社で、引き受け株数も上場する株式の約70%~85%と圧倒的な数を引き受けます。

ただ、大手総合証券のIPO配分は資金力によって優先配分されてしまいます。

一方、ネット証券は、平等抽選で資金力は関係ありません。しかし、ネット証券でも、グループ会社が大手証券会社の場合、100%平等抽選ではないので注意しましょう。

銘柄数で言えばネット証券のSBI証券SMBC日興証券が突出して多くなっています。

銘柄数が多いということは、申込できる機会が多くなり、IPOの当選確率がアップします。

  
IPO主幹事数とIPO取扱銘柄数一覧(2018年)
証券会社 IPO主幹事数 IPO取扱銘柄数
ネット証券

11社 86社

0社 23社

20社 66社
総合証券

野村證券
23社 37社

大和証券
12社 31社

人気のおすすめネット証券口座3選

SBI証券

主要ネット証券トツプ水準の格安な手数料です。

IPOの銘柄数が2018年通期でトップなので、IPOの申込機会が多くあります。IPOの配分は70%平等抽選、30%IPOチャレンジポイント配分です。

チャレンジポイント配分とは、IPOの抽選で外れるたびに付与されるポイントで、ポイントが多い方から優先的に配分されます。そのためSBI証券ではIPOに外れ続けることがありません。

新興市場に上場するIPOの主幹事が多いので初値で大きく利益がでる可能性があります。

新興市場に上場する株は、成長余地があり、さらに上場する株式も少ないです。
そのため売り圧力が小さいので、大きく上がる可能性があります。

 

カブドットコム証券

口座数が少ない割には、IPO銘柄数が多いので、当選する可能性が高いです。三菱UFJ フィナンシャルグループなので、三菱UFJモルガンスタンレーが引き受けた新発債券も購入できます。

 

SMBC日興証券

ダイレクトコース(インターネット取引)の株式売買手数料が安く、大手総合証券会社のため、IPO主幹事やIPO取扱銘柄数が多いです。ただ配分が90%店頭抽選・10%以上完全平等抽選となりますので、90%分は窓口で資金力の多い方から配分されてしまいます。

総合証券でもありますので、新発債券・投資信託の商品数が多いです。

ネット証券口座は手数料と取扱銘柄数、口座開設数で選ぶ!

証券会社 口座数 IPO取扱銘柄数
(2018年)
IPO主幹事数 手数料
20万円取引時(税込)

420万 86社 11社 113円

109万 23社 0社 194円

285万 66社 20社 180円

 

ネット証券の中でも、SBI証券手数料が安く、また口座数も1番多いです。

SBI証券の主幹事数はSMBC日興証券に比べて少ないですが、配分がSBI証券70%平等抽選30%チャレンジポイント配分となっています。

一方SMBC日興証券90%店頭抽選で資金力によって配分されることを考えると、SBI証券がいいでしょう。

 

SBI証券のメリットデメリット比較

株式売買するなら、手数料もネット証券トツプクラスの安さとIPO取扱銘柄数トップであることから、SBI証券がおすすめです。

また、SBI証券が主幹事証券の会社は新興市場での上場が多く、初値で大きく利益が得られる可能性があります。

抽選も、70%平等抽選で資金力に関係なく平等です。また外れてしまう方にもチャレンジポイント制度で当選するチャンスがあります。

一方、貯蓄性・安全性の高い新発債券等の商品の引き受けは少ないので、定期預金のような債券を買いたい場合は、店頭販売を主とする大手証券のグループであるカブドットコム証券SMBC日興証券でも口座を保有するといいでしょう。

 

SBI証券は最も多くに投資家に選ばれる優れた口座

SBI証券は、ネット証券でトップの口座数を誇っています。口座数が多いというのは、IPOの取扱数が多いことや格安の売買手数料であるから、多くの投資家に選ばれているのです。

SBI証券は新興市場の主幹事数が多いです。

もし2018年IPOのSBI証券の主幹事案件が全て当選していたら、 約312万円の利益が出ています。早速口座開設して、IPOに申込んでみましょう。

2018年SBI証券主幹事案件

銘柄名(銘柄コード) 発行価格 初値 初値売り利益
リンク(4428) 3,580円 7,620円 +404,000円
ソフトバンク(9434) 1,500円 1,463円 -3,700円
ピアラ(7044) 2,550円 5,030円 +248,000円
VALUENEX(4422) 1,840円 4,300円 +246,000円
マリオン(3494) 2,380円 3,800円 +142,000円
エクスモーション(4394) 3,340円 5,000円 +166,000円
GA technologies(3491) 2,510円 5,780円 +327,000円
エーアイ(4388) 1,000円 3,500円 +250,000円
ライトアップ(6580) 2,820円 3,725円 +90,500円
エヌリンクス(6578) 1,810円 3,780円 +197,000円
RPAホールディングス(6572) 3,570円 14,280円 +1,071,000円

口座開設数最多の大人気ネット証券会社

SBI証券
SBI証券

口座開設数最多の大人気ネット証券会社。
人気のIPOをと多数取り扱っているところも◎また夜間取引が可能という点も初心者から上級者まで幅広い方に支持される理由のひとつ!

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投資信託本数

つみたて投資枠商品数

最低積立金額

100円~

ポイント投資

スマホで取引

現物取引手数料

0円~

IPO件数

特徴

豊富な取扱本数とIPO件数

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