SBIネオトレード証券の評判は? 4つのメリット・デメリットを紹介。SBIネオトレード証券のIPOがおすすめな3つの理由

SBIネオトレード証券の評判は?利用者はこんな所に満足している!

SBIネオトレード証券は、「外為オンライン」「ひまわり証券」などが属するISホールディングスに属しています。ISホールディングスは、そのほかにも堅調な運用成績を伸ばしていることで有名な「ひふみプラス」を運用しているレオス・キャピタルワークス(株)の株式を保有し関連会社としています。

SBIネオトレード証券のメリットとして以下3つの点が利用者に喜ばれています。

取引手数料の安さ

■現物取引(税込)

取引金額 5万円 10万円 20万円 30万円 50万円 100万円
SBIネオトレード証券 55円 88円 106円 198円 198円 374円
SBI証券 55円 99円 115円 275円 275円 535円
楽天証券 55円 99円 115円 275円 275円 535円
マネックス証券 55円 99円 115円 275円 275円 535円

SBIネオトレード証券の取引手数料は、業界差安値水準としているSBI証券や楽天証券の手数料より、10万円以上の取引金額から安くなっています。

■信用取引(税込)

取引金額 5万円 10万円 20万円 30万円 50万円 100万円
SBIネオトレード証券
(全銘柄無料)
無料 無料 無料 無料 無料 無料
SBI証券 99円 99円 148円 198円 198円 385円
楽天証券 99円 99円 148円 198円 198円 385円
マネックス証券
(ETF・REIT・ETN
は無料)
99円 99円 148円 198円 198円 385円

SBIネオトレード証券の信用取引手数料は全銘柄無料になります。

マネックス証券も無料ですが、ETF・REIT・ETN限定となっているため、個別銘柄の信用取引でも手数料が無料になるSBIネオトレード証券が圧倒的に安くなります。

IPO申し込み時に事前入金が不要

IPOとは、「Initial(最初の)、Public(公開の)、Offering(売出)」の略で、未上場の株式が初めて証券取引所に上場することをいいます。

IPOの株式は、上場する前に一定期間申込期間が設けられ、取扱証券会社で申込期間中に申込、抽選後当選すると購入できます。

IPOを申込すると必ず抽選があり、当選しないと買えません。抽選になるほど人気である理由は、公募価格が割安に設定されており購入手数料がかからないため、IPOを申し込んで当選して購入した株を初めて上場した「初値」で売却すると大きな売却益を得られる可能性が高いからです。

<2020年IPO初値状況>(REIT除く)

上場日 上場企業 公募価格(円) 初値(円) 初値で売却時の利益(100株)(円)
2/7 コーユーレンティア(7081) 1,890 2,510 +62,000
2/7 ジモティー(7082) 1,000 2,300 +130,000
2/25 AHCグループ(7083) 2,200 3,550 +135,000
3/2 カーブスホールディングス(7085) 750 670 -8000
3/4 Kids Smile Holdings(7084) 2,260 2,732 +47,200
3/6 きずなホールディングス(7086) 2,320 2,200 -10,000
3/6 ウィルテック(7987) 1,200 1,200 0
3/9 フォーラムエンジニアリング(7088) 1,310 1,030 -28,000
3/10 ビザスク(4490) 1,500 1,310 -19,000
3/11 コンピューターマネージメント(4491) 2,750 4,360 +161,000
3/13 フォースタートアップス(7089) 1,770 1,628 -14,200
3/13 木村工機(6231) 2,400 2,050 -35,000
3/13 リグア(7090) 1,950 1,910 -4,000
3/16 ミクリード(7687) 890 818 -7,200
3/17 ミアヘルサ(7688) 2,300 1,748 -58,200
3/17 リビングプラットフォーム(7091) 3,900 3,550 -35,000
3/17 ドラフト(5070) 1,580 1,211 -35,900
3/19 ゼネテック(4492) 1,700 1,620 -8,000
3/19 関通(9326) 490 1,032 +54,200
3/19 日本インシュレーション(5368) 940 869 -7100
3/24 リバーホールディングス(5690) 960 720 -24,000
3/25 ヴィス(5071) 820 754 -6,600
3/26 アディッシュ(7093) 1,230 2,101 +87,100
3/26 サイバーセキュリティクラウド(4493) 4,500 9,210 +471,000

IPOは人気なため外れることもあるのですが、申し込み時に購入代金の入金が必要だと、当選するかわからないのに申し込みから抽選結果発表まで資金が縛られてしまいます。申し込みから抽選結果発表まで1~2週間かかるためその間その資金は、株式取引する機会を逃します。しかも、当選すればよいですが、はずれたら縛られた間の資金は無駄になってしまいます。

SBIネオトレード証券のIPOは申し込み時に入金が不要となっているので、資金が無駄に縛られてしまうことがありません。また、その資金で他の申し込みに入金が必要な証券会社でIPO申し込みすることができるので、IPOの当選倍率を上げることができます。

また、抽選は完全平等抽選となっているので、資金力に関係なく平等に広く当選機会があります。

3.キャンペーンが豊富

SBIネオトレード証券は期間限定で行われるキャンペーンが豊富なため、参加すればお得な取引ができます。今(2020年5月時点)で開催されているキャンペーンには以下のようなものがあります。

■新規口座開設後2か月間株式取引手数料無料(2020年4月~2020年6月30日)

新規に口座開設した方で、株式(ETF含む)取引手数料が40営業日(土日祝を除く営業日をいう)無料になります。

SBIネオトレード証券で不満に感じてしまうかもしれない3つの点

投資信託の銘柄数が少ない

投資信託にも投資したいと考えている場合には、SBIネオトレード証券で取り扱う投資信託は、「ひふみプラス」「ひふみワールドプラス」の2銘柄しかありません。ひふみはアクティブ運用で、インデックス投信より信託報酬は高いものの、アクティブ運用の中ではコストが低く、徹底的な企業分析により成長企業を発掘し投資することで運用成績が非常によく、1万円から始まった基準価額は今や38,751円(2020年5月19日時点)となっています。運用成績の良さが人気となっており、「ひふみプラス」「ひふみワールドプラス」に投資できるのは魅力的ですが、ほかの投資信託にも投資したいと考えるときに、取り扱っていないため投資できません。

他証券が行っているNISA口座で株式取引手数料無料というサービスがない

他証券のSBI証券、楽天証券、マネックス証券はNISA口座内の株式取引にかかる取引手数料が全額無料となっています。

NISA口座とは、株式取引で得られる配当金や売却利益にかかる税金が非課税になる制度で、SBIネオトレード証券でも開設できますが、株式取引手数料は通常取引と同様にかかります。

<(一般)NISA>

利用できる方 国内在住の20歳以上の方
非課税対象 株式・投資信託等への投資から得られる配当金、分配金、売却益
口座開設数 1人1口座(つみたてNISAとの併用不可)
非課税投資枠 新規投資毎年120万円が上限
非課税期間 5年間
投資可能期間 2023年まで

なお、投資可能期間が2023年までとなっていますが、2024年以降も延長されます。ただ、2024年以降は株式にも投資できる枠が102万円までとなり、まず20万円の枠内で積立による投資信託への投資をすることが条件となる予定です。

IPOの取扱銘柄数が少ない

IPO申込時に事前入金が不要で、抽選が完全平等抽選方式となっているのはメリットで挙げましたが、取扱数が2018年4件、2019年5銘柄、2020年1銘柄(2020年5月時点)と少ないため、申し込み機会が少ないことがデメリットです。逆に、SBI証券は、取扱数が2018年75件、2019年75銘柄、2020年22銘柄(2020年5月時点)と全上場銘柄の90%近くを占めており、申し込み機会に恵まれています。申し込み機会が多いほど当選確率が上がります。

SBIネオトレード証券はIPO投資・株式投資をしたい人におすすめ!

SBIネオトレード証券は、株式取引手数料が安く、IPO申込時に事前入金不要なSBIネオトレード証券は、株式投資を始めるならおすすめの口座です。

■取引ツール無料で、パソコンツールとスマホアプリで共有可能

また、株式取引に使うと便利なパソコンで使える株式取引ツールである「livestar R2」が条件なしの無料で利用できます。

livestar R2は、売りと買い注文の希望価格と注文数が多い順に並ぶ「板」から直接発注できるのが便利です。買い注文は、今出ている売り注文にぶつけて成立するため、売り注文がでていない指値を出してもなかなか注文が成立しません。今の価格ですぐに注文を成立させたいときに、指値の価格を入力するよりも板をダブルクリックするだけで指値注文できるのは、便利です。板は刻々と変わるため、スピードが勝負の注文で役立つ機能です。

株価の値動きを棒グラフで表したチャートは、テクニカル分析に役立ちます。株式初心者だとチャートの設定が分からないこともありますが、日足などの選択やテクニカル登録が簡単にできるようになっています。

スマホアプリの取引ツールである「livestar S2」は、上記パソコンツールの「livestar R2」と共有することができます。共有できないとそれぞれのツールでお気に入りの銘柄を登録しなければならず、面倒に感じることがあるでしょう。出先で気になった銘柄をlivestar S2で登録して、自宅で大画面のlivestar R2で分析するなど、多様な使い方ができ便利です。

■初心者の方の意見・要望を取り入れてくれる

初心者の方にしかわからない、画面や取引での見にくさや分かりにくさがあるでしょう。SBIネオトレード証券は初心者の方の意見や要望を逐一取り入れることで、分かりやすい画面をつくるよう日々努力しています。要望に対して改善履歴も掲載されているので、どこが変わったかも分かります。

以上より、株式取引をするなら、SBIネオトレード証券がおすすめですが、デメリットでも述べたように「NISA口座での株式手数料が無料にならない」「IPO取扱銘柄数が少ない」「投資信託取扱銘柄数が少ない」という問題があります。

そこで、SBIネオトレード証券と同時にSBI証券でも取引するのがおすすめです。

証券会社5社比較でわかるライブスターの特徴

取引金額50万円の時の株式取引手数料 NISA口座での株式取引手数料 投資信託銘柄数 2019年IPO取扱銘柄数
SBIネオトレード証券 198円 通常と同じ 2本 5社
事前入金不要
SBI証券 275円 無料 2,652本 75社
事前入金必要
楽天証券 275円 無料 2,6,45本 26社
事前入金必要
マネックス証券 495円 無料 1,172本 45社
事前入金必要
SBIネオモバイル証券 220円 開設不可 取扱いなし 1社
事前入金必要
SBI証券 275円 無料 2,652本 75社
事前入金必要

SBIネオトレード証券は、株式取引手数料が安く、IPOの入金は当選結果が判明してからでよいので抽選前に資金が縛られず是非IPOを申し込みたい口座です。また、IPOの抽選方法が完全平等抽選となっているため、広く平等に当選チャンスがあります。

5社の中でも、最もIPOの取扱銘柄数の多いのがSBI証券です。

SBI証券はネット証券でも特にIPOに力を入れており、新興市場に上場する規模が小さめの主幹事数を担っていることが多く、取扱銘柄数も圧倒的に多くなっています。主幹事とは、上場する会社の上場前後の準備を主に引き受ける証券会社をいい、売り出しできる株数も過半を握ることができます。また、取扱銘柄数は82社と全上場数90社(REIT含む)の91%を占めているので、SBI証券に口座があればほとんどのIPOに申し込むことが可能です。

またSBI証券では、チャレンジポイント制度という、抽選される株数のうち30%がチャレンジポイントに基づくポイント数が多い人から優先して配分される制度があります。チャレンジポイントは、IPOの抽選に外れる度に1ポイント付与され、外れるほどポイントが貯まります。したがって、SBI証券ではIPOにたくさん申し込みポイントを貯めればいつか必ずIPOに当選することができるのです。

そうはいっても、SBI証券はネット証券第1位の証券会社で、主幹事数、取扱銘柄数が多いことから、IPO投資家には必須の証券会社となっており、その分競争率が高くなっています。

そして抽選方法が株数ごとの抽選となっており、たくさんの株数を申し込む方が当選確率を上げられます。それは、抽選方法が単元株ごとになっているためです。

<申込者ごとと単元株ごとかで抽選方法での違い>

・申込者ごとに抽選

証券会社での抽選では、単元株(100株=10万円)ごとか申込者ごとに分かれます。

(例)

抽選方法:株数ごと

Aさん1,000株申し込み(100万円)→10票

Bさん100株申し込み(10万円)→1票

抽選方法:申込者ごと

Aさん1,000株申し込み(100万円)→1票

Bさん100株申し込み(10万円)→1票

このように、SBI証券は単元株ごとの抽選になっているため、事前入金における資金がありたくさん申し込みできる人ほど当選確率が上がります。

しかも、SBI証券は抽選まで入金しておくことが必要であるため、資金はできるだけSBI証券に預けておくことが必要です。

なお、SBI証券はNISA口座での株式取引手数料が無料で、投資信託取扱数が豊富でどの取引をしても商品がなくて物足りなさを感じるということがない総合力のある口座です。

楽天証券やマネックス証券もNISA口座での株式取引手数料が無料になりますが、IPOではSBI証券よりも取り扱い銘柄数も少なく、主幹事になることがほとんどありません。

また、IPOにおいて、マネックス証券は申込時、楽天証券は抽選前の購入時とともに抽選結果が出る前に入金が必要になります。

SBIネオモバイル証券は、SBI証券が出資している会社で、1株から株式を購入できるのが特長です。また、IPOも1株から申し込みできます。ただ、申し込み上限として99株となっており、当選しても1株などでは利益も少なくなってしまいます。1,000円など少額で取引したいならおすすめです。NISA口座は開設できません。

SBIネオトレード証券×SBI証券でのIPO当選確率を高めよう!

SBIネオトレード証券のIPOは、抽選結果がわかり、当選、補欠当選が分かった時点で入金すればよく、資金が無駄に縛られてしまう期間が生じません。また、その間他の資金が必要な証券会社でIPOの申し込みができます。

また、SBIネオトレード証券の株式取引手数料は安く、お得に株式取引できます。

ただ、SBIネオトレード証券の「IPOの取扱数が少ない」「投資信託銘柄数が少ない」「NISA口座での株式取引手数料が無料にならない」というデメリットを補うために、同時にSBI証券でも取引するのがおすすめです。

SBI証券は、IPO取扱銘柄数第1位で、投資信託銘柄数が豊富、NISA口座での取引手数料となっています。IPOの申し込みに資金が必要なため、申し込み期間中の当選結果が分かるまではSBI証券に資金を集中させておくと良いでしょう。また、NISA口座は株式取引を繰り返しているとすぐに投資上限を超えてしまうため、SBI証券でNISA口座を開設し取引手数料無料で株式取引をし、NISA口座の上限を超えたらSBIネオトレード証券に資金を移して安い株式取引手数料で取引すると良いでしょう。

ライブスターではキャンペーンをよく開催しているため、常にお得な情報をチェックしておきましょう。

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