松井証券は、2018年にちょうど創業100年を迎え、インターネット専業証券でシェア第3位を誇る会社です。日本初のインターネット取引専業の証券化社として東証一部に上場し、信用取引手数料無料化、現物株式取引手数料定額制で50万円以下は無料というサービスをいち早く導入しました。そして、2020年の6月の株主総会を経て正式に創業家以外では初となる和里田聡専務が社長に昇格することになりました。新社長は、ネット証券で加熱する手数料引き下げ競争の中でも、独立系だからできる斬新なサービスへ意欲を見せています。
松井証券の現物取引は、取引所とPTSあわせた1日あたりの約定代金で決まります。1日の中で何度取引しても1日の約定代金が50万円以下なら取引手数料は無料です。
<松井証券の取引手数料>
1日の約定金額 | 手数料(税込) |
---|---|
50万円まで | 0円 |
100万円まで | 1,100円 |
200万円 | 2,200円 |
100万円増えるごとに1,100円加算 | |
1億円 | 110,000円(上限) |
例えば、約定代金ごとに手数料がかかる場合、例えば20万円までの株式取引手数料が115円(税込)でかかる場合、20万円を1日買って売ると230円かかります。
松井証券なら1日で買って売っても取引手数料は無料です。
さらに、松井証券のNISA口座で株式取引すると、取引手数料が無料です。NISA口座内なら約定代金がいくらになっても無料です。
NISA口座とは、証券会社の総合口座とは別につくる口座で、その口座での取引なら利益が全て非課税になります。
なお、20歳以上がつくれるNISA口座にはNISAとつみたてNISAがありましたが、2024年から1本化され利便性が向上しました。
新NISA概要 | |
---|---|
利用出来る方 | 国内在住の20歳以上の方 |
非課税対象 | 株式・投資信託等への投資から得られる配当金、分配金、売却金 |
口座開設数 | 1人1口座 |
非課税投資枠 | 1,800万円が上限 |
非課税期間 | 無期限 |
投資可能期間 | 無期限 |
その他特徴 | 資産を売却したら、翌年非課税枠が復活 |
2023年までの旧NISAでは、「NISA」「つみたてNISA」のどちらかを選ぶことになり、株に投資したければNISAを選ぶしかありませんでした。
しかし、2024年から始まった新NISAでは国内外の株、投資信託、貴金属、REITなど様々な商品を非課税で運用することができるようになりました。
さらに、生涯非課税で運用できるようになったため、全体的に大きく進化した制度と言えそうです。
<証券会社6社株式取引手数料比較>(税込)
証券会社名 | 50万円まで | 100万円まで | NISAでの取引 | |
---|---|---|---|---|
松井証券 |
無料 | 1,100円 | 無料 | |
SBI証券 (アクティビティプラン) |
無料 | 838円 | 無料 | |
岡三オンライン (定額プラン) |
無料 | 880円 | 通常と同じ手数料 | |
DMM株 |
定額プランなし 1約定50万円以下198円、100万円以下374円 |
無料 | ||
SMBC日興証券 |
定額プランなし 1約定50万円以下440円、100万円以下880円 |
通常と同じ手数料 | ||
楽天証券 |
無料 | 無料 | 無料 |
松井証券なら株式取引が無料!
①1日の約定代金合計50万円まで無料
②原則24時間受付OKの充実下サポート体制
③豊富な情報ツールが無料で使える
④分別管理で資産のセキュリティも万全
■メリット
株式取引手数料が定額制
1日に何度取引しても定額制で取引できます。また、50万円以下であれば取引手数料は無料です。
また、信用取引においても50万円以下の取引手数料が無料となっています。さらに、信用取引を使ったデイトレードなら約定代金にかかわらず取引手数料が無料で、金利も100万円以上が無料、100万円未満が年利1.8%とコストを抑えることができるので、デイトレードでの利益を上げやすくなります。
NISA口座での取引手数料が無料
NISA口座で株式取引を行うと、利益が非課税になるだけでなく、取引手数料も無料になります。
豊富な取引ツールが無料で使える
松井証券の口座があれば、プロと同様のパソコンで使えるトレーディングツール「ネットストック・ハイスピード」や最短0秒で自動更新する株価ボードが見れるスマホアプリ「株touch」が無料で使うことができます。
■ネットストック・ハイスピード
パソコンで使う、プロディーラーと同等の投資環境を提供できる高機能トレーディングツールです。他証券でこういったトレーディングツールを使うには、取引していることや信用取引口座開設等条件付きでの無料提供か有料であることが多いのですが、松井証券では条件なしの無料で使用可能です。もちろん、口座開設自体は無料ででき口座管理料も無料のため、口座があるだけでツールが使えます。
ネットストック・ハイスピードの特徴として、売買したい価格帯をクリックするだけで「スピード注文」ができ、デイトレードでタイミングを逃しません。
■【初心者向け】株価ボード
ネットハイストック・ハイスピードはプロと同等レベルの投資環境にすることができますが、初心者の方にとっては情報量が多く混乱する可能性があります。そんな場合に最適なのが、株価ボードです。こちらも、口座があれば無料にてパソコンで使用できます。銘柄が登録でき、チャート分析、注文画面をワンクリックで呼び出すことができます。
■株touch
スマートフォン向けの取引アプリで、最短0秒で更新される株価ボードが株価確認に便利です。また、タップひとつで注文できる「スピード注文」の機能もあります。
■株価教えて!by松井証券
Amazon Echo等Alexa対応のスマートスピーカーで音声による情報提供ができます。株価情報や銘柄ランキング、マーケットレポートを音声で案内できるので、朝忙しいときや家に帰ってきてから相場を確認しておきたいときに便利です。
初心者でも安心の強力なサポート体制
まず、口座開設の前でも、資産運用や資産形成に関するアドバイスを専用フリーダイヤル「マネープランサポート」で受けることができます。
また、口座開設手続きが分からない場合にも電話やチャット、メールで気軽に相談することができます。
さらに、口座開設すると松井証券リモートサポートというサービスがあります。オペレーターと電話をしながら、パソコンの同一画面を見ながら操作方法を説明してくれます。案内時には、パソコン画面に指差しや赤字マークを入れてくれるので、苦手な方も操作できるようになれます。
■デメリット
1約定毎の取引手数料体系がない
1約定毎の手数料 | |||
---|---|---|---|
手数料(税込) | 50万円まで | 100万円まで | 200万円まで |
松井証券 |
0円 | 1,100円 | 2,200円 |
SBI証券 |
0円(ゼロ革命) | 0円(ゼロ革命) | 0円(ゼロ革命) |
岡三オンライン |
385円 | 660円 | 1,650円 |
SBI証券の「ゼロ革命」とは?
2023年9月から始まった「ゼロ革命」は対象の方の国内株や米国株の売買手数料が無料になります。
以下の2つの条件を満たした人はゼロ革命の対象となります。難しい条件でなく誰でも対象になれるので、忘れずに設定しましょう。
SBI証券「ゼロ革命」の対象になるためには?
①のインターネットコースは申込時に。②の電子交付サービスは申し込み後に設定することができます。
どちらも簡単に設定可能です。無駄な手数料を省くために忘れず設定しておきましょう。
他の証券会社で多い1約定ごとに○円という手数料体系がなく、1日あたりの約定金額によって手数料が決まります。1日あたりの取引回数が多い方や50万円以下の取引であれば、手数料が安く済みますが、取引回数が少なく50万円を超える取引を行う場合は手数料が割高になります。
海外株式の取扱がない
松井証券では、SBI証券や楽天証券のように海外株式を直接買うことはできません。
ただ、初心者の方が海外株式を直接買うのはおすすめできません。海外の株式は日本株式のように値幅制限がないため、1日の値幅が大きく大きな利益を上げることができる可能性もありますが、逆に大きな損失になることもあります。そして、市場が日本の夜中に動くため夜中に起きていない限り相場を見て売買するということが難しいです。また、銘柄情報が主に英語で、日本語での情報はアナリストが簡単にまとめたものになるため、詳しい業績等を企業ホームページで読むのは相当の英語力が必要とされます。
初心者の方で海外に投資したい場合は、投資信託で投資するのがおすすめです。たくさんの銘柄をパックにしてまとめてあるため、1つの銘柄が大きく値下がりしてもリスクは抑えられます。運用はプロが行うため個別銘柄情報を分析する必要もありません。
NISA口座は、証券口座と別につくる口座で、口座開設手続き時に同時に開設することができます。新規投資120万円までの株式投資にかかる配当金と売却益にかかる税金が非課税になります。
一方、通常の証券口座では、利益に対して20.315%の税金がかかります。
例えば、100万円の株式を購入し、配当金5万円を受け取り120万円で売却すると、配当金・売却利益25万円×20.315%=5,0787円つまり5万円程度の税金がかかります。
NISA口座での取引ならこの5万円の税金がかからず、利益である25万円が丸々受け取れます。
なお、配当金を非課税にするには配当金を証券口座で受け取る「株式比例株配分方式」を選択する必要があり、銀行振込や郵便為替での受け取りは源泉徴収されてしまため、気をつけましょう。
そして、松井証券ならNISAでの株式取引手数料が無料になります。
お得に取引できるので、まずNISA口座の枠で株式投資を始めてみるのがおすすめです。
また、同時にNISA枠でコツコツ投資信託への積立投資をするのがおすすめです。積立というと「つみたてNISA」のイメージが強いですが株式にも投資できる「(一般)NISA」でも可能で、投資対象に制限がありません。もちろん、つみたてNISA対象の投資信託を積み立てることも可能です。
①株式取引手数料は1日あたり50万円までなら無料です。
1日に何度も取引しても50万円までなら取引手数料はかかりません。
また、NISA口座での株式取引手数料が無料になります。
②日中は仕事がある方でも、松井証券なら23:59までリアルタイム取引ができます。
通常の証券取引所は9:00~15:00までしか開いていませんが、株式取引はそのときの相場で売買タイミングを決め、売買の価格を決めた方が利益をあげられます。そこで便利なのが、私設取引所のPTS取引です。取引所より売買数が少ないというデメリットはあるものの、取引所と同様のリアルタイムの取引が可能で、23時以降なら翌営業日の取引所取引にも影響を与える米国市場の動向も反映されます。
③NISA口座では投資信託への投資もできますが、株式取引と同時に長期でコツコツ投資信託の積立をするのがおすすめです。
松井証券では、投資信託の買付手数料が全銘柄無料となっています。さらに、業界初となる投資信託の信託報酬の一部を現金で還元するサービスが始まります。申込等は不要で、自動的に毎月15日に口座に現金が還元される仕組みです。
信託報酬とは、投資信託の保有期間中にかかる手数料で年率◯%というように表示され、日々数円程度基準価額から引かれています。例えば基準価額1万円に対して1%の信託報酬であれば年間100円、1日0.27円かかっています。この投資信託を100万円分持っているとすると、年間1万円、1日27円かかっていることになります。
他社証券会社でこの信託報酬に対してポイント還元しているところもあるものの、銘柄によって還元率が低い、コストが低いなど年率0.01%程度となっています。それに対して松井証券の還元額は、他社のポイント還元よりも高くなる予定で、条件なく全ての投資信託保有者に還元されるようです。保有残高が3,000万円の場合は年間12万円程度に及び、他社から松井証券に投資信託を移す人が増えそうです。
口座開設はインターネットで申込手続きできますが、分からないことがあれば気軽に電話してみましょう。
1918年に創業された老舗証券会社。
夜間取引(PTS)が追加の手数料なしで利用可能。昼間に取引ができない方でも安心!
さらに、NISA口座なら売買手数料が常に無料!口座開設費や維持費用もかからないのでこの機会にぜひNISA口座を開設しましょう。
積立可能な |
|
---|---|
ノーロード本数 |
|
つみたて投資枠 |
|
最低積立金額 |
100円~ |
ポイント投資 |
× |
スマホで取引 |
〇 |
現物取引手数料 |
0円~ |
IPO件数 |
|
特徴 |
50万円まで取引手数料無料! |