このコラムの要点を10秒で確認!
ネットやSNSで話題の「レバナス」ですが、どのような特徴があるのでしょうか?
メリットとデメリット、低い手数料で購入・運用する方法も解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
ナスダックはアメリカのベンチャー企業向けの株式市場です。日本でいうと「JASDAQ」や「東証マザーズ」がベンチャー向けの株式市場になります。
日本からは「任天堂」「マキタ」「キリン」「キューピー」などが上場しています。
アメリカにはナスダックのほかに「NYダウ」「S&P500」などの株価指数があります。
ナスダック100とは?
アメリカのベンチャー企業向けの株式市場「ナスダック」の中でも代表的な100銘柄で構成された株価指数です。
短期間でみると細かく上下しているものの、長期的には右肩上がりとなっており、非常に魅力的な投資対象といえます。
ナスダック100の代表的な銘柄は、「アップル」「マイクロソフト」「アルファベット(Google)などが採用されています。
つまり、ナスダック100へ投資すればこれら有名企業すべてに投資していることと同義となります。
ナスダック100はナスダックの中の代表的な100銘柄で構成されていると解説しましたが、「レバナス」はそのナスダック100に2倍~3倍のレバレッジを掛けた商品になります。
ナスダック100 | レバナス(2倍) | |
---|---|---|
1,000円値上がりしたときの利益 | 1,000円 | 2,000円 |
1,000円値下がりしたときの損失 | 1,000円 | 2,000円 |
このように、レバナスはナスダック100よりも損益が大きく出る商品となっています。
証券会社各社が「レバナス」を提供していますが、内容は同じでも手数料が異なります。
また投資信託の購入されている金額や運用期間の長さでも安定して運用できるか推し量ることができますので、比較していきましょう。
銘柄 |
---|
お勧め銘柄 iFreeレバレッジ NASDAQ100 |
お勧め銘柄 楽天レバレッジNASDAQ-100 |
eMAXIS NASDAQ100インデックス 非レバナス |
NASDAQ100 3倍ブル |
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド 非レバナス |
「iFreeレバレッジ NASDAQ100」は2018年10月19日から運用が開始されました。
約3年間の運用で価格が約3.1倍に上昇しています。
「iFreeレバレッジ NASDAQ100」は2倍のレバレッジがかかっている商品です。
実際の運用結果もNASDAQ100の2倍となっていることから、安定した運用を実現できているといえます。
2018年10月19日 | 2021年12月16日 | 高騰率 | |
---|---|---|---|
NASDAQ100 | 7,449円 | 15,180円 | 2.04倍 |
iFreeレバレッジ NASDAQ100 | 10,000円 | 41,502円 | 4.15倍 |
まずは投資信託を購入するために、手数料が低いSBI証券か楽天証券の口座を開設しましょう。
つみたてNISA、NISA口座のどちらも持っていない方は同時に作るとよいでしょう。
レバナスはNISA口座には対応していますが、つみたてNISA口座には対応していないので注意が必要です。
積み立てで毎月一定金額ずつ買うと、「ドルコスト平均法」の効果を得ることができるのでお勧めです。
ドルコスト平均法とは?
「一定のタイミング」で「一定金額」の積み立てを行うことで、購入価格を抑えることができる手法です。
なぜ購入価格を抑えることができるかというと、投資信託の価格が高い時は少ない量を買い、逆に価格が低い時は多い量の投資信託を購入することになるためです。
3カ月間で合計3万円分買った場合 | ||||
---|---|---|---|---|
1口=1円の時 | 1口=1.1円の時 | 1口=0.9円の時 | 合計 | |
一定金額ずつ買う場合 | 購入額=10,000円 購入口数=10,000口 |
購入額=10,000円 購入口数=9,091口 |
購入額=10,000円 購入口数=11,111口 |
購入額=30,000円 購入口数=30,202口 |
一定数量ずつ買う場合 | 購入額=10,000円 購入口数=10,000口 |
購入額=11,000円 購入口数=10,000口 |
購入額=9,000円 購入口数=10,000口 |
購入額=30,000円 購入口数=30,000口 |
このように価格が上下する中で一定金額ずつ購入することで、一定数量ずつ購入したときよりも多くの投資信託を購入することができます。
任意のタイミングで手動で投資信託を購入することも可能です。
あえてスポット購入するメリットは薄いので、可能であれば積み立てでの購入をおすすめします。
NISA口座は、毎年の購入額が一定金額の範囲内まで非課税になる制度です。
本来、投資信託の利益に対して「20.315%」の税金が掛かりますが、NISA口座を利用すれば「0%」になります。
利用条件も「日本に住んでいる20歳以上の方」となっており特に厳しい条件がなく多くの方が利用することができます。
非課税で運用できるNISA口座の特徴 | ||
---|---|---|
成長投資枠 | つみたて投資枠 | |
投資対象 | 株式、投資信託など | 一部の投資信託(約200銘柄) |
レバナスを買えるかどうか | 購入可能 |
購入不可 |
非課税額(年) | 240万円 | 120万円 |
合計で生涯1,800万円まで | ||
非課税期間 | 無期限 |
レバナスはNISAの「成長投資枠」で購入することができます。
成長投資枠は年間240万円まで利用可能ですが、生涯で1,200万円までとなっているため毎年使い切らなくても無駄にならないところがポイント。
NISA口座は税金の「20.315%」が免除されるため、単純に利益が20.315%分多く手元に残ることになります。
NISA口座を持っていない方は、この機会に開設してしましましょう。
投資信託は購入から運用、売却時など多くの場面で手数料が発生します。
投資信託でかかる手数料
ネット証券会社では「購入手数料」と「信託財産留保額」が免除されている場合が多々あります。
これら2つの手数料がないものを選ぶことで、手数料を抑えることができます。
銘柄 | iFreeレバレッジ NASDAQ100 | 楽天レバレッジNASDAQ-100 |
---|---|---|
投資信託の買付手数料 | 0円 |
0円 |
投資信託の売却手数料 | 0円 |
0円 |
運用手数料(年) | 0.99% |
0.77% |
100万円分運用したときの手数料 | 9,900円 |
7,700円 |
運用期間の長さ | 2018年10月~ |
2021年11月~ |
純資産の大きさ | 1,899憶円 |
164億円 |
手数料が小さいのは楽天証券で購入できる「楽天レバレッジNASDAQ-100」ですが、運用実績が長く純資産が大きいのは「iFreeレバレッジ NASDAQ100」です。
ここまでレバナスに関して解説しました。実際にレバナスを購入したいと考えている方は「SBI証券」と「楽天証券」をおすすめします。
従来の投資信託では、購入時と売却時にも手数料がかかっていました。
しかし、SBI証券や楽天証券などのネット証券ではこの2つが免除されていることが多いです。
この2社のレバナスは購入、売却手数料が0円です。
SBI証券、楽天証券ともに100円からレバナスを含む投資信託を購入することができます。
最初から大金を投資することに不安がある方でも、100円からなら始めやすいのではないでしょうか?
SBI証券では「三井住友カード」。楽天証券では「楽天カード」を使用して投資信託を購入することができます。
普段の買い物と同じように、投資信託を購入したときにもポイントを貯めることができます。
SBI証券、楽天証券ともに魅力的なレバナスの銘柄を扱っているため、持っているカードで開設する証券口座を決めてみても良いかもしれません。
各社で扱っているレバナスでは、ナスダック100の2倍の損益で運用できます。
SBI証券で購入できる「iFreeレバレッジ NASDAQ100」の直近の3年では年利約100%を達成しています。
せっかく興味を持ったのですから、少額からでも投資を始めてみましょう。
積み立てを続ければ数年後には大きな資産となっている可能性も大いにあります。
口座開設数最多の大人気ネット証券会社。
人気のIPOをと多数取り扱っているところも◎また夜間取引が可能という点も初心者から上級者まで幅広い方に支持される理由のひとつ!
さらに、独自のサービスとして 銘柄条件検索機能は初心者には助かる機能です。まさに死角のない証券口座です!
投資信託本数※ |
|
---|---|
つみたて投資枠商品数※ |
|
最低積立金額 |
100円~ |
ポイント投資 |
〇 |
スマホで取引 |
〇 |
現物取引手数料 |
0円~ |
IPO件数 |
|
特徴 |
豊富な取扱本数とIPO件数 |
取引手数料が最安水準の証券会社。
楽天ポイントを1ポイント1円として投資をすることも可能!
さらに、手数料から1%の楽天ポイントがキャッシュバックされるなど、手数料を徹底的に抑えたい方に最適な口座になっています。
投資信託本数※ |
|
---|---|
つみたて投資枠 |
|
最低積立金額 |
100円~ |
ポイント投資 |
◎ |
スマホで取引 |
〇 |
現物取引手数料 |
0円~ |
IPO件数 |
|
特徴 |
投資で楽天ポイントが貯まる、使える! |