現在新型コロナウィルス感染症の影響で、海外インバウンドもゼロになり、国内旅行も控える動きがあり観光業は冷え込んでいます。
ホテルや旅行業界は政府のGo To Travel事業による支援策が始まり、いつかは新型コロナウィルス感染症が落ち着く可能性が高いことから、今の割安になったホテルや旅行の株主優待のある株式は今が買い時なのではないでしょうか。
株価は2020年9月8日終値に基づいています。
旅行系株式は新型コロナウィルスの影響で大幅に下がっており、かなり割安な価格で株主優待を受け取れます。
もし、新型コロナウィルスの感染拡大があれば、株主優待の有効期限も延長されます。
冬にかけて大きく感染拡大する、ワクチン開発が進まないなどの状況によりまだまだ株価が上下する展開は続きそうです。
国内線片道1区間株主優待割引運賃で利用できる株主優待割引券。ANAグループのホテルやツアーで使える優待券。株数に応じて受け取れる株主優待割引券の枚数が増える。
旅客機需要消失にあえぐANAは、日本政策投資銀行や民間金融機関と5,000億円規模の劣後ローンによる資本調達要請を行った(ただの借入れと異なり資本に組み入れることができる)。
既に、6月までに借入れなどで約1兆円の資金を調達しており、今後1年間の運転資金を確保しているが新型コロナウィルスの長期化があっても耐えられる財務内容にしている。
これで倒産の可能性は低くなり、10月からハワイ線が再開されることで株価が値上がりしたものの、今後は新型コロナウィルスの収束と海外路線が再開されるかどうかで株価が動くと考えられる。
最低投資金額は約27万円。
株主優待として、100株でタイムズチケット(駐車サービス)2,000円分が受け取れる。
タイムズチケットは、駐車場のタイムズ、タイムズレンタカー、タイムズスパ・レスタで利用可能。
最低投資金額は約18万円。
H.I.Sの旅行商品(12,000円以上)に使える株主優待券、100株で2,000円相当。ハウステンボス、ラグーナテンボスの入場割引券。入場割引券はそれぞれ500円で最大5名まで利用できる。
最低投資金額は約20万円。
内閣府が2020年9月8日に発表した8月の景気ウオッチャー調査では、現状判断指数(DI)が北陸と沖縄を除く全地域で上昇しました。
「Go To Travel」のホテル料金が35%割引になる効果から観光客が戻りつつあるようです。10月1日からは地域共通クーポンが使えるようになり、旅行代金の15%が旅行先のレストランやお土産屋さんなどでの支払いに利用できます。
また、星野リゾートの星野社長は「2019年の日本の観光市場は約29兆円で、このうちインバウンドは16%の4.8兆円で、大部分の84%は国内からの観光。日本人が海外旅行に使っていた金額が2、3兆円とするとその分がコロナ下で国内旅行に回帰する可能性があるため、外国人需要がなくても国内需要が伸びればコロナ下を乗り切れるのではないかと思っている。」といっています。
今後、新型コロナウィルスの感染状況によっては旅行需要が落ち込む可能性はありますが、財務基盤がしっかりしているところを選んで投資すれば、割安に株主優待を受けられるでしょう。
株主優待として、100株で「センターホテル東京」「エスペリアイン日本橋箱崎」「エスペリアイン東京大阪本町」の共通宿泊割引券3,000円分が2枚が受け取れます。
最低投資金額は約15万円
株主優待として、100株以上で宿泊優待券(リゾートホテル)1枚、宿泊優待共通券2枚、スポーツ優待共通券2枚が受け取れます。
・宿泊優待券
1枚につき1泊1室を優待料金で利用できる。
箱根翡翠、有馬六彩、裏磐梯 グランデコ 東急ホテル、ホテルハーヴェスト箱根明神平、ホテルハーヴェスト鬼怒川、ホテルハーヴェスト伊東、ホテルハーヴェスト旧軽井沢、ホテルハーヴェスト蓼科、ホテルハーヴェストスキージャム勝山、ホテルハーヴェスト軽井沢、ホテルハーヴェスト京都鷹峯、ホテルハーヴェスト那須、ホテルハーヴェスト勝浦、ホテルハーヴェスト箱根甲子園、ホテルハーヴェスト天城高原、ホテルハーヴェスト斑尾、ホテルハーヴェスト浜名湖、ホテルハーヴェスト南紀田辺
・宿泊優待共通券
1枚につき1泊1室を優待料金で利用できる。
国内の東急ステイ、旧軽井沢KIKYOキュリオ・コレクションbyヒルトン、パラオパシフィックリゾート
・スポーツ優待共通券
国内18カ所のゴルフ場、1枚につき5名まで優待料金で利用できる。
最低投資金額は約5万円。500株(約24万円)以上で東急ハンズの5%割引カードが受け取れます。
上場リートは家賃収入を分配金原資として、高い分配利回りが魅力です。リートは株式ではないため株主優待はありませんが、まれに特典が受け取れることがあります。
大江戸温泉リートはホテル系リートで、分配金利回りは6%と高く、5口で大江戸温泉物語で利用できる1枚1,000円割引券が受け取れます。
最低投資金額は1口約6万円、優待が受け取れる5口は約32万円。
テーマパーク株で最も人気なのがオリエンタルランドです。
オリエンタルランドの株主優待はディズニーランドの1デーパスポートです。新型コロナウィルスの影響で休園、入場制限が続き、2021年度の配当金は未定となっている状況ですが、あまり下がっていません。
40周年の長期保有特典として5年間継続保有すると追加で4枚受け取れることもあり、株主優待目的での株主は売らず業績は悪化しているものの中々下がっていません。また、株価が1万円以上する値が株で単元株の100株を一括で買おうとすると最低投資資金として150万円弱必要になります。
一度に150万円買うお金がない、株価変動リスクが不安と考えるなら、1株ずつ購入できる株式取引サービスがある証券会社でコツコツ買うのもおすすめです。
100株で、全国のNo.1タクシーチケットネットワーク提携のタクシーで利用できる株主優待クーポン券1冊1,000円分、または那覇バス・琉球バス交通でOKICAにチャージすることも可能です。
グループ内の自動車整備工場での整備工賃などの10%割引、サービス付高齢者向住宅等の50%割引、DAIICHダイナミックゴルフ500円利用権が受け取れます。
さらに1,000株以上なら、分譲マンション2%割引、戸建て住宅2%割引、リフォーム請負価格3%割引も受けられます。
最低投資金額は6万円。
旅行系株主優待の選び方は以下の3つです。
株式は値上がり益が期待できますが値下がりする可能性もあるため、株式の購入資金に対して割引率が低すぎれば、比較サイトなどで格安にホテルなどを利用した方が安くなる可能性もあります。株主優待は比較サイトを通さず直接ホテルなどを利用する必要があるため、割引率に注意して投資しましょう。
株主優待でお得に利用できるといっても、行きたい場所、行くことができる場所で使うことがなければ意味がありません。また利用する予定で購入するのであれば、権利を獲得できる購入時期、割引を使える時期が、利用する計画日と合致しているか確認する必要があります。
株主優待目的といえども株式に投資するため、投資した資金に元本保証はありません。いくら優待が魅力的であってもその会社が倒産しないかどうか、業績は好調か、株価は値下がりしないかを調べた上で購入しましょう。
<証券会社比較(手数料は税込)>
証券会社 | 20万円のとき株式取引手数料(単元株取引) | アプリの株主優待スクリーニング | ポイント | |
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LINE証券 |
買付時無料 売却時198円 |
◎ 人気ランキングから選べる |
LINEポイントで株式や投資信託の購入可能LINEポイントで株式や投資信託の購入可能ポイントクラブのプラチナ、ゴールドランクなら保有残高に対してキャッシュバック | |
SBIネオモバイル証券 |
月額220円の定額制 | ◎ 優待品の写真付き画像で選べる |
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岡三オンライン |
片道220円 往復440円 |
○ キーワード検索可能 |
- | |
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株主優待銘柄を買うなら、スマホを使って気軽に簡単に投資ができるLINE証券がおすすめです。
LINE証券は、トークアプリのLINEの右下【ウォレット】をタップするとLINE Pay の下部に出てくる【証券】をタップすると起動できます。LINE証券では、1株から少額で株式に投資でき、入金はLINE Payから可能で、株式や投資信託の購入代金をLINEポイントから充当することもできます。
また、LINE証券はLINEと証券会社第1位の野村證券が業務提携、出資してできた新しい証券会社なので、大切な資金を安心して預けることができます。
株式を購入するには、単元株式制度といって通常100株からの購入となります。多くの株が1株あたり2,000~3,000円するため、最低投資資金として20〜30万円必要でした。LINE証券では1株から購入できるため、1株1,000円なら1,000円から少額で株主になることができます。
1株だけの保有でも、株主としての権利である配当金を受け取ることができます。オリエンタルランドのように100株あたりの投資資金が高くても1株から投資できることで、コツコツ100株まで買い足していくことができます。
LINEPay決済などで貯めることができるLINEポイントを1ポイント→1円として、株式、ETF、投資信託の購入代金に充当することができます。
なお、LINE Payに関して、2020年5月1日から銀行口座から入金して決済を行う「残高払い」に対して、ポイント付与されなくなりました。
決済でポイントを貯めるなら、LINE Payから発行できる「Visa LINE Pay カード(クレジットカード)」が必須です。
LINE PayにVisa LINE Pay カード登録するとLINE Payでのカードによる後払い「チャージ&ペイ」が可能になります。
この後払い決済で1~3%のポイント付与、そのままクレジットカードとしてカード決済すると初年度3%のポイント付与される仕組みになっています。
ポイントをたくさん貯めて、ポイント投資するならVisa LINE Pay カードの申し込みがおすすめです。Visa LINE Pay カードは、初年度年会費無料で、翌年度も年1回の利用で年会費が無料になります。
通常の株式市場は平日9:00~15:00(休憩11:30~12:30)に開いていることから、平日の昼間しか取引できません。LINE証券なら平日の夜21時まで取引可能なため、仕事が終わった後に副業としてゆっくり取引することができます。(ETFは夜間17:00~21:00取引不可)
私設市場の活用により、21:00までリアルタイムで約定されるため、売却した代金でそのまま他の株を買い付けすることも可能です。
取引所取引は買付手数料無料となっています。取引所取引とは1株単位の取引ではなく、100株単位で証券取引所を通した取引のことをいい、買付手数料が無料です。
1株単位での取引は上記100株単位で行う取引所取引より取引手数料が割高になっているのがデメリットでした。
LINE証券は1株単位での単元未満株取引でも、日中取引なら0.05%という非常に低い手数料で取引できます。例えば、2,000円株価の株式を1株買った場合取引手数料はたった1円です(10月5日より日中取引0.2%、夜間取引は1%になります)。
口座開設方法は簡単で、スマホで完結させることができます。
まず、LINEアプリのウォレットの【証券】をタップし、【口座開設】をタップします。
利用規約に同意し、必要事項を確認、本人情報を入力します。ここまで、LINEで既に情報登録してあるため、入力作業なしで確認してタップするだけです。
この後、電話番号認証し、「マイナンバー個人番号カード(プラスチックカード状のもの)+運転免許証」なら、スマホで書類または証明書を写真撮影するだけで手続き完了し、最短翌営業日に口座開設完了します。その他の証明書による本人確認の場合には、郵便はがきの受取による本人確認が完了すれば口座開設手続き完了となります.
このように口座開設から手軽で簡単なので、是非LINEのLINE証券をタップしてみましょう。
厳選した日本の有名企業1,000社が1株150円~3,000円程度から購入でき、初心者の方にとてもおすすめ。
いつも使っているLINEのアプリから口座開設や、取引ができるので気軽に利用できるのが特徴です。
取引手数料は無料です。(取引コストが発生)
取引可能商品 |
国内株式 |
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利用可能ポイント |
LINEポイント |
最低取引単位 |
1株 |
取引手数料 |
0.2%~1% |
スマホで取引 |
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株の定期買付 |
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つみたてNISA |
9本 |
ロボアド |
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IPO件数 |
11本 |
特徴 |
LINEで取引少額投資 |