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クロス取引とは、株の「買い」と「売り」を同時に行う取引方法です。
クロス取引のメリット
クロス取引のデメリット
ヤマダHD(1株510円)の優待を獲得したい場合 | ||
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クロス取引 | 通常の取引(買うだけ) | |
優待獲得に 必要な資金 |
102,000円 | 51,000円 |
配当金 | 受け取れない | 受け取れる |
株価が下がった場合 | 損失無し | 損失あり |
クロス取引には「信用取引口座」が必要です。
クロス取引では、株の「買い」と「売り」を同時に行う必要があります。
株の「売り」を行うためには信用取引口座が必要なので、あらかじめ開設しておきましょう。
クロス取引の大まかな手順
まずは、取引を始めればよい日を把握するために「権利付き最終日」「権利落ち日」の2つを確認しておきましょう。
まずは「権利付き最終日」からです。権利付き最終日に株を保有していれば株主優待を受け取ることができます。
権利付き最終日は、月末から2営業日前です。(土日祝は営業日に含まれません)
例えば2021年3月の場合、月末は31日ですので「権利付き最終日」は2営業日前の29日となります。
「権利落ち日」は、権利付き最終日の次の営業日です。この日になったら株を売却しても優待を受け取ることができます。
権利付き最終日を確認出来たら、その日までに株の「買い」と「売り」を同時に行いましょう。
「買い」は現物買いで、「売り」は一般信用取引で行うとよいでしょう。
信用取引の主な取引方法比較 | ||
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一般信用 | 制度信用 | |
金利(年) | 3.9% | 1.15% |
逆日歩 | 発生しない | 発生する場合あり |
支払う金利だけ見ると、「制度信用取引」が低いのでこちらで取引を行ったほうが良いと思いませんか?
しかし、「逆日歩」には注意が必要です。
制度信用取引は株が不足した場合に発生する逆日歩が原因で思わぬ手数料を支払う羽目になることがあります。
参考に500株以上で年4万円のお食事ポイントがもらえる「コロワイド(7616)」で発生した逆日歩を確認してみましょう。
日付 | 逆日歩(500株、1日当たり) |
---|---|
2019年3月31日 | 300円 |
2019年9月30日 | 50円 |
2020年3月31日 | 13,600円 |
2020年9月30日 | 10,000円 |
コロワイドの優待がもらえる権利月は3月と9月です。権利付き最終日~権利落ち日は特にクロス取引を行う投資家が増えるため、「逆日歩」が発生しやすくなっています。
さらに逆日歩の怖いところは「取引後(翌営業日)に逆日歩の金額が分かる」ことです。あらかじめ確認できないため、思いもよらぬ高額な逆日歩が発生することがあります。
一方、「一般信用取引」では金利が「制度信用取引」よりも高い代わりに逆日歩は掛かりません。
50万円取引した場合の金利比較 | |
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一般信用取引(年3.9%) | 制度信用取引(年1.15%) |
54円 | 16円 |
仮に50万円分の信用取引をしたとしても、一般信用取引の金利は制度信用取引の金利と比べて38円高いだけです。
この金利を支払うだけで逆日歩が発生するリスクをなくせるため、一般信用取引でクロス取引を行うことをおすすめします。
ただし銘柄によっては一般信用取引が行えない場合があるので、その場合は制度信用取引でクロス取引を必要があります。
SBI証券で一般信用取引を行った場合の手数料 | ||
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取引金額 | 取引手数料 | 貸株料(1日当たり) |
10万円 | 0円※1 | 11円 |
50万円 | 54円 | |
100万円 | 107円 |
権利落ち日を迎え、株主優待を受け取る権利を獲得したら再び「買い」と「売り」を行いましょう。
これが完了したら取引中の株はなくなるため、株主優待獲得のための一連の流れが完了します。
株の取引手数料は証券会社によって異なります。どの証券会社で株を買っても株主優待は受け取ることができるので、なるべく手数料の安い口座で取引を行いましょう!
一般信用取引は「買い」と「売り」の両方の取引を行いますが、「買い」の場合は取引手数料のみ。「売り」の場合は取引手数料と信用取引手数料がかかります。
大手ネット証券会社の信用取引手数料比較 | |||
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取引手数料 | 一般信用取引手数料(年) | ||
100万円まで0円 | 3.9% | ||
100万円まで0円 | 3.9% | ||
0.2%~1% | 制度信用のみ取扱 |
企業からすると短期間しか保有してくれない株主よりも、長期間保有してくれる株主のほうがありがたい存在です。
そのため、長期保有の株主には通常の優待よりも良い内容の優待を用意している場合があります。
普段利用している身近な企業でも「長期保有特典」を用意していますので、人気の銘柄をいくつかご紹介します。
銘柄 (コード) |
1年目 | 2年目 | 3年目 | 必要金額 |
---|---|---|---|---|
ビックカメラ (3048) |
商品券 3,000円分 |
商品券 4,000円分 |
商品券 5,000円分 |
114,600円 |
ヤマダHD (9831) |
商品券 3,000円分 |
商品券 5,000円分 |
商品券 5,500円分 |
51,000円 |
ブックオフGHD (9278) |
買物券 2,000円分 |
買物券 2,000円分 |
買物券 2,500円分 |
84,300円 |
タカラトミー (7867) |
オンラインショップ割引 10% |
オンラインショップ割引 30% |
オンラインショップ割引 40% |
84,300円 |
限定トミカ2台セット |
クロス取引では優待を受け取るたびに全数株を売却してしまうため、継続保有特典に必要な期間に算入されません。
そこで、継続保有特典を受け取るために1株だけ保有しておくという方法があります。(具体的には「株主番号」が変わらなければOK)
1株だけ保有した場合は、長期保有特典の期間に算入されるほか、配当も受け取ることができますよ。
1株(単元未満株) | 100株(単元株) | |
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優待 | 受け取れない※1 | 受け取れる |
配当 | 受け取れる | 受け取れる |
株主総会議決権 | なし | あり |
長期保有特典の期間の算入 | される※2 | される |
1株単位で買える | 1株単位で買えない |
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取引金額 | |||
---|---|---|---|
1,000円 | 20円※1 | 2円~10円 | 55円 |
1万円 | 20円※1 | 20円~100円 | 55円 |
5万円 | 20円※1 | 100円~500円 | 275円 |
10万円 | 20円※1 | 200円~1,000円 | 550円 |
SBIネオモバイル証券は毎月220円の手数料がかかります。ですが毎月200円分のTポイントが還元されるため、差し引いて実質20円の手数料で取引が可能です。
月間の取引額 | 手数料 |
---|---|
50万円以下 | 220円 |
50万円超~300万円以下 | 1,100円 |
300万円超~500万円以下 | 3,300円 |
500万円超~1,000万円以下 | 5,500円 |
SBIネオモバイル証券は1株単位での売買となるため、月間の取引額が50万円を超えることは中々ないでしょう。
Tポイントはコンビニやスーパーなど生活に身近な店舗で貯めることができるので貯めている方が多いでしょう。
そのTポイントはお店で使ってしまうのではなく、株へ投資するために使いませんか?
SBIネオモバイル証券ではTポイントを1ポイント1円として株を購入するときに使えます。
人気の優待株でも数百円から購入できるので、資金の持ち出し無しでも始められるかもしれません。
ちなみにですが、私も実際にSBIネオモバイル証券で投資を行っていますよ。
ぜひ、SBI証券と合わせてSBIネオモバイル証券を利用して、継続保有特典を受け取りましょう!
SBI証券でクロス取引を行えば、数十円のコストで数千円の優待を受け取れます。
クロス取引では「買い」と「売り」の2つの取引を行います。
SBI証券は1日100万円までの取引なら取引手数料が0円なので、「買い50万円」、「売り50万円」の合計100万円までなら54円の手数料で取引が可能です。
取引手数料 | 貸株料 | |
---|---|---|
買い | 0円 | 0円 |
売り | 0円 | 54円 |
SBI証券は「1日100万円まで取引手数料無料」ですが、これは業界で最も良い条件です。
より低い手数料で優待を獲得するために、ぜひSBI証券で取引を行いましょう。
さらに、SBIネオモバイル証券で対象の銘柄を1株でも保有しておけば、継続保有特典でさらに数千円分の優待が上乗せされます。
SBIネオモバイル証券は月額220円の取引手数料がかかりますが、毎月200円分のTポイント(投資可能)を受け取ることができるので実質20円のコストで取引可能です。
小さなコストで大きな優待の上乗せを受けることができるので、利用しないのはもったいないといえます。
日本で初めてTポイントを利用して投資ができるネット証券。
Tポイント利用に加えて、1株からの投資◎、月間の株式取引合計金額が50万円まで手数料220円(税込)であること(毎月200ポイントもらえるので、実質ほぼ無料)などと、特に初心者の方におすすめなサービスとなっております。
ウェルスナビのロボアドの利用もできるので、時間のない方でも気軽に始められます!
取引可能商品 |
国内株式 |
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利用可能ポイント |
Tポイント |
最低取引単位 |
1株 |
取引手数料 |
220円~ |
スマホで取引 |
〇 |
株の定期買付 |
〇 |
NISA |
- |
ロボアド |
⚪ |
IPO件数 |
11件 |
特徴 |
少額投資とポイント利用 |