IPOの資金目安はいくら? 同一資金で複数回の新規公開株の抽選応募する方法とは?

IPOを申し込むときにどのくらいの資金を用意しておけば良い?

IPOでかかる費用は、【仮条件価格上限×申込株数】です。

 

例えば実際に上場したIPOで、2019年4月25日に上場するトビラシステムズ(株)(銘柄コード:4441)を見てみましょう。

 

◼️トビラシステムズ(株)(4441)

ブックビル期間

4/9 0:00~4/15 11:00

仮条件価格

2,100円~2,400円

申込単位

100株単位

上場日

4/25

発行価格決定日

4/16

 

IPOのブックビル(申込)は、仮条件の中から指値をするかどの価格に決まっても購入する成行「ストライクプライス」で申込することができます。指値をして発行価格が指値より高いと抽選に参加できないため、ストライクプライスか仮条件の上限価格で指値すると良いでしょう。ストライクプライスにしても仮条件の範囲を超えて高い価格になることはありません。

 

したがって、IPOには手数料がかからないため仮条件の上限価格×申込株数が必要になります。このトビラシステムズに100株申込するなら、仮条件価格の上限2,400円×100株で、24万円を入金する必要があります。

 

実際いくらぐらい必要か

■過去のIPO公募価格平均

 

公募価格平均

2018年

210,948円

2017年

195,294円

2016年

188,892円

2015年

185,984円

2014年

209,636円

 

過去のIPO公募価格の平均が20万円前後のため、20万円前後用意して申し込みができます。ちなみに、2018年の公募価格はREIT(リート)を除くと、最高値がMTG(7806)の5,800円で最低申込価格は58万円必要でした。逆に最低価格は国際紙パルプ商事(9274)の344円で最低申込価格は34万4,000円でした。

 

IPOの仮条件価格には銘柄毎に大きく幅があるため30万円程度の用意があればほとんどの銘柄に申込ができます。

 

売却時には取引手数料がかかる

IPOは購入時手数料がかかりませんが、売却時には取引手数料がかかります。別途支払う必要はありませんが、売却代金から取引手数料が引かれるため、利益計算をするときは取引手数料も考慮に入れると良いでしょう。

 

◼️株式取引手数料

 

~10万円

~20万

~50万

SBI証券

99円

115円

275円

楽天証券

99円

115円

275円

auカブコム証券

99円

198円

275円

マネックス証券   

110円

198円

495円

松井証券

無料

330円

550円

※税込手数料

 

ネット証券で20万円前後売却するときには200円程度の取引手数料がかかるので、利益が少しのときに売却する場合は注意しましょう。

 

そもそも公募価格はどうやって決まるの?

IPOは購入前に必ず申込「ブックビルディング」があります。ブックビルディングとは、投資家が仮条件の中でどの価格なら買うのかという需要予測を行うものです。実際には最近(2018年、2019年)のIPOは人気が高く、仮条件家価格の上限で決まることが多くなっています。また、IPOに当選するためには仮条件価格の上限か成行で申し込むことが必須です。

 

 

IPOの資金拘束が行われるタイミングを証券会社別に比較!

IPOは、当選するか分からない申込の段階で入金が必要で(証券会社によっては申込時の事前入金不要な会社もあります)、落選が判明するまで資金は拘束されます。資金の拘束タイミングは証券会社によって違います。

 

事前入金不要の会社は、抽選時に資金を入金しておく必要がなく、当選判明後必要資金

を入金すれば良く、落選するかもしれない資金が拘束されることがありません。ただし、事前入金不要でも、当選判明後の入金スケジュールは1、2日と短期間のため入金できるように振込準備はしておく必要があります。

事前入金不要の会社は、松井証券・SBIネオトレード証券・岡三オンライン があります。

 

◼️証券会社別資金拘束タイミング

<IPO時間の流れ>

ブックビルディング→発行価格決定→購入申込→購入申込期間(3営業日程度)最終日

SBI証券

発行価格決定日18:00

楽天証券

抽選前、購入申込時
(ブックビルディング時に株などの預かり資産が必要金額以上ない場合、ブックビルディング時)

松井証券

事前入金不要
当選確定後、購入申込期間最終日15:30までに入金

マネックス証券

ブックビルディング時

auカブコム証券

購入申込時
(ブックビルディング時に株などの預かり資産が必要金額以上ない場合、ブックビルディング時)

岡三オンライン

事前入金不要
当選確定後、購入申込期間初日15:00

SBIネオトレード証券

事前入金不要
当選確定後、購入申込時

 

同一の資金で複数のIPOに応募できる!

証券会社別の資金拘束タイミングを把握していれば、たくさんの証券会社や同期間のたくさんのIPO銘柄に同じ資金でIPOに参加することができます。

 

SBI証券と他証券を組み合わせて申し込む方法

1.抽選時に前受金が不要な証券会社で申し込む

抽選申込時に事前入金不要で申し込むことができる証券会社なら、当選するかわからないIPO申込に資金を割り当てることなく、抽選に参加できます。当選したら入金すれb良いため長期間落選するかもしれないIPOに資金が縛られることがありません。

ただし、当選してから入金期限が1、2日と短期間であることが多いため、ネットバンキングの振込上限などを事前に確認しておいてすぐに振込できるようにしておくことが必要です。

 

前受金不要の証券会社:松井証券、SBIネオトレード証券、岡三オンライン

 

2.抽選スケジュールが遅い「後期型」の証券会社に申し込む

抽選スケジュールには「前期型」と「後期型」があります。

 

◼️前期型・SBI証券、マネックス証券

 

【ブックビルディング期間(申込期間)】、【入金】

抽選

落選判明後資金開放

 

◼️後期型・楽天証券、auカブコム証券、

 

【ブックビルディング期間(申込期間)、入金(預かり資産があれば入金不要)】

【入金】、【購入】申込

 

抽選

落選判明後資金開放

 

SBI証券は前期型で発行価格決定日の18:00以降に抽選結果が分かり、落選すると資金が開放されるため、その資金を使用して後期型の他証券の入金・購入申込すれば抽選に2回挑戦することができ、当選倍率も上げることができます。

 

同期間中にIPOが重なっても同一資金でIPOに参加できる証券会社で申し込む

IPOは2018年に90社上場しており同じ月に何社も重なって上場することがあります。同一資金でたくさんの銘柄に申し込むことができれば多額に資金を用意する必要がありません。

 

◼️2019年4月ブックビルディング期間のIPO

 

ブックビルディング期間

銘柄名(銘柄コード)

最低必要金額(100株)

4/8~4/12

ハウテレビジョン(7064)

121,000円

4/9~4/15

トビラシステムズ(4441)

240,000円

4/9~4/15

グッドスピード(7676)

140,000円

 

ブックビルディング(申込)時に入金が必要で資金を拘束され、他の銘柄にその資金をしようできないと、3銘柄分の501,000円必要となりますが、同一資金でも申込できるのであれば240,000円あれば全ての銘柄に申込することができます。

 

◼️同一資金で申込可能な証券会社

 

・SBI証券

・東海東京証券

・大和証券

・みずほ証券

 

IPO投資するならSBI証券がおすすめ!

 

2018年取扱銘柄数(主幹事の数)

手数料
取引金額30万円のとき

抽選方式

SBI証券

86社(11社)

275円

口数比例抽選70%、
チャレンジポイント配分30%

マネックス証券

50社(0社)

275円

完全抽選制

auカブコム証券

23社(0社)

275円

完全抽選制

松井証券

9社(0社)

330円

完全平等抽選

SBIネオトレード証券

4社(0社)

198円

完全平等抽選

岡三オンライン

47社(0社)

385円

過去の取引実績によるステージ制

※税込手数料

 

IPO取扱銘柄数、株式取引手数料、抽選方式を比較すればSBI証券がIPO取引でおすすめの証券会社です。

 

業界最低水準の格安な株式取引手数料

IPOは申込時には手数料がかかりませんが、売却には株式取引手数料がかかります。したがって、売却利益を少しでも高く上げるためには株式取引手数料が安いところで申し込むのがおすすめです。SBI証券の株式売買手数料は主要ネット証券の中でも、最低水準の手数料のため格安で、IPOを売却できます。

 

IPO取扱銘柄数

SBI証券の2018年IPOは86社の取扱い、2018年の全上場数が90社だったのでIPO全体の95%をSBI証券が取扱したことになります。

したがって、SBI証券に証券口座を保有していれば、IPOの大部分の銘柄に参加することができます。

 

さらに、SBI証券のIPO取扱のうち11社をSBI証券が主幹事をつとめました。

 

◼️ 2018年SBI証券主幹事IPO

上場日 銘柄コード 銘柄名 上場市場 100株あたりの初値での売却益
3/27 6572 RPA HD 東証マザーズ 1,071,000円
4/27 6578 エヌリンクス JASDAQスタンダード 197,000円
6/22 6580 ライトアップ 東証マザーズ 90,500円
6/27 4388 エーアイ 東証マザーズ 250,000円
7/25 3491 GA technologies 東証マザーズ 327,000円
7/26 4394 エクスモーション 東証マザーズ 166,000円
9/13 3494 マリオン JASDAQスタンダード 142,000円
10/30 4422 VALUENEX 東証マザーズ 246,000円
12/11 7044 ピアラ 東証マザーズ 248,000円
12/19 9434 ソフトバンク 東証一部 -3,700円
12/25 4428 リンク 東証マザーズ 404,000円

 

IPOはシンジケート団を何社かの証券会社で結成し売出します。主幹事証券証券は

その中でもIPOの主な引き受けを行い、発行株数の80%~90%程度を売出します。

だから、ほしいIPOは主幹事証券で申し込むと当選確率が上がります。

 

SBI証券の主幹事案件は、東証マザーズのように新興市場に上場する中小型のIPOが多いのが特徴で、大手の野村證券は大型のIPOが多いのが特徴です。

中小型案件は売出株数が少ないため、初値で売却しようとする株数が少なく、買い注文が多いと大きく上がる可能性が高いです。そのため、SBI証券主幹事のIPO銘柄は大きな売却益が得られやすいのです。

 

いつか必ず当選できる抽選方式

SBI証券のIPOの配分が70%の資金力に応じたネット抽選と残り30%がIPOチャレンジポイント配分です。70%ネット抽選部分は、IPOに預けておける資金があれば、出来るだけ多くの株数を申し込んだ方は有利になりますが、資金力がない方でも平等なチャンスがあるチャレンジポイント制度があります。

銘柄毎に抽選に外れるとIPOチャレンジポイントが1ポイント受け取れるので、申込株数の多さは関係ありません。

 

SBI証券の主幹事IPOは新興市場の銘柄が多く過去大きく値上がりしている銘柄が多いのが特徴なため、是非当選したいところです。IPOチャレンジポイントをたくさん貯めてSBI証券主幹事IPOにチャレンジポイント配分で優先的に配分を目指すのが、IPOで儲かる秘訣です。

 

チャレンジポイントは銘柄ごとに1ポイント受け取れるため、チャレンジポイントについては株数をたくさん申し込んだ方も、100株しか申し込みしてない方でも同じ1ポイントが受け取れます。したがって、チャレンジポイントをたくさん貯めるコツは、できるだけたくさんの銘柄に申し込みすることです。SBI証券のIPOは証券会社の中でもNo.1の銘柄数を取扱しており、2018年の全上場銘柄の95%を取扱しているので、たくさん申込する機会はたくさんあります。

 

同一資金でたくさんの銘柄に申し込める

SBI証券は、抽選前の事前入金制をとっていますが、資金を拘束されるのは発行価格決定日の18:00以降のみで、発行価格が異なれば同一資金で抽選に参加することができます。

 

さらに、発行価格決定日が同じでも同一資金で抽選に参加できます。

1.発行決議日

2.ブックビルディング開始日

3.上場日

4.銘柄コード

発行価格決定日が同じ銘柄は、上記の順に抽選されます。ただし、同一資金の場合は先に抽選に付される銘柄で当選した場合、その時点でその次の抽選に参加できなくなります。

 

多額の資金を持っていなくてもスケジュール確認して、同じ資金でたくさんの銘柄に申し込むことで当選確率を上げ、さらにIPOチャレンジポイントをためて、SBI主幹事銘柄にポイントを使用して参加してみましょう。

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