投資信託を月々9,000円積立して、100万円の目標金額を達成するための方法

投資信託の投資が最もおすすめな3つの理由

現在日本銀行はマイナス金利政策をとっており、普通預金や定期預金は0.001%~0.1%となっています。例えば、100万円を0.1%の定期預金に預けても、税引後の年間利息は797円しか受け取れません。

また、銀行から引き出すときにはATM手数料がかかりますが、他行やコンビニの引き出しでのATM手数料、振込手数料等かかかり、手数料を引けば預金の利息収入はマイナスになってしまいます。

さらに、この新型コロナウィルスの影響で、日本銀行が今のマイナス金利である-0.1%からさらにマイナス幅を大きくさせる「マイナス金利の深堀り」を行えば、逆に銀行に預けているだけで手数料がかかる可能性もあります。

このように、銀行に預けているだけではお金も増えるはずもないため、余裕資金で運用するのがおすすめです。余裕資金を増やすためには様々な金融商品が存在しますが、投資経験がなく始めての投資なら、投資信託への積立投資がおすすめです。

<金融商品比較>

必要資金 知識 情報チェック
投資信託 100円〜5,000円 仕組みがわかっていればよい 週1程度
普通預金 1円 不要 不要
株式 20〜30万円 必要 毎日
債券 100万円 仕組みがわかっていればよい 不要
FX 10万円〜 必要 毎日

投資信託とは、小口に集めた資金を大きなまとまった資金にして、プロの運用投資家が運用してくれ、その運用成果を投資資金に応じて変動させる仕組みの金融商品です。

運用自体はプロが行ってくれるため、毎日株価と経済ニュースを見て勉強する必要はなく、経済知識がなくても始めることができます。

一方、株式やFX等の金融商品は、値動きをグラフにしたチャートの分析はもちろんのこと、経済指標、為替、株価等のチェックが最低限毎日必要となります。

したがって、投資信託は以下の3つの理由でおすすめです。

少額で始められる

ネット証券なら100円から始めることができます。資産形成するなら、5,000~3万円程度毎月積立するのがおすすめです。

情報収集が難しい成長市場である海外株式や新興国株式への投資が可能

自分で海外市場に投資しようとするために、情報収集しようとすると、日本語でのレポートが少なく英語でのレポートを読む必要もあります。また、株式市場が開いている時間も日本と真逆のため、夜中に起きて株価チェックしなければなりません。

ただ、日本と比較しても米国市場や新興国市場は、人口が増え続けている上若い労働人口も多いため、成長性が見込める成長市場でもあります。

日本だけでなく、海外に投資することで、海外市場の成長を資産形成に取り込むことができます。

1銘柄だとリスクがあるが、複数銘柄に分散投資するためリスクを低減できる

海外株式は日本株式より値幅が大きいためリスクが大きくなります。また、日本株投資でも1銘柄に投資するとJALのように倒産してしまうと投資金額が0になってしまうリスクもあります。しかし、投資信託で複数銘柄に投資すれば、1銘柄が大きく下がったとして他の銘柄の値上がりで相殺でき、大きな損失は免れることができます。

次に、投資信託への投資の具体的な方法を紹介します。

月9,000円の積立で100万円を達成するシミュレーション

投資信託は国内株式や海外株式等に投資しています。そのため、株式等の値上がりによる運用益を狙うことができるのですが、当然値下がりすることもあるので預金のように元本保証されていません。投資信託で損をせずに運用益を上げるには、「長期・低コスト・積立」による投資が条件とされています。

もっとも、一番利益をあげるのは、一番底値で大きな資金一括で買い、一番高いところで売れば良いでしょう。ただ、実際には相場感がないとなかなか底値だと分かって買えるのは難しいでしょう。そこで、有効なのが長期での積立投資です。毎月一定金額を長期で買付することにより、ドル・コスト法の効果で安いときにはたくさんの口数を買い高いときは少ない口数しか買えないことで、平均取得単価を下げる効果があります。このような効果は、長期になればなるほど効果があります。

そこで投資信託に実際に投資するなら、まず具体的な運用目標と積立金額を決めましょう。

具体的な目標を選んで、積立金額のシミュレーションを提示してくれるのが『マットコ』です。コストが低くて人気のあるeMAXISシリーズの投資信託を運用している、三菱UFJ国際投信が直接販売で買えるサービスです。

例えば、「成長した娘に振袖を送る」「子どもの中学受験を応援する」「子どもに安定した大学生活を送らせる」等、具体的な目標に向かって積立するので、貯めた資金の使い道を思い浮かべることで長く続けることができます。

??目標金額30万円

毎月5,000円の積立を5年間行うことで、目標を達成できます。おすすめの銘柄は、eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)で、国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・新興国債券・国内REIT・先進国REITの8資産に分散投資しています。

??目標金額100万円

https://direct.mattoco.jp/choice/simulation.html

https://direct.mattoco.jp/choice/simulation.html

毎月9,000円の積立を10年間行うことで、目標を達成できます。おすすめプラン例として、eMAXIS最適化バランス(マイゴールキーパー)は、リスクを6%程度まで抑えた運用を目指すもので、リスクを低減しながら資産形成を行うことができます。

マットコ以外でも積立金額シミュレーションができる会社もあります。

<投資信託積立金額シミュレーション 証券会社比較>

シミュレーション 最低積立金額
三菱UFJ国際投信 「マットコ」
初心者向け
簡単でわかりやすい
5.000円
松井証券
投資初心者向け
ポートフォリオを組んでくれる
100円
GMOクリック証券
毎月の積立金額がわかる
100円
SMBC日興証券
簡素
1,000円
SBIネオトレード証券 100円

投資知識がないという方におすすめなのは、三菱UFJ国際投信のマットコです。「いくら貯めたらよいか分からない」「運用利回りって何?」という方でも、「子どもの大学資金」というように資産形成の目的を選ぶだけで、毎月の積立額とおすすめの投資信託を紹介してくれます。

投信ブロガーの選んだFound of year 2019 TOP5

積立金額が決まったら、どの投資信託にするか銘柄を選びましょう。

ここで、参考にしたいのが、「投信ブロガーが選ぶ! Found of year 2019」です。

Found of year 2019 TOP3

                                            
順位 銘柄名 買い付け手数料 信託報酬 運用会社
1 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 無料 0.1144%三菱UFJ国際投信
2 eMAXIS Slim 米国株式(S&P) 無料 0.0968%三菱UFJ国際投信
3 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 無料 0.1023%三菱UFJ国際投信
4 ニッセイ外国株式インデックスファンド 無料 0.1023%ニッセイ・アセットマネジメント
5 eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) 無料 0.154%三菱UFJ国際投信

「投信ブロガーが選ぶ! Found of year 2019」は、投資信託について情報を集めてブログを書く投信ブロガーが、証券会社の宣伝等関係なく本当に良いと思う投資信託を投票で選び、自分たちでよりよい投資環境を作っていこうというイベントです。

表彰された上位5位までの銘柄で、eMAXISシリーズが4本も占める結果となりました。

第1位のeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、これ1本で全世界に投資でき、積立投資に最適という理由から受賞しています。また、eMAXISシリーズでの受賞理由で多いのがやはり信託報酬の圧倒的な低さです。

信託報酬とは、投資信託の保有期間中に日々引かれる手数料です。信託報酬は年率で表され、同じ投資対象でもこの手数料率により大きく運用成果が変わってきます。また、長期になればなるほど負担が重くなり利益が圧迫するため、信託報酬が低いかどうかは投資する際の重要な選択条件となります。

<運用利回り3%の投資信託100万円コスト比較>

信託報酬1% 信託報酬2%
1年後 102万円 101万円
5年後 110万円 105万円
10年後 123万円 111万円

(信託報酬が2%もかかる投資信託はないですが、比較しやすくするため設定)

シミュレーションで活用したマットコの取扱商品は、低コストで長期運用に適したeMAXISシリーズを中心とした厳選された投資信託のみとなっているため、初心者の方でも知らずに高コストの運用成果の悪い投資信託を買ってしまうことなく低コストで効率的な運用をすることができます。

おすすめの証券会社5社比較

銘柄が決まったどこで買うか決めましょう。

<証券会社比較>

つみたてNISA 銘柄数
三菱UFJ国際投信「マットコ」 eMAXISシリーズ中心の19本
松井証券 499本
GMOクリック証券 115本
SMBC日興証券 948本
SBIネオトレード証券 2本

投資信託は、銀行や証券会社等で購入することができます。

いま積立投資するなら「つみたてNISA」での積立がおすすめです。

つみたてNISAとは、買付手数料が無料、信託報酬など投資信託にかかる手数料が一定以下、信託期限が20年以上、デリバティブ取引が行われていないこと等の条件を満たす投資信託に積立による投資をすると、その運用から得られた利益が非課税になる口座です。

<つみたてNISA概要>

利用できる方 日本在住の20歳以上の方
非課税対象 金融庁指定の投資から得られる分配や売却益
口座開設数 1人1口座(一般)NISAとの併用不可
非課税投資枠 新規投資上限毎年40万円(月当たり3万円程度の積立)
非課税期間 最長20年
投資可能期間 2037年まで

つみたてNISA対象の投資信託は、低コストで長期積立に適した投資信託のみが対象のため、初心者の方でも安心して投資することができます。

また、特にeMAXISシリーズは低コストであり、そのほとんどがつみたてNISAの投資対象となっており国内株式から新興国株式まで分散投資に適した基本投資対象が全て揃っています。(ただし、eMAXISの国内債券のみに投資する銘柄のみ、つみたてNISAの投資対象が国内債券のみを対象とする債券型投資信託を非対象としているため、つみたてNISA口座で購入することができません。)

したがって、つみたてNISA口座で低コストのeMAXISシリーズに投資するなら、「マットコ」がおすすめです。三菱UFJ国際投信が手掛けている人気投資信託のeMAXIS シリーズが、「マットコ」で直接購入することができます。

三菱UFJ国際投信は、低コストの投資信託「eMAXISシリーズ」や「グローバルソブリン(通称:グロソブ)投資信託を運用しており、三菱UFJフィナンシャルグループの傘下の投資信託運用会社です。前身として、三菱、山一証券、国際の3つから合併した会社で、80年代から運用を行う歴史ある会社です。

<取扱銘柄>(◎はつみたてNISA対象)

・eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)◎

・eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)◎

・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)◎

・eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)◎

・eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)◎

・eMAXIS Slim 先進国株式インデックス◎

・eMAXIS Slim 米国株式(S&P)◎

・eMAXIS Slim 新興国株式インデックス◎

・eMAXIS Slim 国内債券インデックス

・eMAXIS Slim 先進国債券インデックス◎

・eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)◎

・eMAXIS 最適化バランス(マイゴールキーパー)◎

・eMAXIS 最適化バランス(マイディフェンダー)◎

・eMAXIS 最適化バランス(マイミッドフィルダー)◎

・eMAXIS 最適化バランス(マイフォワード)◎

・eMAXIS 最適化バランス(マイストライカー)◎

・これぞ、日本株

取扱商品で、「eMAXIS Slim 国内債券インデックス」「これぞ、日本株」を除く全てはつみたてNISA対象商品です。

他の証券会社では100銘柄程度のつみたてNISA対象の投資信託から選ぶことができますが、つみたてNISA口座での積立投資は低コストで全世界に投資できるeMAXISシリーズのみへの投資で問題ないでしょう。

また、銘柄数が厳選されていることで、初心者の方でも銘柄選びに悩むことなく積立投資を始めることができます。マットコのサイトは完結で分かりやすく、スマホでも操作しやすいので、投資知識がなくても簡単に始められます。

一方で、マットコは、投資信託運用会社の直販で取扱銘柄数も限られているため、国内株式・米国株式、その他の投資信託等には投資できず、投資する場合は他の証券会社で口座開設する必要があります。もし、投資経験を重ねたら、株式投資したい等考えているなら、eMAXISシリーズは他の証券会社でも手数料変わらず購入できるため、通常の証券会社で口座開設したほうがおすすめです。

マットコの口座開設は無料でスマホ完結させることができます。また、資産形成する目的を選べば、毎月の積立金額と投資対象を教えてくれるので是非コツコツ積立を始めてみましょう。

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