三菱UFJ国際投信『マットコ』の評判は良い?悪い?学資積立におすすめなマットコの特徴を紹介

三菱UFJ国際投信のスマホで投資信託が買えるサービス『マットコ』

三菱UFJ国際投信は、低コストの投資信託「eMAXISシリーズ」や「グローバルソブリン(通称:グロソブ)投資信託を運用しており、三菱UFJフィナンシャルグループの傘下の投資信託運用会社です。前身として、三菱、山一証券、国際の3つから合併した会社で、80年代から運用を行う歴史ある会社です。

そもそも、投資信託とは、小口で投資家から資金を集め、プロの運用投資家に運用をお任せするもので、このプロの投資家に、この三菱UFJ国際投信が該当します。

通常、投資信託は証券会社を通して投資信託を購入します。これに対し、「マットコ」は証券会社を通さずに、直接運用会社で購入することができる仕組みになります。

三菱UFJ国際投信が手掛けている人気投資信託のeMAXIS シリーズが、「マットコ」で直接購入することができます。

<取扱銘柄>(◎はつみたてNISA対象)
・eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)◎
・eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)◎
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)◎
・eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)◎
・eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)◎
・eMAXIS Slim 先進国株式インデックス◎
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P)◎
・eMAXIS Slim 新興国株式インデックス◎
・eMAXIS Slim 国内債券インデックス
・eMAXIS Slim 先進国債券インデックス◎
・eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)◎
・eMAXIS 最適化バランス(マイゴールキーパー)◎
・eMAXIS 最適化バランス(マイディフェンダー)◎
・eMAXIS 最適化バランス(マイミッドフィルダー)◎
・eMAXIS 最適化バランス(マイフォワード)◎
・eMAXIS 最適化バランス(マイストライカー)◎
・これぞ、日本株

取扱商品で、「eMAXIS Slim 国内債券インデックス」「これぞ、日本株」を除く全てはつみたてNISA対象商品です。

つみたてNISAとは、買付手数料が無料、信託報酬など投資信託にかかる手数料が一定以下、信託期限が20年以上、デリバティブ取引が行われていないこと等の条件を満たす投資信託に積立による投資をすると、その運用から得られた利益が非課税になる口座です。

<つみたてNISA概要>

利用できる方 日本在住の20歳以上の方
非課税対象 金融庁指定の投資信託から得られる分配金や売却金
口座開設数 1人1口座
(一般)NISAとの併用不可
非課税投資枠 新規投資上限毎年40万円
(月あたり3万円程度の積立)
非課税期間 最長20年
投資可能期間 2037年まで

つみたてNISA対象の投資信託は、低コストで長期積立に適した投資信託のみが対象のため、初心者の方でも安心して投資することができます。
また、特にeMAXISシリーズは低コストであり、投資対象は国内株式から新興国株式まで分散投資に適した基本投資対象が全て揃っているため、長期で積立するならこのシリーズのみ積立しておいて問題ないでしょう。

「マットコ」のメリット・デメリット

??メリット
長期資産形成に適した商品
投資信託で資産形成のために運用益を上げるには、投資する際に「長期・低コスト・積立」による投資が有効だといわれています。

一番利益をあげるのは、リーマンショックのときのような日経平均が7,000円割れたところの一番安いところで大きな資金一括で購入し、一番高いところで売れば良いでしょう。ただ、投資経験がある人でもなかなか底値だと分かって買える人は少ないでしょう。はたまた初心者の方ならなおさら難しいでしょう。そこで、有効なのが長期での積立投資です。買付時期を分散することで高い時に買うこともあれば安いときに買えることもあるので、買付単価をなだらかにすることができます。さらに、毎月一定金額を買付することは、ドル・コスト法の効果で安いときにはたくさんの口数を買い高いときは少ない口数しか買えないことで、平均取得単価を下げる効果があります。このような効果は、長期になればなるほど効果があります。

また、長期資産形成で大切なのは「低コスト」であることです。

<運用利回り3%の投資信託100万円コスト比較>

  信託報酬1% 信託報酬2%
1年後 102万円 101万円
5年後 110万円 105万円
10年後 123万円 111万円

(信託報酬が2%もかかる投資信託はないですが、比較しやすくするため設定)

投資信託には、保有期間中に信託報酬が引かれます。信託報酬は年率で表されますが、日々引かれていくことになります。保有期間中にかかるコストが高いと、長期になればなるほど負担が重くなり利益が小さくなってしまいます。

マットコの取扱商品は、低コストとで長期運用に適した投資信託のみとなっているため、長期資産形成に最適です。

<コスト比較>
??投資対象:国内株式

  eMAXIS Slim
(日経平均)
ニッセイ日経225
インデックスファンド
買付手数料 無料 無料
信託報酬 0.154% 0.275%

??投資対象:世界株式

  eMAXIS Slim
全世界株式
楽天・全世界株式
インデックス・ファンド
買付手数料 無料 無料
信託報酬 0.1144% 0.222%

つみたてNISA対象

「eMAXIS Slim 国内債券インデックス」「これぞ、日本株」を除く全てはつみたてNISA対象商品であるため、対象商品の積立で利益を非課税にすることができます。

取扱銘柄数が少ないため選びやすい

eMAXISシリーズがあれば、つみたてNISAでの投資は十分といえるほど、低コストで新興国、米国、国内株式、世界株式の主要投資が可能です。投資地域ではなく資産の種類を分散したい場合は、REIT(不動産)、債券にも投資するeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)がおすすめです。

【評判】
・カレンダー頂きました!スクジュールシール付きでありがたい。
→可愛い絵柄のカレンダーが抽選でもらえます。

・無料セミナーに参加してみた
→少人数の無料セミナーを随時開催

・手数料が高く利益が出にくい投資信託を買ってしまう恐れがない →投資初心者の方があんしんして、低コストで良い運用をしている投資信託を選ぶことができます。

??デメリット
既に証券会社の口座がある方にはメリットが低い

eMAXISシリーズは、どの証券会社でも購入可能で、手数料も同じです。既に証券口座があってわざわざマットコの口座を開設するのはメリットがなく、そのまま既に開設してある口座で購入した方が良いでしょう。

最低投資資金が大きい

ネット証券の場合、投資信託は100円から1円単位で購入できます。一方、マットコは毎月5,000円からの積立となります。ただ、資産形成をするなら、最低毎月5,000~1万円、できれば3万円程度積立するのがおすすめで、この最低積立金額は資産形成のために必要な金額と考えましょう。

株式や米国株式等他の金融商品には投資できない

マットコは、投資信託運用会社の直販で取扱銘柄数も限られているため、国内株式・米国株式、その他の投資信託等には投資できず、投資する場合は他の証券会社で口座開設する必要があります。もし、投資経験を重ねたら、株式投資したい等考えているなら、デメリット1で挙げたようにeMAXISシリーズは他の証券会社でも手数料が変わらず購入できるため、通常の証券会社で口座開設したほうが良いでしょう。

一方で、低コストで良質な投資信託のみの投資で良い、証券会社だと商品数が多くて全然分からないという方には、マットコは最適です。取扱銘柄は、証券会社でも低コストとして大人気の商品であり、投資先や資産も主要なものが全て揃っているため、投資信託のみに投資したい方には最適なサービスとなります。

【評判】
・eMAXIS信託報酬が同じでメリットが感じられない
→投資経験者にも低コストで人気のeMAXISシリーズは証券会社で購入できるため、他の金融商品にも投資したい方や他の投資信託にも投資したい方には、マットコで投資するメリットが感じられないかもしれません。

学資積立に最適!目的に合わせてシミュレーションができる!

マットコでは、目標に向けて楽しく積立することができるのが魅力です。積立自体は、いつでも金額を変更、積立自体をやめることもできます。また、保有資産はいつでも売却することが可能です。メリット1で述べたように、資産形成には、5年10年と長い期間での積立が必要です。その中で、欲しいものがあって資産を売却してしまったり、基準価額が下落して不安になって売ってしまったり、逆に利益が出るとすぐに売ってしまうこともありますが、資産形成には基準価額に関わらず、長期に積立することが重要です。

マットコなら、具体的な目標を決めて楽しく積立ができるので、売りたくなったり、積立をやめたくなったりしても、目標のために積立を続けようと考えることができます。

マットコでは、「成長した娘に振袖を送る」「子どもの中学受験を応援する」「子どもに安定した大学生活を送らせる」等、具体的な目標に向かって積立するので、貯めた資金の使い道を思い浮かべることで長く続けることができます。 例えば、「子どもに安定した大学生活を送らせる」であれば目標金額が750万円となり、18年間で貯めるには毎月3万5,000円の積立をすることが必要となります。さらに、最適なおすすめ商品を紹介してもらえます。

マットコのオウンドメディア「mattoco life」

同じく三菱UFJ国際投信が運営する、インターネットで投資に関する記事を読むことができるmattoco lifeがあります。mattoco lifeでは、ブラウザはもちろん、Twitter、Facebookで、投資に関わる記事をスマホで気軽に読むことができ、投資知識を増やしていくことができます。投資情報は、個人のブログやTwitterでのつぶやきに至るまでいろいろな情報が錯綜していますが、運用では歴史ある三菱UFJ国際投信の公式メディアのため、信用して読むことができます。

記事には、「投資信託でかかる税金」「消費税ポイント還元制度」等投資だけでなく、普段の生活にも役立つマネー情報が満載です。スマホでいつでも隙間時間に読むことができるので、毎日読むことで少しずつ投資スキルを上げていきましょう。

証券会社4社比較

<スマホメインのネット証券会社4社比較>

  投資対象 NISA オウンドメディア
マットコ
(三菱UFJ国際投信)
投資信託 つみたてNISA
(一般)NISA

記事がきちんとしたいる表が豊富
SBIネオモバイル証券 国内株式 × -
LINEスマート投資
(FOLIO)
国内株式
米国上場ETF(ロボアド)
×
絵が面白い
日興フロッギー
(SMBC日興証券)
国内株式 (一般)NISA
会話形式で読みやすい

マットコは、初心者の方や投資知識が少ない方におすすめです。コストの低くて人気のeMAXISシリーズが厳選されているため、選びやすいです。投資商品が多すぎて、自分では選ぶことができないということがありません。

また、目的を選ぶと、具体的な金額と積立金額を教えてくれるので、具体的な目標に向かってコツコツ積立を続けることができます。
投資信託の積立は、eMAXISシリーズのような低コストの投資信託を長期で積み立てることが重要です。マットコなら利益が非課税になるつみたてNISAでの投資が可能なため、是非コツコツ積立を始めてみましょう。

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