宝くじで100万円を手に入れるのは交通事故にあう確率より低い! 宝くじより高い可能性で100万円を手にする方法とは?

宝くじで100万円が手に入る確率は10万分の1

宝くじは、1枚300円程度から買えて、宝くじの種類によりますが当選すれば3億円という一生仕事をせずに暮らせるくらいの金額を手にすることができます。

「宝くじが当選すれば…」と夢を抱いて、毎回購入されている方も多いでしょう。

しかし、少し現実に戻ってみましょう。

毎回数万円分の宝くじを買う方、数千円分の宝くじを買う方にしてもお給与の中から購入できる分を決めているならよいですが、お給与やボーナス全部はリスキーです。

ここでは宝くじが実際どのくらいの確率で当選できるのか検証してみました。

〇2018年ドリームジャンボ宝くじ第743回全国自治宝くじの当選確率

販売額:210億円

販売価格:300円

全本数170万本

等級・当選金 本数 当選倍率
1等3億円 17本 10,000,000倍
1等の前後賞1億円 34本 5,000,000倍
1等の組違い10万円 1,683本 101,010倍
2等1,000万円 102本 1,666,667倍
3等100万円 1,700本 100,000倍
4等10万円 17,000本 10,000倍
5等1万円 170,000本 1,000倍
6等3,000円 1,700,000本 100倍
7等300円 17,000,000本 10倍
ドリーム賞3万円 17,000本 10,000倍

1等の3億円に当選するには、1,000万分の1です。3億円に当選できるのは、東京都の人口が1,395万人なので、東京都全人口の1人が当選できるかぐらいの低い確率になります。

もう少し当選金額を落としても、100万円に当選する確率は、10万分の1です。例えば、東京都中央区の全人口の中で1人当たるかどうか、世田谷区全人口で8人当たるかどうかです。つまり、宝くじを10万枚つまり300万円分購入すると100万円が1本当たる確率です。300万円も購入すると、100万円当選しても200万円損します。

この宝くじの当選確率は、交通事故に遭遇するよりも低いのです。

交通事故は年々減少傾向にありますが、警察庁によると、2019年の交通事故による死者数が3,215人で人口10万人あたり2.54人、負傷者数が46万人で人口10万人あたり365.2人となっています。宝くじは10万枚あたり1枚の確率であるのに対して、交通事故の死亡者は10万人に約2人、負傷者数は10万人に365人と交通事故に遭う確率の方が断然高いのです。

したがって、宝くじで100万円当たるのは、大変難しいことが分かります。また、宝くじは10枚買って300円の当選金があるとしても、2,700円は損をするという、投資金がほとんど返ってこない投資です。

宝くじより増やせるのは投資信託の積立

投資信託とは、小口で投資家から集めた資金を大きなまとまりにして、株や債券等に投資する商品です。100円から1円単位で購入することができます。

宝くじのように、300円の券がいっきに100万円や3億円に化けることはありませんが、コツコツ積み立てることにより100万円の利益を生み出すことも可能です。実際に、金融庁の調査によれば5年以上コツコツ積立による投資をした人の50%が利益を出しており、宝くじの0.0001%(100万円が当選する確率)と比較すると、現実味があります。

(参考)「販売会社における比較可能な共通KPIの傾向分析」

https://www.fsa.go.jp/news/29/sonota/20170728/bunseki2.pdf

例えば、毎月3万円を15年間利回り3%で運用すると、以下のような運用成果が期待できます。

<投資信託積立運用成果>毎月3万円を積み立てたとき(利回り3%)

積立期間 積立金額合計 運用成果 運用益
5年 180万円 1,939,401円 139,401円
10年 360万円 4,192,243円 592,243円
15年 540万円 6,809,181円 1,409,181円
20年 720万円 9,849,060円 2,649,060円

100万円の利益を得るためには、毎月3万円積み立てるなら15年間の積立期間が必要です。

利益が出るなら、最初に一括で投資した方が良いのではと考えますが、投資信託に投資するなら毎月積立で投資することによってリスクを低減して運用した方が良いのです。

なぜなら、投資信託が元本保証ではないからです。

投資信託は、プロの運用者が株式や債券、海外株式などに投資しています。株式は日々価格が変動し、海外資産なら為替により変動します。そのように変動するなか、絶妙なタイミングで安く買って、一番高いところで売却できれば良いのですが、一番安い買付タイミングや一番高い売却タイミングはプロでも予想は難しく、実際そんなにうまく買ったり売ったりすることはできないでしょう。

買付価格が高く、売却時に下がっていると、投資信託への投資は損をしてしまいます。そこで、損をしないために有効な手段が「長期・積立・低コスト」による投資です。

〇長期保有

金融庁 平成31年1月29日公表の「販売会社における比較可能な共通KPIの傾向分析」によれば、保有期間が5年と長くなるほど運用損益がプラスのなっている顧客割合が高く、5年近く保有している銀行では70%の顧客の運用損益がプラスになっていることが分かります。

つまり、投資信託は短期で売買するのではなく、5年以上長期で保有するのが運用がプラスになる確率が高くなります。

〇低コスト

投資信託には、手数料として買付時にかかる買付手数料があり、買付手数料が無料の投資信託を「ノーロード投信」といいます。この買付手数料は、買付時に購入金額から差し引かれます。例えば、買付手数料1%の投資信託を100万円購入すると、購入時点で1万円差し引かれ99万円で運用がスタートし、最初にマイナス1万円となってしまいます。そのため、買付時に手数料のかからないノーロード投信が人気です。

また、買付手数料のように直接引かれない、見えないコストとして「信託報酬(管理手数料)」があります。この手数料は保有期間中ずっとかかるのですが、直接引かれず日々の基準価額に反映されています。例えば、基準価額10,000円信託報酬1%の投資信託なら、毎日基準価額から0.27円程度引かれています。日々少しずつ引かれるので、運用損益の影響が分かりにくいですが、長期保有するとこの影響が大きくなります。

5年、10年と長期保有になるほど、同じ運用利回りでも信託報酬の違いで大きく運用成果が変わります。

〇積立による投資

一定金額の積立による投資を行なうと、買付時期の分散を図ることができ、「ドルコスト平均法」が利用できます。ドルコスト平均法とは、一定金額を一定間隔で買付することで買付単価を引き下げる効果がある方法のことをいいます。

一番安い価格で一括購入するのが一番利益を上げれられますが、タイミングを見極めるのは難しいです。そこで、毎月一定金額を買うことで、価格が安いときはたくさんの口数を買い、価格が高いときは少ない口数しか買えないので、1万口あたりの買付単価を下げることができます。長期で行うほど時間軸の分散になり、買付単価を下げる効果が高くなります。

このような条件を備えた投資信託のみに投資できるのがつみたてNISAです。

安定的な利益を上げるならつみたてNISA

つみたてNISAとは、証券会社(銀行でも可能)の証券口座とは別につくる口座です。つみたてNISA口座で投資するには条件があります。投資信託に例えば「毎月1万円投資」というように積立により、投資することが第一条件の口座です。そして、投資できる投資対象が、金融庁指定のコストの低い商品で長期の積立による投資に限定されています。この条件を満たす投資なら、つみたてNISA口座で投資できます。

さらに、つみたてNISA口座で投資して、得られた利益は全て非課税となります。

通常、投資で得られる利益には、20.315%の税金がかかります。先ほどの例でいうと、以下のように税金が引かれます。

<毎月3万円積立時の利益(利回り3%)>

積立期間 運用益 税金
5年 139,401円 28,319円
10年 592,243円 120,314円
15年 1,409,181円 286,275円
20年 2,649,060円 538,156円

このように、通常の投資だと積立投資でせっかく100万円の利益を得ても、20万円近く税金が引かれてしまいます。

つみたてNISA口座での投資なら、非課税となり、利益を全て受け取ることができます。

<つみたてNISA>

利用できる方 日本居住の20歳以上の方
投資対象 金融庁指定の長期資産形成に適した一定の投資信託
非課税対象 上記投資信託から得られる売却益と分配金
口座開設可能数 1人1口座
(一般)NISAとの併用不可
非課税投資枠 新規投資額毎年40万円上限
非課税期間 最長20年間
投資可能期間 2018〜2037年

つみたてNISA口座は年間40万円まで新規投資できるから、毎月3万円程度を積み立てるとちょうど枠を使えます。投資した資金は売却しないかがり最長20年間非課税となります。

また、つみたてNISAでの投資信託の積立投資は、毎月の積立金額と購入する銘柄を最初に設定すれば、そのあと自動で積立投資を行ってくれるため、特に何かしなければならないことはありません。時々、基準価額や資産状況を見れば良いだけで、忙しい方でもできる運用手法です。

つみたてNISAなら楽天証券!

<つみたてNISAで投資できる証券会社比較>

証券会社 つみたてNISA銘柄数 最低積立金額 ポイント充当(積立時)
楽天証券 152本 100円
SBI証券 153本 100円 ×
岡三オンライン ‐円
イオン銀行 20本 1,000円 ×
SBIネオトレード証券 1本 100円

楽天証券は、つみたてNISAでの投資によるポイントが貯まりやすく、またそのポイントで投資できるので、お得につみたてNISAの運用ができるため、おすすめです。また、取扱銘柄数も多いため、投資に慣れて投資したい銘柄がないという心配もありません。

1. 楽天スーパーポイントで投信積立ができる

楽天市場などの楽天グループ、マクドナルドなどの楽天スーパーポイントが貯められる実店舗、楽天カードで楽天スーパーポイントを貯めることができますが、そのポイントを1ポイント→1円としてつみたてNISAの投信購入代金に充当することができます。投資信託積立時にポイントを自動充当させる設定もできるため、ポイントの使い忘れの心配もありません。

2. 年会費永年無料の楽天カード決済可能

投資信託購入代金を楽天カードの決済で購入することができます。また、楽天カード決済分の1%がポイント付与されるため、積立時に自動で1%の利益が出ていることになります。

3. 初心者でもわかりやすい画面、投資情報

無料動画セミナーや投資についての情報「トウシル」など株投資が初めての方でも、分かりやすい情報が豊富です。顧客からの意見を反映した画面は、見やすくて、初心者でも取引しやすくなっています。

4. 楽天グループ連携でさらにお得!

楽天証券を楽天銀行と連携させる「マネーブリッジ」に登録すると、楽天銀行の普通預金金利が大手銀行の100倍の0.1%になり、楽天証券の購入代金を銀行から振替したり振り込んだりしなくても楽天銀行にある資金で投資することができるため、煩雑な入金手続きが不要になります。

また、楽天証券で【楽天スーパーポイントコース】に設定し投資信託を500円以上、ポイントを1ポイント以上使用して投資すると、楽天市場のポイント倍立が+1倍になったり、楽天カードの引き落としを楽天銀行にするとさらに+1倍になったりと、楽天市場で買い物する方は、楽天証券を利用すればするほどお得になります。

楽天証券なら、100ポイントあれば手持ち資金を使わずに投資できるので、まずポイントで投資してみて、慣れてきたら積立を始めても良いでしょう。つみたてNISAは、口座開設時にチェック欄があるので、同時に開設してしまいましょう。

口座開設数最多の大人気ネット証券会社。
人気のIPOをと多数取り扱っているところも◎ また夜間取引が可能という点も初心者から上級者まで幅広い方に支持される理由のひとつ!

さらに、独自のサービスとして 銘柄条件検索機能は初心者には助かる機能です。まさに死角のない証券口座です!

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