自動車が好きな人は自動車関連メーカーに投資をしてみよう 好きなことなら情報収集もしやすい

「興味のある商品・業界に投資する」という考え方 

株式投資は、保有していれば配当金や株主優待が受け取れて、購入時より売却価格が高ければ売却益を得ることができます。

しかし、売却したいときに、価格が購入時よりも下がってしまうと上がるのを待つか、損で売却しなければなりません。したがって、損をしないために、投資をする前に経済全体や投資先の銘柄について勉強する必要があります。

経済や株式の財務諸表を見て分析するのは、専門用語や専門知識が必要で、中々勉強する気が起きないかもしれません。

そこで、おすすめなのが、『興味のある商品・業界に投資する』という方法です。

例えば、自動車が好きな人を例にしてみましょう。

直接自動車メーカーの株を買うというと、トヨタ自動車(銘柄コード:7203)、ホンダ(7267)、日産(7201)、スズキ自動車(7269)などがあります。

<自動車メーカー>最低投資金額は2020年2月10日時点の株価を参考

銘柄名
(銘柄コード)
株主優待 最低投資金額 配当利回り
トヨタ自動車
(7203)
なし 約77万円 3%(予想)
ホンダ
(7267)
本田技研工業
3月末:鈴鹿サーキット
6月末:工場見学、レース招待
12月末:エンジョイホンダ招待
約30万円 3.79%
日産自動車
(7201)
新車購入時5,000円のギフトカード
かつカタログギフト
約6万円 3.1%
SUBARU
(7270)
なし 約28万円 5.09%
マツダ
(7261)
なし 約9万円 3.92%
スズキ
(7269)
静岡茶2本セット 約50万円 1.48%

自動車株・自動車産業について

2020年2月6日、SUBARU(スバル)がトヨタ自動車の持ち分適用会社となったことを発表しました。今後、自動車業界は、つながる車や自動運転など「CASE」と呼ばれる次世代技術による激変が予想されており、CASEで出遅れているスバルはトヨタ自動車と資本業務提携を拡大すると発表していました。

再編が起きている自動車業界は、100年に一度の大変革が起きるといわれるほど変化を遂げそうです。直接自動車メーカーに投資するのも良いですが、せっかく車が好きなら、今後を予想して大きく変化しそうな技術に投資するのもおすすめです。

CASE(ケース)とは?

CASEとは、「Connected(コネクト、つながる車)」「Autonomous (自動運転)」「Shared&Services(シェアとサービス)」「Electric(電気自動車)」の頭文字を取ったものです。将来この激変により、自動車メーカーは自動車製造・販売会社から移動手段を提供するだけの会社となるといわれています。

Cのコネクトは、車が常にインターネットと接続されることで、車の状態や周囲の道路状況などのデータが蓄積され、それを分析することにより新しい価値やサービスが生まれると予想されます。例えば、次のAの自動運転にも繋がりますが、コネクトすることによりそのデータがクラウドとして蓄積され、天候や交通状況、道路状態など今までドライバーの経験や勘をもとに運転されていた車が、客観的にデータを解析した結果をもとに車をコントロールし、自動運転させることが可能となります。

次に、Aの自動運転ですが、ヒトによる運転が不要となることで、新たな移動手段や宅配などの物流システムが生まれる可能性があります。

上記のコネクトや自動運転により、車を保有するのではなく、Sのサービスとシェアによる利用に変わっていくでしょう。

また、車がガソリンから電気に変わることにより、複雑なエンジンシステムが不要となり、新しい自動車メーカーが乱立しています。

CASE関連企業は?

トヨタ自動車は、国内ではCASE関連投資に先行しています。トヨタ自動車が出資している企業として以下が挙げられます。

<トヨタ自動車CASE関連出資>

会社名
(銘柄コードまたはティッカーコード)
事業内容 協力関係
ソフトバンクグループ
(9984)
巨額投資ファンド運営会社 共同で「MONET」設立
パーク24
(4666)
駐車場タイムズを運営 東京都心のカーシェアリングの業務提携
AMAZON
(米,AMZN)
世界最大級のインターネット通販会社 自動運転の電気自動車による無人宅配で提携
Uber
(米,UBER)
米国のライドシェア大手 出資
DiDi(中国、未上場だが、近く香港で上場する可能性あり) 中国のライドシェア最大手 ソフトバンクが出資

次に、国内企業をはじめ、米国IT巨大企業をはじめ、各社CASEを睨んだ投資、開発競争が進んでいます。CASEは、自動車電動化により車の構造自体が簡素化することで、100年に一度と呼ばれる車の大変革を起こし、車メーカー自体がなくなる可能性を秘めています。そこで、トヨタ自動車以外のCASE関連銘柄もみてみましょう。

会社名
(銘柄コードまたはティッカーコード)
事業内容
京セラ
(6971)
自動運転の目となる高機能センサーを2025年に量産
日本電産
(6594)
自動運転に必要な世界最小のADASセンサーを開発。
オムロンの車載電装品事業を買収。
NVIDIA
(米,NVDA)
画像データから立体的に処理することにより自動運転を可能にする技術
Google
(米,GOOGL)
走行アルゴリズムによる完全自動運転技術
アリババ
(中国,米国で上場BABA)
車を「上海汽車」と共同で製造。車で、決済や検索や予約などのネットサービスが行える車。

このように、次世代の自動車技術を学ぶとともに、その技術を開発している企業に投資することで資産運用することができます。車が好きなら、既に知っていることもあったり、未来ではどんな車になるのかと興味を持って知ろうと思ったりするでしょう。

そんな風に、楽しく学ぶうちに、投資したい企業を見つけることができます。

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好きなテーマに投資することは、投資知識や経験がなくても、投資のための情報収集を遊び感覚で楽しくできます。

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例えば、「車」で検索すると、CASEに関わる「自動ブレーキ」「テスラ」「自動運転バス」などの記事が読めます。

一方、投資経験がないならば、初心者向けの情報がおすすめです。

「投資ってどんなもの?」と思われる方には、「投資未経験者のための投資の旅のしおり」というコンテンツがあります。1?6まであり、なぜ投資をしなければならないのか?初めての投資はどの金融商品に投資すべきか?など順番に、解説してくれます。ここで、初心者の方が疑問に思う点が解決されるででしょう。ちなみに、この記事によれば、初めての投資は、1位株式が多くなっており、やはりまずは興味のあるテーマの株式や株主優待が受け取れる株式に投資することから始めた方が多いと予想できます。

「トウシル」は楽天証券の口座がなくても読むことができますが、中には楽天証券にログインしないと読めない記事もあります。楽天証券の口座開設には手数料がかからないので、口座開設して読むのがおすすめです。楽天証券は、楽天市場のIDがあれば、入力作業を省略して開設手続きをすることができます。

また、口座開設と同時にNISA口座を開設すると良いでしょう。

NISA口座とは、株式や投資信託、ETF、REIT等を購入し、配当金・分配金、売却益などで得られた利益を非課税にできる口座です。通常、株式などに投資すると、利益に対して、20.315%課税されますが、NISA口座で投資すれば、非課税になります。

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利用できる方 日本在住の20歳以上の方
口座開設可能数 1人1口座
つみたてNISAとの併用不可
年間投資限度額 120万円
非課税期間 最長5年間
投資可能商品 国内株式/外国株式/投資信託/ETF/REIT 等
投資可能期間 2023年まで

なお、投資可能期限は2023年までとなっていますが、政府・与党は現行の(一般)NISAに変更を加えて、「新NISA制度」をつくる予定となっています。新NISAは、投資可能期間を2028年までとし、現行が120万円の投資枠だったのに対し、リスクの低い投資信託に限定した積立をした人(年20万円まで)だけが現行の株式や限定されていない投資信託などに年102万円まで投資できる制度になるようです。つみたてNISAと現行(一般)NISAのハイブリッドのような制度になる予定です。

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