投資信託はいくらから始められる? 銀行も含めた金融機関9社を比較! 手数料から銘柄選定のコツまで徹底解説

「卵は1つの籠に盛るな!」

「卵は1つの籠に盛るな!」という投資の格言があります。これは、1つの銘柄や資産に資金を集中させるのではなく、分散させて運用することの重要性を示唆しています。

例えば、卵を一つの籠に入れて運ぶと籠を落とした時に全て割れてしまいますが、複数の籠に分けて運べば一つの籠を落としても他の籠の中にある卵は無事です。

このように資産や銘柄を分散して投資させる投資方法は、投資信託で実現させることができます。

では、投資信託には、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

■投資信託メリット

・運用のプロに任せられる

株式等を自分で分析して売買するには、勉強する時間や相場を見ている必要があります。また、情報が得られにくい海外市場は日本の夜中に取引所が開くので相場を見ているのは大変です。そこで、投資信託ならプロに任せて、定期的なレポートや基準価額をチェックするだけで資産運用することができます。

・分散投資できる

投資信託は、小口で集めた資金を大きなまとまりにして、複数銘柄、株式・債券等種類の異なる資産に分散投資します。分散投資するには、株式や債券に最低投資金額があるため大きな資金が必要ですが、投資信託を利用すれば、100円から分散投資することができます。

・少額から始められる

投資信託は、銀行や大手証券なら1万円から、ネット証券なら100円から始めることができます。

・投資制限のある地域にも投資できる

新興国等は投資制限があるところが多く、例えばブラジルやロシア、インドは日本から直接株式を買うことができません。投資信託なら、投資制限があるような国の株式や不動産等に投資できます。

■デメリット

・コストがかかる

投資信託は、小口で集めた資金をまとめて運用のプロが株式や債券等を運用します。そのため、買付時にかかる買付手数料・保有中にかかる信託報酬等がかかります。

・元本保証がない

預貯金には元本保証があり、いつ引き出しても元本が割れることはありません。投資信託は、売却するタイミングや運用実績によっては元本が値下がりする可能性があります。

一方、預貯金と異なり(預貯金は銀行が貸し出す)、預かった資金は証券会社(取次会社)や信託銀行(資金管理会社)の資産とは別で管理(分別管理)しているため、証券会社や信託銀行が倒産しても資産は全て守られます。

投資信託はいくらから始められる?

投資信託の最低投資金額は、金融機関によって様々で、窓口かインターネットか購入方法でも異なります。

<投資信託最低投資金額>

通常購入 自動積立(毎月)
SBI証券 100円
楽天証券 100円 100円
マネックス証券 100円 100円
カブドットコム証券 100円 100円
ゆうちょ銀行 1万円 店頭・電話:5,000円 インターネット:1,000円
野村證券 1万円 1,000円
イオン銀行 1万円 1,000円
三井住友銀行 1万円 1万円 (ネット専用ファンドは
みずほ銀行 店頭:20万円 インターネット・電話:1万円 1,000円

ネット証券なら、通常購入も自動積立も100円から始められるので、まず少額から投資信託購入するならネット証券の方が気軽でおすすめです。

投資金額以外にかかる費用について

デメリットの1つとして挙げましたが、投資信託にはコストがかかります。多くの投資信託には、買付手数料と信託報酬がかかります。まれに、売却時に信託財産留保額がかることがあります。

<投資信託のコスト>

買付手数料 0%~4% 買付時にかかり、買付金額から差し引かれます。買付手数料が無料の投資信託を「ノーロード投信」といいます。
信託報酬 0.1%~1.5% 保有期間中にかかる手数料で、基準価額から日々引かれており、別途支払う必要はありません。
信託財産留保額 0%~0.2% 売却時にかかる手数料で、売却金額から差し引かれます。

例えば、買付手数料2%・信託報酬1%の投資信託を100万円購入すると、買付時に2万円引かれ、年間1万円が基準価額から日々(1日27円程度)差し引かれます。

買付手数料は買付時の1度しか引かれませんが、信託報酬は日々引かれます。長期で投資するなら、信託報酬が低い投信を選ぶのがおすすめです。

<信託報酬の違いによる運用実績の違い>

運用実績が変わらず、信託報酬だけ引かれた場合で比較

信託報酬0.5% 信託報酬1%
基準価額0年 (投資元本) 10,000円 (100万円) 10,000円 (100万円)
基準価額1年後 (投資元本) 9,950円 (995,000円) 9,900円 (990,000円)
基準価額5年後 9,754円 (975,400円) 9,900円 (990,000円)

長期運用すると、信託報酬による基準価額への影響が大きくなることがわかります。

あくまでも、運用実績が変らなったときのため、信託報酬が高くてもそのコスト以上に運用実績が良ければ基準価額は上がることもあります。

手数料が格安なおススメファンド3選

色々な種類がある投資信託の中で、どれに投資したら良いか分からない方のために、手数料が安いおすすめの投資信託を紹介します。

<おすすめのファンド3選>

おすすめの投資信託は、コストが低く、分配金を出していないこと、過去の運用実績が良い、ものです。分配金は、毎月分配型など高い分配金を出す投資信託は未だに人気がありますが、利益からのみではなく投資信託の信託財産から出すため、信託財産が減ったり基準価額がその分下がり運用効率が悪くなるので、長期運用には適していません。

(基準価額は2019年7月2日現在の価格です。)

■楽天・全米株式インデックス・ファンド

【愛称】楽天・バンガード・ファンド(全米株式)

バンガードが運用する「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」に連動するインデックス投信で、米国株式市場の大型株から小型株まで網羅して株価指数に連動します。

運用会社 楽天投信投資顧問
基準価額 11,443円
買付手数料 無料
信託報酬 0.1596%
信託財産留保額 なし
償還日 無期限
分配金 0
トータルリターン(1年) 3.41%
NISA
つみたてNISA

■eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

「MSCI Kokusai Index(MSCIコクサイ インデックス)」に連動し、日本以外の先進国株式を投資対象としています。

運用会社 三菱UFJ国際投信
基準価額 12,125円
買付手数料 無料
信託報酬 0.107892%
信託財産留保額 なし
償還日 無期限
分配金 0
トータルリターン(1年) 1.96%
NISA
つみたてNISA

■eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・新興国債券・国債リート・先進国リートの8資産の代表的な指数を合成させて連動させています。

合成ベンチマークの具体的な構成としては、TOPIX、MSCI コクサイ インデックス、MSCI エマージング・マーケット・インデックス、NOMURA-BPI総合、FTSE世界国債インデックス、JPモルガンGBI-EMグローバル・ダイバーシファイド、東証REIT指数、S&P先進国REITインデックスをそれぞれ12.5%ずつ組み合わせた合成指数となっています。

運用会社 三菱UFJ国際投信
基準価額 10,977円
買付手数料 無料
管理費 0.15%
信託財産留保額 なし
償還日 無期限
分配金 0
トータルリターン(1年) 1.38%
NISA
つみたてNISA

投資信託にオススメの金融機関はSBI証券と楽天証券!

コストが低く、過去の運用実績が良い投資信託が購入できる金融機関はどこでしょう。

<金融機関別 投資信託銘柄数>

銘柄数 内ノーロード数
SBI証券 2,672銘柄 1,333銘柄
楽天証券 2,664銘柄 1,353銘柄
マネックス証券 1,176銘柄 760銘柄
カブドットコム証券 1,103銘柄 678銘柄
ゆうちょ銀行 141銘柄 10銘柄
野村證券 852銘柄 3銘柄
イオン銀行 298銘柄 63銘柄
三井住友銀行 203銘柄 44銘柄
みずほ銀行 253銘柄 39銘柄

買付手数料が無料のノーロード投信やコストが低い運用実績の良い投資信託が揃っているのは、SBI証券と楽天証券です。

SBI証券

SBI証券の投信取扱銘柄数は、2,672本、そのうち1,333本と業界屈指のラインアップなっています。そして、投信積立のメリットとして、買付手数料がキャッシュバックされる上、保有いているだけでポイントが受け取れるマイレージポイント制度があります。

・投信マイレージポイント

SBI証券で預かりの月間保有平均残高に応じて、SBIポイントが貯まります。銘柄ごとに付与率は異なり、0.03%、0.05%、0.1%(1,000万円以上0.2%)が月間保有残高により付与されます。

2019年7月20日(予定)からTポイントが貯まるようになり、対象投資信託の月間平均保有額が1,000万円未満は0.1%、1,000万円以上は0.2%相当のTポイントが付与されます。Tポイントは、街中のファミリーマートなどTポイントが使用できるお店で使用したり、Yahoo! でも使用でき、1ポイント→1円として投資信託の買付代金に充当することができるようになります。

・積立頻度を自由に選択できる

SBI証券の投信積立の買付タイミングは、毎日・毎週・毎月・複数日・隔月の5種類から選ぶことができます。ただし、つみたてNISA口座での投信積立購入時には複数日と隔月の2つは選ぶことができません。

楽天証券

楽天証券は、投信取扱銘柄数が2,664本、そのうちノーロード投信が1,353本と豊富なラインアップとなっています。そして、投信積立時のポイントサービスが充実しているのが魅力となっています。

楽天証券で貯められるポイントは、楽天証券ポイントと楽天ポイントのどちらかを選択します。途中で変更したり相互に交換したりすることも可能です。

楽天証券ポイントは、ポイントで投資信託購入ができるポイント投資やJALマイルに交換することができます。

一方、楽天ポイントで貯めている場合は、楽天グループや楽天ポイントが使える店、ポイント投資で1ポイント→1円として使用することができます。

■楽天ポイント使用用途

・ポイント投資(投信通常購入、投信積立時自動充当)

・街中の楽天ポイントが使用できるお店で使用

・楽天市場など楽天グループで使用

さらに、楽天証券はポイントを貯めやすい仕組みとなっています。

■ポイント付与サービス

・投信積立時楽天カードクレジットカード決済(100円→1ポイント)

・投信積立時買付手数料全額ポイントバック

・投信保有残高10万円ごとに4ポイント

・楽天証券でのポイント受取方法を「楽天ポイントコース」に設定し、1ポイント以上使用して500円以上投資信託を購入すると楽天市場のポイント倍率が投資した月+1倍

貯めたポイントで投信を買付すれば、さらに運用パフォーマンスを上げることができるでしょう。

自分に合ったネット証券でコストを下げて、運用成績を上げよう!

楽天証券なら、楽天市場や街で貯めた楽天ポイントを投信購入代金に充てられます。

一方、SBI証券なら自由に積立頻度を設定でき、保有期間中にマイレージポイントが貯められます。さらに、2019年7月20日(予定)からSBI証券でもTポイントでのポイント投資が始まります。証券口座は無料で開設でき、SBI証券ではTポイント投資開始の伴いTポイントプレゼントキャンペーンも開催しますので、試しにSBI証券と楽天証券の2つの口座を開設して見るのも良いでしょう。

取引手数料が最安水準の証券会社。
楽天ポイントを1ポイント1円として投資をすることも可能!

さらに、手数料から1%の楽天ポイントがキャッシュバックされるなど、手数料を徹底的に抑えたい方に最適な口座になっています。

手数料
(1注文)
手数料
(1日定額)
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- 夜間取引可

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