実物資産とは? 種類と特徴を紹介。初心者が投資するべき実物資産2選

主な実物資産5つの特徴を紹介

資産には、金融資産と実物資産があります。

金融資産には、主に株式や現金などが挙げられ、実際に株式はそのもの自体に価値があるわけではなく、創造された価値のため、会社が倒産すれば価値は0になります。現金も、昔は金本位制といって、金と交換できる権利で価値を裏付けていましたが、今は裏付けるものはなく、国の価値や他国との関係などで価値が決まっています。

一方、実際にある物の資産を実物資産といいます。金融資産と異なり、それ自体に価値があるため、経済状況等に価格が左右されることはありますが、価値がゼロになることはなく、世界中どこでも換金できます。

実物資産は、買って保有するだけでなく、買った価格より値上がりすることもあるため、売ることで利益を上げることもできます。

1. 貴金属(金・銀・プラチナ)

金・プラチナ・銀は、最近最も注目されている実物資産への投資です。

金は、ジュエリー需要だけでなく、金本位制のときに通貨を裏付ける価値があったことからも、「有事の金」として、政治的経済的リスクが起きた時に価格が上昇する傾向があります。

プラチナは、金と同じようにネックレスや指輪などジュエリーとして利用されています。そして、工業用として自動車の排気ガスを浄化する触媒としても利用されています。

プラチナの需要としては、約6割が自動車などの工業分野が占めているため、プラチナの価格が景気動向や株価と同じ動きをする傾向があります。また、産出国として南アフリカが73%も占めていることから、南アフリカ共和国の政治経済の影響を受けやすいのも特徴です。

銀は、金よりも産出量が少ない時期もあったため、金と並び主要通貨として使用されていました。今は、ジュエリーはもちろんのこと、電気関係製品や自動車のシールド、工業製品として重宝され、最近では太陽光電池での利用による需要が増えています。金価格より価格g安く投資しやすいですが、乱高下が大きいのも特徴です。

2. 不動産

不動産投資は、借り入れをして(中には手持ち資金の方もいる)不動産を購入し、借入金の返済は家賃収入で返済し、返済後は家賃収入を不労所得として得るか、売却して売却益を得ることもできます。

3. 美術品・骨董品

美術品・骨董品は、年数が経っても価値が下がらず、値上がりする可能性もあります。

投資目的であれば、美術品・骨董品に関しての深い知識や将来の価値が上がるかどうかの見極めも必要です。

4. 自動車

利用することもでき、高級車であればステータスにもなります。また、売却する際にも中古車買取店は豊富に存在するため、すぐに換金することができます。

ただ、維持費が高く、駐車場代に加え、自動車重量税・自動車税(軽自動車は軽自動車税)、車検費用、修理費等がかかります。そして、利用していれば価値も下がっていきます。

5. ワイン、ウィスキー

ワインやウィスキーを飲むために買うのではなく、投資目的として、酒類を長期保有して、価値が値上がりするのを待つ投資があります。

ワインの最適な環境は温度14度、湿度70%前後の暗所です。ワインセラーのような品質を保てるように管理する必要があります。また、たくさんの数に投資するなら、置くためのスペースが必要となります。

手軽に始められのは貴金属と不動産

貴金属も少額から始められる

貴金属投資をする際にまず思いつくのが、ゴールドバーといわれる金の延べ棒や金塊ではないでしょうか。

ゴールドバーは、金地金(インゴット)といいますが、500gあたり約290万円(2019年10月31日現在)程度します。金地金だと、購入するためには大きな資金が必要です。

また、高価である故、自宅で保管するには、盗難リスクや災害リスクに備えて、金庫等で保管するなど注意を払う必要があります。

しかし、金地金を購入しなくても、毎月1,000円から積立できたり、金の先物取引価格に連動する投資信託やETFなどに投資するなら100円から投資できる投資信託もあります。

このような少額投資でも、コツコツ積み立てをして金地金500g程度に達すると、実物の地金と交換できる銘柄もあります。

大きな資金や大きな借金をしなくても不動産投資はできる

不動産投資は、不動産がある方、大きな資金がないとできないイメージがありますが、最近ではマンションの区分所有で1,000万円~2,000万円程度の借金で投資することできるため、一般会社員の方でも不動産投資ができます。そのようなとき、借入の返済は家賃収入から支払うのですが、空室が起きると自己資金から支払う必要があります。また、自己資金がない場合、借入を起こしてまで不動産投資をするのは怖いという方もいるでしょう。

借入をしなくても、少額から不動産投資をすることができます。それは、REIT(リート)です。REITは、不動産に投資して、売却益や家賃収入から分配金を受けとれ、証券取引所で営業日であればいつでも換金できます。REITは1口30~100万円程度しますが、REITで運用する投資信託に投資すれば、100円から始めることができます。

貴金属投資の始め方

貴金属投資には2つの方法があります。1つ目として地金・コインなどの現物を自宅等で保管する方法と2つ目として積み立てながら貴金属会社や証券会社に預けておく方法です。また、その他にも、貴金属の先物取引価格に連動する投資信託やETFで運用する方法もあります。

まず、1つ目の現物を保有する場合では金地金やコインで手元に実物資産として持てます。デメリットとして、買付時に消費税がかかること(売却時には、消費税を受け取ることができます)や盗難リスク、災害リスクに備えて金庫などで備える必要があります。

実際に、「高須クリニック」の高須院長が愛知県の別宅で、空き巣に遭い、金地金7kg(時価総額3,400万円相当)を盗まれてしまいました。高須院長によれば、警備システムや金庫など盗難リスクに備えて厳重な警備がなされていたそうです。

また、盗難だけでなく、災害時には紛失や盗難に遭う可能性が高まるため、現物で保有するのはおすすめできません。

次に、2つ目の方法の積み立てて、貴金属会社や証券会社に預けておく方法ですが、この場合でも現物は実際に保管されているため、手数料はかかるものの、実際に引出すこともできます(引出し不可の会社もあります)。

消費税は買付時にかかる場合と引出す際に支払う方法と2つあります。現物と保有する場合と同じになりますが、売却時には譲渡所得となり、利益が50万円以内であれば課税されません。

【譲渡所得】

所有期間5年以内:{売却金額-(取得価額+売却費用)}?特別控除50万円

所有期間5年超:[{売却金額-(取得価額+売却費用)}?特別控除50万円]×1/2

積立は、月1,000円から始めることができ、ドルコスト平均法でリスクを低減しながら積み立てることができます。

ドルコスト平均法とは、毎月など一定期間、同じ金額で買付することにより、価格が高いときは少なく買い、価格が安いときはたくさん買うことで、買付単価を下げる方法です。安いと思われる時期に一括で買う方が安く買えて大きく利益を得ることができますが、実際にその時期を見極めることは難しいといえ、逆に高いところで一括買い高値づかみをしてしまうリスクさえあります。毎月一定金額を買付することで、高値づかみを防ぎ、安定的に利益を得られるように買付単価を下げることができます。

したがって、ドルコスト平均法の効果があること、盗難リスク等を心配しなくて済むことから、貴金属に投資するなら、積立がおすすめです。

貴金属積立は、貴金属を買付会社に預かってもらうため、保証制度がしっかりしている会社で積立することが重要です。

不動産投資の始め方

貴金属同様、現物を保有する場合と保有しない方法2つの方法があります。

1つ目の現物を保有する方法として、不動産仲介業者またはデベロッパーから不動産購入をして大家さんに方法です。

立地等の条件が良ければ、毎月安定的な家賃収入を得ることができます。デメリットとして、資金を持っていなければ、不動産投資用の住宅ローンを組み返済費用は家賃収入を充てますが、空室が起きた場合自己資金から充当しなければいけません。また、初年度には不動産取得税、毎年かかる固定資産税がかかり、長期間保有していると、ウォシュレット・換気扇等の設備費用、リフォーム費用等も必要となってくるため、借入に対する返済以外でもまとまった資金を用意しておく必要があります。

2つ目の現物を保有しない方法として、REITとREITに投資する投資信託があります。

現物を保有する場合でかかる固定資産税や設備費用のように投資資金以外での出費もなく、少額から気軽に始められるところがおすすめです。また、家賃収入や売却益をもとにした分配金も受け取れます。

REITは、株のように証券取引所で取引することができ、証券会社を介して取引します。1口単位で取引するため、最低取引金額は1口あたりの価格によりますが10万円~60万円で、配当利回りは3~5%あります。

一方、投資信託なら100円から投資でき、米国REITやアジアなど海外のREITに投資することもできます。銘柄によっては毎月分配型や分配金利回りが10%以上の銘柄もあります。

証券会社で、REITや投資信託に投資する場合、証券会社会社の証券口座を開設するとともに、NISA口座を開設すると、投資で得られる分配金や売却益が非課税になります。

<NISA>

NISA
年間投資限度額 120万円
非課税期間 最長5年間
投資可能商品 国内株式 外国株式 投資信託 ETF REIT 等
投資可能期間 2023年まで

通常、REITや投資信託に投資すると、利益に対して20.315%課税されますが、NISA口座で投資すれば非課税となり、利益を全て受け取ることができます。

やはり、始めやすいのは「現物を保有しない」方法

現物を保有すると実物資産が手に入るので、実物のゴールドバーを見ることができたり、マンションのオーナーになることができます。

しかしながら、貴金属を現物で保有すると盗難リスクや災害リスクがつきまとい、不動産を現物で保有すると税金や設備費用等の突発的な出費に備える必要があります。

したがって、貴金属や不動産への実物資産の投資は、現物を保有しない方法でリスクを抑えて投資する方法がおすすめです。

どの口座で始めるといい? 手数料が安い3口座を比較

現物を保有しない方法で実物資産に投資するなら、どの口座で投資するのが良いでしょうか。おすすめの3口座をご紹介します。

純金積立なら手数料の安い楽天証券がおすすめ!

<純金積立におすすめの口座比較>

楽天証券 SBI証券 田中貴金属
保管方法 楽天証券で保管 ニューヨーク・Brinksで保管 田中貴金属で保管
引出し方法 現物転換不可 1kgから地金に転換可能 地金(5g以上)、コイン、ジュエリー工芸品等へ転換可能
現物引出し費用 - SBI証券サイトから問い合わせ 引出し手数料2,200円
最低積立額 1,000円 1,000円 3,000円
スプレッド(1gあたり) 78円 80円 87円
手数料 1.65% 2.2% 1.5~2.5%
年会費・保管料等 無料 無料 年会費1,100円 (ネット申込なら無料) 積立停止時は年1回1,320円
※税込

積立をして、将来地金等の現物で引出したいなら田中貴金属がおすすめです。引出す際に2,000円支払えば、もともと消費税込で積立するので消費税を別途支払う必要がありません。

例えば、SBI証券で1kg金地金を引き出すと、配送費(保険料等含む)25,716円と消費税52万円を支払う必要があります。また、1kg単位でしか引き出すことができません。

田中貴金属であれば、地金なら5g以上から引き出すことができ、時価で200万円以内なら店頭で引出し手数料無料として引き出すこともできます。さらに、コインやジュエリーなどに加工した状態で受け取ることもできます。

しかしながら、現物を引き出して家で保管すると、盗難リスクがあるため金庫などで備える必要があったり、災害が起これば失ってしまうリスクもあります。そういったリスクを考えると、現物引出しできなくても、手数料の低い楽天証券で投資するのがおすすめです。

楽天証券は、現物に転換することはできませんが、手数料が最も安く、さらに手数料の1%が楽天ポイントポイント(または楽天証券ポイント)で還元されます。

また、貴金属の名義は楽天証券となっているものの、同等の価値の現金を楽天証券の資産と明確に分けて管理しているため、万が一、楽天証券や貴金属保管会社が倒産しても積み立てた資産は保全されるので安心して取引できます。

不動産投資におすすめのなのも楽天証券!

<不動産投資におすすめの口座比較>

楽天証券 SBI証券 マネックス証券
REIT投資信託銘柄数 184本 182本 182本
投資信託積立時買付手数料 全額ポイントバック 無料 全額キャッシュバック
NISA口座
NISA口座でのREIT取引手数料 無料 無料 無料
ポイント 楽天証券ポイントまたは楽天スーパーポイント
楽天カード決済で1%還元 都度買付、積立時の充当可能
Tポイント
ポイントで都度買付可能だが積立時に充当不可
マネックスポイント

おすすめの3口座では、銘柄数もほぼ同じで、NISAでのREITの取引手数料は無料、積立時に実質買付手数料が無料になることは同じです。

中でも楽天証券は、投資信託積立時の買付代金を年会費無料の楽天カードで決済することができます。楽天カードで決済することで、買付代金の1%にポイントが付与されます。

例えば、毎月3万円積立すると、年間3,600ポイントつまり3,600円も得をします。また、ポイントは、楽天市場などの他サービスにも利用できますが、投資信託積立時の買付代金に自動充当することができるため、使い忘れの心配もありません。

さらに、楽天証券を楽天銀行と連携させる「マネーブリッジ」に登録すると、楽天銀行の普通預金金利が大手銀行の100倍の0.1%になり、楽天証券の購入代金を銀行から振替したり振り込んだりしなくても楽天銀行にある資金で投資することができるため、煩雑な入金手続きが不要になります。

また、楽天証券で【楽天ポイントコース】に設定し投資信託を500円以上、ポイントを1ポイント以上使用して投資すると、楽天市場のポイント倍率が+1倍になったり、楽天カードの引き落としを楽天銀行にすることで+1倍になったりと、楽天市場で買い物する方は、楽天証券を利用すればするほどお得になります。

楽天証券で実物資産への投資を始めよう!

貴金属積立は手数料が安く、不動産投資においても手数料が無料になる上、ポイントの付与率が高いため、楽天証券がおすすめです。

証券口座は無料で開設することができ、NISA口座はチェックするだけで同時に開設することができます。また、楽天市場のIDがあれば名前や住所などの入力作業が少なくて済みます。貴金属への投資は、証券口座開設後、リスク等を理解の上で金・プラチナ取引の申込が必要になりますが、申込は無料で即日完了できます。

楽天証券の口座は初心者でもわかりやすく、開設も簡単にできるので、是非実物資産へ投資を楽天証券で始めてみましょう。

取引手数料が最安水準の証券会社。
楽天ポイントを1ポイント1円として投資をすることも可能!

さらに、手数料から1%の楽天ポイントがキャッシュバックされるなど、手数料を徹底的に抑えたい方に最適な口座になっています。

手数料
(1注文)
手数料
(1日定額)
信用取引 IPO
99円〜 0円〜
日経225ミニ ミニ株 投資信託 特記事項
- 夜間取引可

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