株を始めるには資金はいくら必要?1万円から取引ができる証券口座比較! 取引を始める前に知っておきたい知識

株取引を始めるのに必要な金額は?

株を買うには大きな金額が必要だと思っている方が多いでしょう。

しかし、実は株式を1株単位つまり数百円から購入することができることを知っていますか。

通常、株式市場での取引では、銘柄により大きく異なりますが、1株、100株、1000株などの最低単位での取引しかできない単元株制度がありますが、単元未満株取引を使えば、単元株に関係なく1株から取引できますので、100円、1,000円、1万円など少額でも株式が購入できます。

単元株であるかで重要になるのは、議決権があるかどうかと株主優待を受けられることです。単元未満株つまり単元株に満たない株は、議決権や株主優待がありません。

一方、配当は株数に応じて受け取ることができます。単元株が大きい憧れの株や配当金が高い株を単元未満株で株主になることができます。

1株単位で買うメリットとデメリット

メリット

単元株を購入する資金がなくても少額から購入できます

単元株はいくら?(2018年7月4日終値)

銘柄(銘柄コード) 1株株価 単元株最低投資額
トヨタ自動車(7203) 7,075円 約71万円
イオン(8267) 2,230円 約22万円

トヨタ自動車、イオンの株式を通常取引で購入するには大きな金額が必要となりますが、単元未満株取引なら1株から購入できるので、トヨタ自動車なら最低7,075円、イオンなら最低2,230円から購入できます。

金額が少ないので、価格が下がってもマイナス額が大きくならず、リスクを抑えることができます。

少額の資金で多数の銘柄に分散投資することができます。また、時期を分けて購入すれば機会を分散することができます。

単元株と同じように、株数に応じて配当金が受け取れます

単元未満株は単元株同様に株主となることができるので、株数に応じて配当金を受け取ることができます。

デメリット

株主優待を受けることができない

単元株でないと株主優待を受けることができません。株主優待を受けるためには単元株数まで買い増す必要があります。

株主総会の議決権がありません。

単元株でないと株主総会に参加したり、議決権を行使することができません。議決権を得るためには、単元株まで買い増す必要があります。

単元株に比べると株式売買手数料が割高になります。

SBI証券で単元未満株20株購入した時と単元株100株購入した場合

  単元未満株手数料(税込) 単元株手数料(税込)
トヨタ自動車 20株購入・764円 100株購入・525円
イオン 20株購入・240円 100株購入・270円

金額は少ないのに単元未満株の株式手数料の方が高くなってしまうこともあります。

手数料は単元株取引に比べると割高になっているのです。

売買成立のチャンスが1日1・2回で指値ができないため、売却のタイミングが限定されます。

単元未満株取引は指値ができないため、少しでも安い値段で買いたいとか少しでも高く売りたいという指値での注文ができません。単元株の取引所取引と違い注文を出してすぐ売買が成立するわけではないので、売却金額や購入金額が予想しづらくなります。

また常に売買が成立するわけではなく、1日に2回のみの売買成立になるため、タイミングも限られています。

株を始める前に知っておきたい2つの知識

  1. 1株単位の単元未満株で購入しても、単元株数まで買い増せば単元株として扱われ、株主優待や議決権を得ることができます。
  2. 小さい単位で、購入機会を分散できるからドルコスト平均法が使えます。

ドルコスト平均法とは、長期にわたって、一定額で同じ株式などを買い続ける方法です。

株価が高い時は買う株数が少なくなり、株価が安い時は買う株数が多くなるため、毎月同じ株数を買うよりも、平均購入価格を下げる効果があります。

1株から取引できるネット証券会社3社比較

インターネット証券会社上位の中で単元未満株取扱会社を比較

  SBI証券 カブドットコム証券 マネックス証券
1株対応
手数料 0.54%(税込)
最低54円(税込)
2万円まで108円(税込)
1万円ごと72円(税込)加算
0.55%(税込)
最低52円(税込)
売却
タイミング
0:00〜10:30
当日の後場始値
10:30〜21:30
翌営業日の前場始値
21:30〜24:00
翌営業日の後場始値
0:01〜10:00
当日の後場始値
10:01〜23:00
翌営業日の前場始値
23:01〜24:00
翌営業日の後場始値
0:00〜11:30
当日後場始値
11:30〜17:00
受付なし
17:00〜24:00
翌営業日の後場始値

SBI証券とマネックス証券は、単元未満株取引手数料が安く、取引時間では24時間受付をしていて、2回売買成立のタイミングがあるSBI証券とカブドットコム証券が便利です。安い手数料と長い取引時間を考えると、単元未満株取引をするならSBI証券が1番最適です。

取引額別の手数料(税込)

取引額 SBI証券 カブドットコム証券 マネックス証券
1,000円 54円 108円 52円
5,000円 54円 108円 52円
1万円 54円 108円 54円
3万円 162円 252円 162円

取引額別に見ても、SBI証券とマネックス証券の手数料が圧倒的に安くなっています。

SBI証券は手数料が安く24時間注文可能

SBI証券のS株(単元未満株取引)と通常取引(単元株取引)手数料(税込)

取引額 S株(1株単位) スタンダードプラン(1約定毎) アクティブプラン(1日毎)
1,000円 54円 54円 0円
5,000円
1万円
3万円 162円
5万円 270円
10万円 540円 97円
20万円 1,080円 113円 206円

SBI証券は、通常取引(単元株取引)でも主要ネット証券で最低水準の手数料なので、単元未満株の買い増しで単元株になり、売却しようとした時、安心して取引できます。

単元未満株取引でも、単元未満株購入手数料の安さと、24時間注文可能で注文成立のチャンスが1日に2回あることからSBI 証券がおススメです。

単元未満株取引を始めるなら、是非、SBI証券で口座開設をして、SBI証券の単元未満株(S株)のサービスを使いましょう。

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