米国株で預金の160倍お得にお金を増やす方法

市場の投資の際に選択肢が多く、悩む方は少なくありません。

投資の方法は国内株式、先物やオプション、FX、国内債券、金、外貨預金など多岐にわたり、国内株式と一口に行っても、市場は東証一部、東証二部、マザーズ、セントレックス、セントレックス、アンビシャスなど複数あり、取扱銘柄は2000を超えます。投資をするときはこれらの膨大な手段や情報から、より自分のライフスタイルや投資額、時間、その他にも運用形態や運用した場合の期待利益などによって手段を選んでいくことになります。

投資のイメージと言えば、デイトレーダーのように日計りで取引を行い、利益を出していく投資家を思い浮かべがちではありますが、株式を長期保有して、株式の配当金を得る事で、通常銀行にお金を預けたままにしておくよりも高い金利を得られるという捉え方をしている投資家もいます。

2015年10月現在、日本銀行発表の預金種類別店頭表示金利の平均利率によると、300万円未満のお金を定期預金で銀行に預けた場合、定期の満期日を1ヵ月〜6カ月後にすると0.025%、10年後の満期でも0.097%となっています。 (出典: http://www.boj.or.jp/statistics/dl/depo/tento/)

例えば200万円を預けた場合には、6カ月満期の定期だと年間の利子は500円、10年満期の定期でも年間の利子は1,940円です。利子は無い物としてただ銀行に預けておく方にはあまり問題を感じませんが、決して金利が高い状態ではなく、手元に大きな現金を置いておく必要が無い+少額の利息以外銀行に預けておくことに大きな利点は無いと言っても過言ではありません。

そこで資産をただ放っておくのではなく、投資を利用して銀行の利息以上にペイバックがあれば、投資家自身が働くと言うよりも、お金に働かせる事で利益を生み出す事が可能になります。

そこで長期保有をする際にお勧めなのが外国株式、特にアメリカの株式です。日本の株式にも株主配当と言って、その株を持っている投資家に、その会社の年度利益を分配する制度がありますが、アメリカの株式はその株主配当の配当金が日本の株式よりも高く設定されているのが特長です。

米国株式の特長やメリットデメリット

■米国株式のメリット

アメリカの株主への配当金は日本の配当金よりも高い場合が多く、さらに企業の規模もより優良で大手のものが多くあります。そういった株式に投資する事によって、日本で株式を保有して長期運用し、配当金を得るよりもさらに多くの配当金を得る機会が増えます。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)やナスダック(NASDAQ)に代表される米国株式は、世界で最大の株式市場であり、それだけ多くの企業が集まり、取引も盛んに行われています。ニューヨーク証券取引所は世界最大規模の取引が行われており、日本で言う東証一部のような大手企業や優良企業の多く集まる市場です。ナスダック市場は日本で言うマザーズのような新興企業や新しい分野を創出する企業が多く上場しています。

株式とは、会社が株券を発行し株主は株券を買う事で会社に投資をするしくみであり、簡単に言えば会社にとっての資金調達のひとつの方法です。株主に日本に比べて株主への還元意識が高いのがアメリカ企業の傾向であり、配当性向や利益率を重視する事でより投資家が積極的に投資を行い、会社は資金調達して開発や研究を行ったり会社の価値を高めていきます。つまり投資家に株を買ってもらう事で企業は企業価値を高め、さらに利益を拡大させていくことができるので、投資家へのアピールや還元を積極的に行う必要があるのです。

日本では配当利回りは、株の価格に対して平均して1〜2%と言われています。3〜5%あるとかなり配当利回りの高い株だと言われていますが、米国株は2.5〜5%が一般的な配当利回りとなっています。これは日本の株式と比較すると大きなメリットの一つであると言えます。

また世界中に事業を展開しているグローバル企業が米国に本社を置いていることも珍しくなく、航空機のボーイング、コンピューターのアップル、飲料のコカコーラ、エンターテイメントのウォルトディズニーなど、一度は耳にした事のある会社も米国に本社を置き、世界中に事業を展開している会社の一部です。世界中で事業を展開している大きな企業、優良企業の株であれば、倒産した際のリスクも軽減する事も可能になります。

さらに資産を分散して投資する事でリスクを軽減する事が出来ます。日本円のみで資産を保有している場合、日本経済に万が一の事があればどれだけ財産を持っていてもお金は紙切れになってしまいます。しかしながら、それを他国の通貨にも投資をしておく事で偏った投資にならないので、資産を分散させることはグローバル社会となった今、大事な運用ポイントだと言えます。

■米国株式のリスク・デメリット

米国株式を保有する事はメリットだけではありません。日本の株式に比べて入る情報量が少なくなってしまうので、自身で積極的に銘柄の情報を収集しての研究をする必要があります。さらに日本の株取引に比べると、売買の際に証券会社に支払う手数料が高くつくことが多いので、デイトレードや短期での運用には向きません。

そして最も注意したいのが「為替リスク」があると言う事です。相場によって上がる・下がることは日本の株式と同様ではありますが、為替レートの変動によって掛け算のリスクが常にあります。

<掛け算リスクとは>

1ドルが100円の時に、米国株を1万ドルで購入したとします。

1万ドル×1ドル100円なので、資金は日本円で100万円です。しかしその後この株が10%下落して9千ドルになりました。さらに円高になってしまい、1ドルが80円になったとします。すると9千ドル×1ドル80円で、100万円で買った株が現在価格72万円となってしまいます。

値下がり率0.9×為替レートの変動0.8=損失0.72

となるので、外貨の株式投資を行う場合には必ず負うことになる掛け算リスクとなります。 逆に商品価値が上がり、為替レートも円安に働けば、株式の価値は大きくなり、株を売った際の利益もより大きくなります。

デメリットも当然ありますが、為替レートの上昇・株式の価値の上昇と言う資産価値の高まる機会が国内株式よりも多いと言えます。

例えば、200万円を銀行に1年預けたとすると年利平均が0.026%なので、年利にすると520円です。それを日本の株式に投資し、株主配当率2%で得たとすると株価+年間4万円の利益配当を受けられます。さらにもし200万円を米国株に投資し、株主配当率4.25%を得たとすると、年間8万5千円の配当を受け取ることになります。

つまりただ200万円を銀行に預けて1年に1度利息として520円貰うよりも、米国株に投資する場合にはおよそ160倍を超える配当が受け取れるので、お金にお金産ませるという事ができる結果になります。

<米国株式のメリット> ・取引が世界最大規模であり、世界の優良企業の株が買える ・配当率が高く、長期運用する際には銀行の利息の160倍以上を受け取ることも可能 ・日本円に投資が偏らないので分散投資としてもメリットが大きい ・株価の変動だけではなく日本円とアメリカドルの為替レートで利益を出す事も出来る

<米国株式のデメリット> ・情報が自然と入ってきにくいので、投資家自身が情報を得る姿勢が必要 ・掛け算リスクもあるので株価の価値が下落し、為替レートも下がると損益が大きい ・証券会社に支払う売買の手数料の金額が国内株式に比べて高いので、短期運用には向かない ・新興企業などに投資するとハイリスクハイリターンになる事が多いので、個別銘柄について研究を要する

以上の事を踏まえて、米国株式に投資する際には安定した企業を選び、手数料を沢山掛けない様に長期保有し、為替レートの変動も念頭に置いて運用する事で、銀行の金利よりも高い配当金で、なおかつ円に偏るというリスクを減らして資産を保有する事が可能になるのです。

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