Tポイントの使い道で積立投資と株投資が最もおすすめな理由。Tポイントを効果的に貯める4つのコツ

Tポイントの使い道で積立投資と株投資が最もおすすめな理由。Tポイントを効果的に貯める4つのコツ

Tポイントの4つの使い道

もともと書店販売やレンタル業を営むTUTAYAのポイントサービスとして始まったTポイントですが、現在YAHOO!ショッピングなどのYAHOO!サービスを代表として、ファミリーマート、ウェルシア、エディオン、ガスト、吉野家など様々な身近な実店舗でも利用金額毎にポイントを貯めることができます。

また、Tポイントは1ポイント→1円換算として様々なサービスに利用することができます。

主な利用先として、実店舗やネットショッピングでの割引、商品交換、Tマネーにチャージ、投資の4つがあります。

1.実店舗で割引

Tポイントが貯められる実店舗やYAHOO!ショッピングなどで1ポイント→1円として、利用金額からポイント分割引することができます。

例えば、500ポイント保有しており、ファミリーマートで500円分買い物したらレジでポイントだけで支払いすることができます。

2.商品交換

「T-サイト」https://tsite.jp/tm/pc/shouhin-koukan/STKIp1202001.do?C_SHUPPIN_PATTERN=03で、映画チケット割引券、カタログギフト、エコバックなど商品と交換することができます。

3.Tマネーにチャージ

Tマネーは、Tカードにチャージして利用できる電子マネーで、どのTカードでも利用できます。

実店舗のレジやインターネットでチャージすることができます。Tポイントを1ポイント→1円として、このTカードにチャージすることができます。

利用できる店舗はTポイントでの支払いにも対応していることが多いため、1の方法でTポイントを利用する方が簡単です。

4.投資

1ポイント→1円として、投資信託や株式などの金融商品を証券会社で購入することができます。

ポイントから投資したといえども本当のお金と同じ扱いで、売却すると本当のお金で返ってきます。また、利益に対しては通常の株式や投資信託に投資するのと同様の税金がかかります。そのため、ポイントから投資でも証券会社の口座開設が必要になります(無料)。

SBIネオモバイル証券でTポイントが使える!

Tポイントの4つの使い道の中で一番おすすめの方法がTポイントからの投資です。

Tポイントで投資できるのがSBIネオモバイル証券です。

Tポイントサービスを提供するCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)とネット専業証券最大手のSBI証券が提携してできた会社で、少額でTポイントからスマホで株式に投資できるのが評判で30、40歳を中心に取引されている証券会社です。

SBIネオモバイル証券の主な特徴として、以下の4つが挙げられます。

1.イントで株が買える

Tポイントを1ポイント→1円として株式の購入代金に充当することができます。

YAHOO!ショッピングやファミリーマートなどの実店舗で貯めたポイントで株式を買うには、SBIネオモバイル証券の口座開設後にマイページで「Tポイント(ID連携)サービス」で利用手続きをしておく必要があります。

2.株を1株から少額投資できる

株式には単元株取引制度といって、通常証券取引所を介した注文は100株単位からしか取引できないルールがあります。

株価が2,000円~3,000円の株が多いため、最低投資金額が20万~30万円程度必要です。

しかし、SBIネオモバイル証券は1株から取引できるので、株価が2,000円なら最低投資金額は2,000円から株式を買えます。また、1株でも保有していれば株数に応じた配当金を受け取れます。例えば、配当利回り4%の株価2,000円の株を5株買うと、毎年配当金を400円受け取れます。

3.取引毎の手数料がかからない

通常株取引は取引ごとに取引手数料がかかります。

しかし、SBIネオモバイル証券はひと月あたりの国内株式約定金額が50万円までなら、月額220円(税込)のサービス料を支払うだけで、それ以外の手数料はかかりません。

さらに、月200ポイントのTポイントが付与されるため、実質手数料なしで取引できます。

4.IPOに1株から参加できる

SBIネオモバイル証券は株式を1株から購入可能ですが、さらにIPOにも1株から申し込みできる「ひとかぶIPO」というサービスがあります。

IPOとは、「Initial(最初の)、Public(公開の)、Offering(売出)」の略で、未上場の株式が初めて証券取引所に上場することをいいます。

IPOの株式は、上場する前に一定期間申込期間が設けられています。どの証券会社でも買えるわけではなく、取扱証券会社で申込期間中に申込、抽選にかけられた後当選すると購入できます。

IPOの株は、まだ上場していないため当選して購入できても上場するまで売却できず、上場日から売却可能となっています。

IPOに当選して購入した価格を「公募価格」といい、売却価格がこの公募価格を上回ると利益となり、逆に下回ると損となります。

IPOの買付時の手数料は無料で、公募価格が既に上場している同業他社と比較して割安に設定されているため、相場状況がよほど悪くなければ「初値」で大きな売却益を狙えます。初値は上場した日に初めて付く値段をいいます。

IPOは利益を得られやすいことから、IPOを申込すると必ず抽選があり、当選しないと買えません。

IPOは人気であることから当選数に対して申込者数が多く、IPOを申し込んでも中々当選でき ないのがデメリットでした。

そんなデメリットを解消してくれるのが、「ひとかぶIPO」です。

通常のIPOは、証券取引所が設けている単元株制度により100株単位での取引となります。

つまりIPOには、原則申込時に【申込株数×株価】の資金が必要となりますが、ひとかぶIPOなら、1株から(最大99株)申し込みできるため、仮条件の株価1,000~1,500円なら1,500円から申し込みできます。

通常のIPOの申し込みであれば15~35万円程度の資金が必要であったため、1株から申し込みできるから、IPO申し込みの敷居が低くなります。

SBI証券とSBIネオモバイル証券、どっちがおすすすめ?

Tポイントで投資できるのはSBIネオモバイル証券だけではありません。

もう一つの投資できる証券会社としてSBI証券があります。

SBIネオモバイル証券ではTポイントを株式の購入代金に充てられるのに対して、SBI証券では株式の購入代金に充てることはできず、投資信託に購入代金に充てることができます。

投資信託は、複数の株式などをパックにして運用しており、それを小口から買付できる金融商品です。SBI証券では100円から1円単位で買付可能で、100円から買えることからポイントだけで投資することもできます。

また、SBI証券はNISA口座での投資可能な点がSBIネオモバイル証券と異なる点です。

<ネオモバとSBI証券の比較>

 
SBIネオモバイル証券

SBI証券
NISA口座 なし NISA口座あり
S株も対象(1株から購入できるサービス)
Tポイント投資 ポイントで株式投資可能 ポイントで投資信託へ投資可能
手数料 定額制
220円(税込、月間約定代金50万円まで)Tポイント還元
NISA口座での株取引手数料無料(S株は対象外)
積立 株式(Tポイント自動充当可能) 投資信託(Tポイント自動充当不可)

NISA口座とは、年間120万円の新規投資で得られる売却益や分配金にかかる税金20.315%が非課税になる制度です。さらに、SBI証券はNISA口座での株式取引手数料が無料です(S株は対象外)。

SBIネオモバイル証券は、NISA口座を開設することができないため、利益に対して20.315%課税されます。

SBI証券はNISA口座で利益が非課税になるものの1株単位での取引手数料は割高であるため、取引手数料を考慮すると、1株単位での少額取引のみなら手数料が定額制のSBIネオモバイル証券がおすすめです。

一方、100株単位での株式取引、将来は投資資金を増やしたい、投資信託に投資したいならSBI

証券が最適です。株式、投資信託ともにNISA口座での投資が可能で、NISA口座での株式取引なら取引手数料が永年無料です。

また、SBI証券では株式の積立購入ができませんが、SBIネオモバイル証券なら1株単位で月5回まで定期積立をすることができます。

株価は常に変わるので金額を指定して購入できる分の株数を自動買付してくれ、貯まっているTポイントも自動充当してくれます。

逆に投資信託の積立はSBIネオモバイル証券ではできません。投資信託の積立もしたいならSBI証券が最適でしょう。ただし、SBI証券では投資信託の積立時にポイントを自動充当することはできません。

したがって、株式を少額で取引するならSBIネオモバイル証券、株式を100株単位で取引、投資信託への投資も考えているならSBI証券がおすすめです。

Tポイントを貯める4つの方法

では、ポイントはどうやったらたくさん貯まるのでしょう。

Tポイントを貯める方法は主に以下の4つです。

買い物で貯める

ファミリーマート、ガスト、ウェルシアなど実店舗で買い物時にポイントカードを提示することでポイントを貯めることができます。

また、YAHOO!ショッピングなどのYAHOO!サービスを利用すれば利用金額に対してポイントが貯まります。ソフトバンク携帯の利用金額に対しても貯めることができます。

ただし、SBIネオモバイル証券、SBI証券以外で受取った期間固定ポイントは利用することはできません。それぞれの証券会社で交付された期間固定ポイントは投資に利用できます。

アンケートやモニターで貯める

Tサイトのキャンペーン、アンケート、実際にサービスを利用して返礼を受けるモニターなどを利用することでポイントを貯めることができます。隙間時間にコツコツ貯めるのが得意な方に最適です。

Tサイトhttp://tsite.jp/pc/r/point/tameru/index.plなどで貯めることができます。

YAHOO!JAPANカード決済で貯める

YAHOO!JAPANカードは、YAHOO!でつくることができる年会費永年無料のクレジットカードです。利用金額に対して1%のポイントが貯まります。貯めたポイントは、ポイント投資に利用することができます。

SBIネオモバイル証券、SBI証券で貯める

SBIネオモバイル証券は、登録しているだけで毎月220円の月額手数料が引かれますが、その分毎月200ポイントの期間固定ポイントが付与されます。そのポイントはY AHOO!サービスなどの他のサービスで利用することはできませんが、株式購入代金に充当することができます。

また、SBI証券では株式取引手数料の月間手数料に対して1.1%のポイントが貯まります。さらに、投資信託は保有しているだけで保有残高に対して0.01~0.2%のポイントが付与されます。

ポイント付与率は銘柄によって異なりますが、保有期間中にかかる信託報酬の率によって決まっています(信託報酬が高いほどポイント付与率が高い)。

投資信託×SBI証券、株式投資×SBIネオモバイル証券

<証券会社比較>

                                               
証券会社 1株単位での取引手数料 NISA ポイント投資

SBI証券
約定代金の1%(最低手数料110円)
Tポイント投資で投資信託購入可能

SBIネオモバイル証券
約定代金50万円まで定額220円(200ポイント還元)
Tポイント投資で株式購入可能

LINE証券
日中0.2%〜1%、夜間1%のスプレッドを株価に上乗せ
LINEポイントで株式、投資信託購入可能

松井証券
約定代金の0.5%
(手数料無料)
松井証券ポイントで指定の投資信託購入可能

岡三オンライン
2万円以下 220円
3万円以下 330円
10万円以下 660円
10万円ごとに660円増加

SBI証券はネット専業証券第1位の会社で、株式取引手数料も業界最低水準で、投資信託の取扱銘柄数は2,690本と本格的な株式取引、投資信託投資をするならおすすめの証券会社です。

NISA口座で非課税にて取引可能で、Tポイントから投資信託に投資することもできます。

一方、SBIネオモバイル証券は少額で株式取引するならおすすめです。NISA口座での取引はできませんが、Tポイントから株式投資ができ、手数料が月額220円の定額制となっており約定代金50万円までならポイントが200ポイント還元されることを考慮すると実質無料に近い手数料です。

1株から投資できるため10万円20万円と大きな資金がなくても、100円1,000円と少額で投資することができます。100株に満たない株主でも株数に応じた配当金を受取ることができます。

さらに、他社証券では中々できない株式の積立投資が可能となっています。

アプリで簡単に口座開設可能なため、まずSBIネオモバイル証券で少額から株式投資を始めてみましょう。

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