SBIネオトレード証券の4つの手数料を証券会社4社と比較。SBIネオトレード証券の6つのメリット・デメリットを解説

SBIネオトレード証券の取扱商品は何がある?

SBIネオトレード証券は、「外為オンライン」「ひまわり証券」などが属するISホールディングスに属しています。 ISホールディングスは、そのほかにも堅調な運用成績を伸ばしていることで有名な「ひふみプラス」を運用しているレオス・キャピタルワークス(株)の株式を保有し関連会社としています。

SBIネオトレード証券では、現物・信用株式取引(東証1部、2部、マザーズ、JASDAQ、国内ETF、ETN、REIT)、優先出資証券、ベンチャーファンド、カントリーファンド、インフラファンドなどを取り扱っています。投資信託は、「ひふみプラス」「ひふみワールド+」の2銘柄のみの取り扱いとなっています。

逆に取り扱っていない商品として、地方上場の株式、外国株、外国上場ETFが挙げられます。

例えば、札幌証券取引所アンビシャスのみに上場するRIZAPグループ(2928)のような、地方証券取引所のみに上場する株式が買えなかったり、米国株式を直接現地に注文を出したりすることができません。

RIZAPのように地方にしか上場していない会社は極めてまれで、東証の株式を売買できればほとんどの上場会社株式の売買を楽しむことができます。

また、株式や投資信託から得られる利益が非課税になるNISA、つみたてNISAの口座開設も可能となっています。

このように取扱商品数がどの証券会社よりも豊富とはいえませんが、数あるネット証券会社の中でSBIネオトレード証券がおすすめである理由は、手数料の圧倒的な安さです。

証券会社5社の株取引手数料比較

取引手数料の安さ

■現物取引(税込)

取引金額 5万円 10万円 20万円 30万円 50万円 100万円
SBIネオトレード証券 55円 88円 106円 198円 198円 374円
SBI証券 55円 99円 115円 275円 275円 535円
マネックス証券 55円 99円 115円 275円 275円 535円
DMM株 55円 88円 106円 198円 198円 374円
岡三オンライン 108円 220円 220円 385円 385円 660円

SBIネオトレード証券の取引手数料は、業界差安値水準となっており、DMM株と並んで一番安い手数料となっています。

■信用取引(税込)

取引金額 5万円 10万円 20万円 30万円 50万円 100万円
SBIネオトレード証券
(全銘柄無料)
無料 無料 無料 無料 無料 無料
SBI証券 99円 99円 148円 198円 198円 385円
マネックス証券
(ETF・REIT・ETNは無料)
99円 99円 148円 198円 198円 385円
DMM株(一般) 88円 88円 88円 88円 88円 88円
岡三オンライン(通常時) 無料 無料 無料 無料 無料 770円

SBIネオトレード証券の信用取引手数料は全銘柄無料になります。
マネックス証券はETF・REIT・ETN限定で無料、岡三オンラインも50万円まで無料となっていますが、限定なく無料になるSBIネオトレード証券が信用取引の株式取引では圧倒的に安くなります。

したがって、他のネット証券と比較しても、現物と信用取引手数料が圧倒的に安いSBIネオトレード証券はおすすめです。

証券会社5社の入金・出金・ツール利用手数料

証券会社 入金 出金 証券取引ツール
SBIネオトレード証券 ・提携金融機関12行のインターネットバンキングからの入金無料
・専用口座への振込は振込手数料顧客負担
無料 無料
SBI証券 ・提携金融機関31行のインターネットバンキングからの入金無料
・専用口座への振込は振込手数料顧客負担
無料 条件付無料
月500円
マネックス証券 提携金融機関16行のインターネットバンキングからの入金無料
・専用口座への振込は振込手数料顧客負担
・定期自動入金
・マネックスセゾンカードによるATMからの入金(無料)
無料
即時の場合は1回につき330円
無料
DMM株 ・提携金融機関(信金、漁連を含む多数の金融機関)のインターネットバンキングからの入金無料
・専用口座への振込は振込手数料顧客負担
無料 無料
岡三オンライン ・提携金融機関11行のインターネットバンキングからの入金無料
・専用口座への振込は振込手数料顧客負担
無料
出金額の下限1,000円
無料

ネット証券のほとんどが、インターネットバンキングの登録のある金融機関からの入金が振込手数料無料で、証券会社の入金画面から遷移して入金することができます。

SBIネオトレード証券のインターネットバンキングで即時入金できる提携金融機関は、他証券に比べると少ないですが、ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、楽天銀行、セブン銀行、住信SBIネット銀行、ジャパンネット銀行、イオン銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行から無料で即時入金が可能となっています。

また、株式取引に便利な証券取引ツールは条件なしで無料となっています。
パソコンで使える「livestar R2」は、売りと買い注文の希望価格と注文数が多い順に並ぶ「板」から直接発注できるのが便利です。

買い注文は、今出ている売り注文にぶつけて成立するため、売り注文がでていない指値を出してもなかなか注文が成立しません。

今の価格ですぐに注文を成立させたいときに、指値の価格を入力するよりも板をダブルクリックするだけで指値注文できるのは、便利です。板は刻々と変わるため、スピードが勝負の注文で役立つ機能です。

株価の値動きを棒グラフで表したチャートは、テクニカル分析に役立ちます。株式初心者だとチャートの設定が分からないこともありますが、日足などの選択やテクニカル登録が簡単にできるようになっています。

スマホアプリの取引ツールである「livestar S2」は、上記パソコンツールの「livestar R2」と共有することができます。各証券会社のパソコンツールとアプリで登録する銘柄は別々のモノとなっていることがあります(資産や取引履歴は共有)。

共有できないとそれぞれのツールでお気に入りの銘柄を登録しなければならず、面倒に感じてしまいます。パソコンツールとアプリが共有となっていることで、出先で気になった銘柄をlivestar S2で登録して、自宅で大画面のlivestar R2で分析するなど、多様な使い方ができ便利です。

SBIネオトレード証券で少しでもお得に投資するコツ

SBIネオトレード証券では、株式や投資信託から得られる利益が非課税になるNISAまたはつみたてNISAを開設することができます。

通常の株式取引の場合、利益に対して20.315%課税されます。
例えば、100万円で株式を購入して、売却時に120万円で売ったとすると20万円の利益に対して20.315%課税され、40,630円の税金がかかり受取金額は1,159,370円となります。

NISA口座で買付された株式は、売却の利益や配当金(株式比例配分方式を選択時)が全て非課税になります。上記の例で言うと利益の20万円は全て自分のものとなり、受取金額は120万円になります。

<NISAとつみたてNISA>

  NISA つみたてNISA
年間投資限度額 120万円 40万円
非課税期間 最長5年間 最長20年間
投資可能商品 国内株式
外国株式
投資信託
ETF
REIT   等
金融庁指定の投資信託のみで
積み立てによる投資に限定
投資可能期間 2023年まで 2037年まで

NISAには、(一般)NISAとつみたてNISAがありますが、つみたてNISAは株式に投資できず、投資上限額が40万円と低いため、株式売買を考えているなら(一般)NISAがおすすめです。

一方、長期で一切売らずに積立で投資することを考えているならつみたてNISAがおすすめです。

(一般)NISAは投資可能期間が2023年となっていますが、2024年移行も延長される予定となっています。

SBIネオトレード証券の6つのメリット・デメリット

SBIネオトレード証券は何より株式取引手数料の安さが魅力の上に他にもメリットがあります。それと同時に、SBIネオトレード証券で取引する際にはデメリットもあります。

■メリット
取引手数料が安い
現物株式取引で、ネット証券の中でも最安水準の手数料となっています。
また、信用取引の取引手数料は完全に無料です。

IPO申し込み時に事前入金が不要
IPOとは、「Initial(最初の)、Public(公開の)、Offering(売出)」の略で、未上場の株式が初めて証券取引所に上場することをいいます。

IPOの株式は、上場する前に一定期間申込期間が設けられ、取扱証券会社で申込期間中に申込、抽選後当選すると購入できます。

IPOを申込すると必ず抽選があり、当選しないと買えません。抽選になるほど人気である理由は、公募価格が割安に設定されており購入手数料がかからないため、IPOを申し込んで当選して購入した株を初めて上場した「初値」で売却すると大きな売却益を得られる可能性が高いからです。

IPOは人気なため外れることが多いのですが、申し込み時に購入代金の入金が必要だと、当選するかわからないのに申し込みから抽選結果発表まで資金が縛られてしまいます。申し込みから抽選結果発表まで1〜2週間かかるためその間その資金は、株式取引できません。

SBIネオトレード証券のIPOは申し込み時に入金が不要となっているので、資金が無駄に縛られてしまうことがありません。また、その資金で他の申し込みに入金が必要な証券会社でIPO申し込みすることができるので、IPOの当選倍率を上げることができます。
また、抽選は完全平等抽選となっているので、資金力に関係なく平等に広く当選機会があります。

3.キャンペーンが豊富
SBIネオトレード証券は期間限定で行われるキャンペーンが豊富なため、参加すればお得な取引ができます。今(2020年7月時点)で開催されているキャンペーンには以下のようなものがあります。

・新規口座開設後2か月間株式取引手数料無料(2020年7月〜2020年9月30日)
新規に口座開設した方で、株式(ETF含む)取引手数料が40営業日(土日祝を除く営業日をいう)無料になります。

・信用取引買方金利優遇キャンペーン
ステージ3:制度信用1.8%(←2.3%)、一般信用1.97%(←2.75%)
条件判定期間中(1ヶ月)に新規建(買建・売建)約定代金が30億円以上

ステージ2: 制度信用1.8%(←2.3%)、一般信用2.75% 条件判定期間中(1ヶ月)に新規建(買建・売建)約定代金が5億円以上、または判定期間最終日の信用建玉残高が5億円以上

■デメリット
4.投資信託の銘柄数が少ない
投資信託にも投資したいと考えている場合には、SBIネオトレード証券で取り扱う投資信託は、「ひふみプラス」「ひふみワールドプラス」の2銘柄しかありません。

ひふみはアクティブ運用で、インデックス投信より信託報酬は高いものの、アクティブ運用の中ではコストが低く、徹底的な企業分析により成長企業を発掘し投資することで運用成績が非常によく、1万円から始まった基準価額は今や38,751円(2020年5月19日時点)となっています。

運用成績の良さが人気となっており、「ひふみプラス」「ひふみワールドプラス」に投資できるのは魅力的ですが、ほかの投資信託にも投資したいと考えるときに、取り扱っていないため投資できません。

5.他証券が行っているNISA口座で株式取引手数料無料というサービスがない
他証券のSBI証券、マネックス証券、DMM株はNISA口座内の株式取引にかかる取引手数料が全額無料となっています。
NISA口座とは、株式取引で得られる配当金や売却利益にかかる税金が非課税になる制度で、SBIネオトレード証券でも開設できますが、株式取引手数料は通常取引と同様にかかります。

ただ、SBIネオトレード証券はキャンペーンで、口座開設後2ヶ月間取引手数料無料となっているため、これを有効活用すれば取引手数料無料で取引できます。

6.IPOの取扱銘柄数が少ない
IPO申込時に事前入金が不要で、抽選が完全平等抽選方式となっているのはメリットで挙げましたが、取扱数が2018年4件、2019年5銘柄、2020年1銘柄(2020年7月時点)と少ないため、申し込み機会が少ないことがデメリットです。

以上のようなデメリットもありますが、SBIネオトレード証券は株式取引手数料が安く、IPO申込時に事前入金不要、高機能取引ツールが無条件で無料であることから株式投資を始めるのに最適な口座です。

ライブスターではキャンペーンをよく開催しているため、常にお得な情報をチェックしておきましょう。
今なら口座開設後2ヶ月間株式取引手数料が無料となるため、キャンペーンに参加して無料で株式を買ってみましょう。

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