「貯金」と「つみたてNISA」儲かるのはどっち? 毎月たった3万円のつみたてが20年後にその差は500万円に

「貯金」と「つみたてNISA」の違い

当たり前だと思ってても意外と知らない貯金について改めておさらい!

まず、資産を増やすためにできることと考えると「貯金」が考えられます。
貯金の中でも特に多いのが銀行に預ける預金で、 元本が保障されていることが一番のメリットです。
また、預け先金融機関が倒産しても、預金保険制度により元本1,000万円とその利子まで保護されています。

貯金のデメリット

・ついつい使ってしまう

いつでも気軽に引き出せるので使ってしまう傾向にあります。

金利が低く、ほとんど増えない

日本の家計金融資産(約1,700兆円)の52%(約900兆円)が現金預金となっています。
米英と比較して株式・投信等の割合が低いため、運用による増加が見込めず、家計金融資産の伸びが低いのが特徴です。

米国では、投資に対する税制優遇などの対策により、株式・投資信託を含めたバランスのとれた資産配分がなされているため、老後までに金融資産が運用益により大きく増加している傾向が見られます。

若いときには実感がないかもしれませんが、預貯金にずっと置いている人は、40代50代になってくると、コツコツ投資している人と比べて大きく資産の伸びが異なってくる可能性があります。

「貯金」と「NISA」の違い

「NISA」とは?どんな制度?

NISAとは、投資信託、株式等で得られる売却益、配当金、分配金にかかる20.315%の税金が非課税になる制度です。現在つみたてNISA一般NISAがあります。

つみたてNISA 一般NISA
対象者 18歳以上の方 18歳以上の方
利用限度額 40万円/年 120万円/年
対象商品 金融庁が定めた基準を
満たした投資信託
日本株・外国株・投資信託・ETF等
非課税期間 投資開始から最大20年間 投資開始から最大5年間
投資可能期間 2023年まで 2023年まで
運用管理者 本人 本人
払出制限 なし なし
金融機関の
変更
年単位で変更可能 年単位で変更可能

2023年末までのNISA口座開設で 新NISAの手続きが不要に

つみたてNISAと一般NISAどちらのNISAも2023年末までの制度となり、2024年以降新たなNISAがスタートします。2023年までにNISAを開設した方は自動で新しいNISAが開設されます。

その際、「特に手続きは不要」となる予定です。

新NISAの変更点

つみたて投資枠 成長投資枠
対象者 18歳以上の方 18歳以上の方
利用限度額 120万円/年 240万円/年
生涯利用限度額
1800万円
(うち成長投資枠は1,200万円まで)
対象商品 金融庁が定めた基準を満たした投資信託 日本株・外国株・投資信託(投機的なものは除外)・ETF等
非課税期間 無制限
投資可能期間 2024年以降
運用管理者 本人
払出制限 自由に引き出し可能
金融機関の変更 年単位で変更可能

現行NISAのつみたてNISAがつみたて投資枠と概ね同じで、年間新規投資可能金額が120万円までと大幅に大きくなり、非課税期間が無期限となります。

そして、現行NISAの一般NISAが成長投資枠となり、年間新規投資可能金額が240万円となって非課税期間が無期限となります。

また、現行NISAでは併用不可だったつみたてと成長投資が併用可能となります。

NISAと貯金、違いは?

「貯金」「NISA」の違いは、ずばり「元本保障があるかどうか」「利回り」「税金」です。

貯金は元本が保障されており、いつ引き出しても元本が割れることはありませんが、定期預金の利回りは0.01%(参考:三菱UFJ銀行『スーパー定期10年』)と非常に低くなっています。

一方、NISAが投資対象とする投資信託や株は、毎営業日価格が変動するため、運用成果やその時々により元本が割れてしまう可能性がありますが、国内株式で運用する投資信託の平均利回りは20年で3~4%と運用益を得られる可能性が期待できます。

さらに、税金面では、定期預金が利息に20.315%課税されるのに対して、つみたてNISAなら分配金と売却益が20年間非課税となります。また、新NISAでは無期限に延長されます。

■貯金とNISAの違いを比較

貯金
NISA
元本保障
課税
20.315%
無期限で非課税
目的
資金を貯める 資金を育てる
利回り(年間)
約0.005% 約2〜8%
20年後の利益(月3万円積立)
+約1400円 +約164万円〜+約1,047万円

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つみたてNISAの5つの魅力

@運用益が非課税

貯金はもちろん、通常投資信託などの金融商品に投資すると利益に対して、20.315%課税されます。
ところが、 NISAで投資すれば、投資信託の運用による分配金や売却益の利益が非課税になります。
具体的には、投資信託を平均買付単価1万円で100万円分買付し、売却時に120万円で売却したとします。利益は20万円となります。

・課税された場合

運用益10万円
税金20%で2万円の税金を納めます。

つまり利益のトータルは「80,000円

・NISA口座での投資の場合

運用益10万円
税金0%

つまり利益のトータルは『100,000円

NISA口座を利用すると税金がかかりませんので、ダイレクトに利益を手にすることができるのです。

A少額から投資可能

ネット専業証券ならほとんどの会社が100円からと少額から買付可能なため、気軽に投資を始めることができます。
さらに、楽天証券ならつみたてNISA口座での楽天ポイントからの自動充当が可能なので、ポイントで投資を始めることもできます。

B分散投資によるリスク低減ができ、預金金利を大きく上回る利回り

以下は投資信託の20年運用した際の平均利回りの数値になります。投資は長期運用するほど安定して、大きな利益を得ることができます。

投資信託平均利回り(20年)
平均利回り
国内株式
3~4%
全世界株式
5~6%
先進国株式
5~6%
新興国株式
8~9%

「貯金」と「つみたてNISA」のお金の増え方をシミュレーション!

「貯金」「つみたてNISA」で20年後には運用による大きな違いが出てくると考えられます。
では、具体的にどのくらい違ってくるのか、検証してみましょう。

毎月3万円のつみたて (元本720万円)
預金方法
(利回り)
5年後
10年後
20年後
たんす預金
(0%)
180万円
360万円
720万円
普通預金
(0.001%)
180万44円
360万179円
720万717円
定期預金
(0.01%)
180万443円
360万1,786円
720万7,175円
NISA
(3%)
約194万円
約419万円
約985万円
265万円の利益
NISA
(5%)
約204万円
約466万円
約1,233万円
513万円の利益

■NISAの積立シミュレーション(下記グラフは毎月3万円、年利5%の場合)


「NISA」は、20年後には「貯金」より500万円以上も運用益が違ってきます。これは、20年でコツコツ投資を始めた方と、NISAを知らずに貯金にほったらかしにしておくのとの大きな違いといえます。
ただし、 投資信託は元本保障されていないため可能な限り長期運用することが利回りを上げるコツです。

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口座開設
維持手数料
つみたてNISA
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