イオン銀行でNISAをする3つのメリットとは?イオン銀行とSBI証券のNISAの特徴を徹底比較

イオン銀行とは?

  NISA つみたてNISA ジュニアNISA
対象年齢 20歳以上 20歳以上 0〜19歳
対象商品 株式、投資信託 等 一定の要件を満たした投資信託 株式、投資信託 等
年間非課税対象 120万円 40万円 80万円
非課税期間 5年間 20年間 5年間
払出制限 なし なし 18歳になるまで制限あり

イオン銀行は、ショッピングモールやスーパーを運営するイオングループが設立した銀行です。イオングループのイオンやミニストップなどの店舗にすべてATMを設置し、イオンなどの大型商業施設に一般銀行と同様の対面窓口を設置しています。

同じく小売業から設立された銀行でセブン銀行がありますが、セブン銀行と異なり住宅ローンや投資信託などの金融商品も取り扱っているため一般銀行としての役割を果たしています。

一方、一般銀行と異なり駅前の好立地に支店を構えることはなく、インターネットバンキングを中心としており、有人店舗も自社グループの店舗内にあるため、一般銀行に比べてコストを削減することができ、ネット専業銀行のように「定期預金金利が高い」「住宅ローン金利が低い」などサービスが豊富になっています。

イオン銀行の4つのメリット

ネット専業銀行のようなコストを削減して顧客サービスに還元するという性格がありながら、一方でネット専業銀行と異なり自社ATMを運営していることからATM利用が便利に利用できます。

1.イオン銀行ATMなら24時間365日手数料完全無料
イオンモール・イオン・ミニストップ・マックスバリュー・ビッグ・アコレ・まいばすけっと・ダイエー・マルナカ・いなげやなどイオングループ内に設置されているイオン銀行ATMなら条件なしで引き出し・預け入れ手数料が無料になっています。
ネット専業銀行の場合、自社ATMを運営していないため他社ATMを利用するときに手数料を無料にするには、各種条件をクリアしないと無料にならなかったり、回数に上限が設けられています。イオン銀行なら、細かい条件やATM利用回数を気にせず利用できるので大変便利です。

2.提携金融機関ATMで入出金無料
イオンやミニストップが近くにない方でも便利な提携金融機関でATM利用が無料になるサービスです。みずほ銀行・ゆうちょ銀行・三菱UFJ銀行で条件なしでATM入出金無料となります。コンビニや三井住友銀行・りそな銀行・埼玉りそな銀行などの提携金融機関では、条件により最大月5回まで入出金無料となります。

3.条件を満たせば普通預金金利が0.15%(税引後年0.119%)
イオンカード契約など各種の条件を満たすと、普通預金金利が優遇されます。

  イオン銀行 楽天銀行 オリックス銀行 ゆうちょ銀行 みずほ銀行
普通預金金利 0.001%
(0.05〜0.15%)
0.02% 0.01% 0.001% 0.001%

4.イオン銀行間の振込は無料
このように、イオン銀行はネット専業銀行のメリットもありながら、自社ATMがあり有人店舗を設置しているので一般銀行のメリットも享受することができる銀行です。
それでは、イオン銀行でNISA運用するときにどのようなメリットがあるのかまとめます。

イオン銀行でNISAをするメリット・デメリットとは?

NISAとは?

NISAは、株式や投資信託などに投資して売却したときにかかる税金が非課税になる制度 です。通常、株式や投資信託に投資した際に得られる配当金・分配金や売却益には、所得税・住民税・特別復興所得税の20.315%の税金がかかりますが、その税金が非課税となります。

NISAには、20歳以上対象制度でいうと「一般NISA」「つみたてNISA」の2種類があり、併用は不可能となっています。この2種類は主に、非課税期間・投資可能金額上限・投資対象に違いがあります。

■一般NISA概要

利用できる方 日本在住の20歳以上の方
投資対象 株式・投資信託・ETF・REITなど
口座開設数 1人1口座
つみたてNISAと併用不可
非課税投資枠 新規投資金額毎年120万円上限
(合計600万円)
非課税期間 最長5年間
投資可能期間 2014年〜2023年
■つみたてNISA
利用できる方 日本在住の20歳以上の方
投資対象 一定の投資信託
口座開設数 1人1口座
一般NISAと併用不可
非課税投資枠 新規投資金額毎年40万円上限
(合計800万円)
非課税期間 最長20年間
投資可能期間 2018年〜2037年

「株式に投資したい」という方は一般NISAを選びましょう。 一方、「少額で長期にわたって運用したい」という方はつみたてNISAがおすすめです。

■ジュニアNISA

利用できる方 日本在住の0歳~19歳の方
(口座開設時の年の1月1日時点)
投資対象 株式・投資信託・ETF・REITなど
口座開設数 1人1口座
非課税投資枠 新規投資金額毎年80万円上限
非課税期間 最長5年間
投資可能期間 2016年〜2023年
払出 18歳まで(高校3年生の12月31日まで)払出不可

ジュニアNISAは未成年しか口座開設者になれない口座です。「こどものために」「大学などの学資金」「結婚準備金」「独り立ち準備金」などを貯めておきたい場合に適しています。

ただし、18歳まで(高校3年生の12月31日まで)原則払出不可で資金は本人に帰属するため、高校資金や親の使用資金としては使うことができません。 どうしても18歳になる前に払出する場合は、災害等を除き過去に遡って課税されてしまうため、払出をしなくても良い資金で投資を考えることをおすすめします。

イオン銀行でNISAをする3つのメリット

1イオン銀行でつみたてNISA口座開設で定期預金金利が最大7%!

投資信託と定期預金を総額50万円以上申し込みすると、定期預金金利が以下のように優遇されます。

セット70→3ヶ月もの定期預金年率7%
投資信託を70%以上100%未満預けると、3ヶ月もの定期預金が7%に優遇されます。

例えば、100万円申し込み投資信託を70万円購入し、残り30万円を3ヶ月もの定期預金に預け入れした場合の受取利息は、
【30万円×7%×90/365=税引前利息5,178円、5,178円-(5,178×税金20.315%)=税引後利息4,127円】となります。


セット50→3ヶ月もの定期預金年率5%
投資信託を50%以上70%未満預けると、3ヶ月もの定期預金が5%に優遇されます。

例えば、100万円申し込み投資信託を50万円購入し、残り50万円を3ヶ月もの定期預金に預け入れした場合の受取利息は、
【50万円×5%×90/365=税引前利息6,164円、6,164円-(6,164×税金20.315%)=税引後利息4,912円】となります。


セット30→3ヶ月もの定期預金年率3%
投資信託を30%以上50%未満預けると、3ヶ月もの定期預金が3%に優遇されます。

例えば、100万円申し込み投資信託を30万円購入し、残り70万円を3ヶ月もの定期預金に預け入れした場合の受取利息は、
【70万円×3%×90/365=税引前利息5,178円、5,178円-(5,178×税金20.315%)=税引後利息4,127円】となります。


1NISA口座投資信託購入時手数料無料

投資信託は購入時に、1.08%~3.24%(税込)の手数料がかかります。NISA口座で投資信託を購入した場合、その購入時手数料を約定日(通常、注文日の翌営業日または翌々営業日)の翌月17日に、電子マネーWAONポイントで残額ポイントバックされます。

ただし、購入時手数料無料の「ノーロード投信」やつみたてNISA対象の投資信託は、購入時手数料がかからないため、ポイントバックの対象となりません。

1365日年中無休のイオン銀行店舗窓口で相談することができる


  イオン銀行 一般銀行
営業時間 10:00〜21:00
(10:00〜19:00で相談可能)
9:00〜15:00

一般銀行は、平日の9:00~15:00までしか営業していませんが、イオン銀行は、店舗により異なるものの、10:00~21:00まで営業しており、投資相談を10:00~19:00まで行うことが可能です。平日昼間に仕事をしている方でも土日などの休日に直接投資相談をすることができます。

イオン銀行でNISAをするデメリットはあるの?

イオン銀行のNISAは、定期預金とセットで投資信託に投資すれば定期預金金利優遇されたり、購入時手数料が実質無料になったり、窓口で直接相談できるなどメリットがたくさんあり、デメリットがないように見えますが、デメリットはあります。

それは、 商品数の少なさです。やはり、投資をするのであれば値上がりが期待できるものでなければなりません。銀行は、証券会社が取り扱う証券取引所に上場する株式やETFなどが取り扱えません。投資信託のラインアップも証券会社に劣ります。

そこで、初心者から上級者まで幅広く支持を受けているネット専業証券第1位のSBI証券とイオン銀行を比較してみましょう。

イオン銀行vs SBI証券~NISA編~

※マネックス証券より

■イオン銀行とSBI証券のNISA対象金融商品比較

  イオン銀行
SBI証券
国内株式、ETF、REIT ×
海外株式 ×
投資信託
IPO × ○(NISA対応)
投資信託銘柄数 298本 2,590本
詳細 -

SBI証券の特徴

@ NISA積立対応本数が最多
A 100円から投資信託の積立が可能
B 利益率の高いIPO(新規公開株)取引にもNISA口座で対応
C ジュニアNISA口座で外国株式が購入可能なのはSBI証券だけ!

一般NISAは、投資信託の他にも株式・ETF・REITなども投資対象となり配当金や売却益が非課税になりますが、銀行では取引ができません。例えば、イオン銀行口座を保有の方には、イオンに買い物に行く方が多いと思いますが、イオングループでの買い物で3%~7%のキャッシュバックが受けられる(お客様感謝デーと併用可能)「イオンオーナーズカード」を発行してもらうには、イオンの株式を購入する必要があります。

そして、投資信託の取扱数も断トツでSBI証券の方が豊富に揃っています。低リスクのファンドから高リスクのファンドまで、必ず自分の投資目的に合ったファンドを見つけることができます。
“そんなに種類が多すぎると選べない“という方には、SBI証券の「SBI-ファンドロボ」サービスがおすすめです。いくつかの質問に答えるだけで、自分のこだわりポイントを把握して運用スタイル診断し、運用実績の高く自分にぴったりな投資信託を選んでもらえます。

■イオン銀行とSBI証券サービス比較

  イオン銀行
SBI証券
預金金利優遇 投資信託と定期預金をセット申込で定期預金金利3ヶ月もの最大7% なし
NISAで投資信託購入時手数料還元 購入時手数料全額WAONポイントバック 購入時手数料全額WAONポイントバック
NISAで株式取引手数料 株式取引不可 国内株式取引手数料、海外ETF購入手数料恒久無料
詳細 -

SBI証券のNISA口座は、配当金や売却益が非課税になることはもちろんですが、買・売ともに取引手数料が恒久無料となっています。手数料を気にせずに取引できるのは、大きなメリットです。

投資信託購入においては、SBI証券は自動積立なら購入時手数料全額キャッシュバックされますが、イオン銀行は通常購入でもWAONポイントでポイントバックされ、定期預金金利も投資信託とセットで申し込みすると大幅に定期預金金利が優遇されます。

しかし、最大7%の金利優遇を受けるためには、申込金額の30%未満のみが定期預金金利優遇の対象で、さらに3ヶ月しか預けれないため、100万円預けても最大4,127円(税引後)の受取利息となります。株式や投資信託などに投資した場合大きく上下するので、わずかな受取利息を受け取るよりも、有望な投資先で運用して利益を得る方が金額は大きくなります。

イオン銀行vs SBI証券~つみたてNISA編~

※マネックス証券より

■イオン銀行とSBI証券 つみたてNISA対象投信比較

  イオン銀行
SBI証券
つみたてNISA対象投信銘柄数 20本 152本
通常投信購入時最低投資金額

1万円以上1円単位

100円以上1円単位
自動積立最低投資金額 1,000円以上1,000円単位 100円以上1円単位
購入時手数料 無料 無料
詳細 -

つみたてNISA対象の投資信託は、すべて購入時手数料無料で、信託報酬(保有期間中間接的に引かれる手数料)が低く、金融庁の指定する長期運用に適した投資信託でなければなりません。
つみたてNISA対象投資信託においても、SBI証券の取扱銘柄数の方が圧倒的に多く、投資したい投資信託がないという心配がありません。また、SBI証券は100円から気軽に購入することができるため、初心者の方でまず少額から始めてみようという方におすすめです。

イオン銀行vs SBI証券~ジュニアNISA編~

※マネックス証券より

ジュニアNISAで投資できる対象金融商品は、一般NISAと同じです。ジュニアNISAは非課税対象が最長5年間と一般NISAと同じですが、原則18歳(高校3年生)まで引き出しできません。その代わり、ジュニアNISAは一般NISAと異なり売却しない限り非課税期間が終了しても「継続管理勘定」で配当金・分配金、売却益非課税にて運用できます。

そこで、イオンのような株主優待の株式や配当金の高い優良企業の株式をジュニアNISAで保有すれば、配当金を20歳になるまでずっと非課税で受け取ることができます。

株式を購入することは銀行ではできないため、証券口座であるSBI証券でジュニアNISA口座を開設するのがおすすめです。株式に投資しない場合でも投資信託のラインアップがイオン銀行と比べて圧倒的に多いので、ジュニアNISAにあった長期で運用できる投資信託を見つけることができます。

SBI証券のNISAの魅力とは?

SBI証券のNISAは、NISA対象またはつみたてNISA対象の投資信託銘柄数が豊富である上、株式取引手数料が無料になったり、投信積立の購入時手数料がキャッシュバックされるなど、NISAで投資するには魅力的な口座となります。

その他にも、投信積立の購入日を毎日・毎週・毎月と積立時期を思い通りに設定できるため、便利です。
また、NISAやつみたてNISAでは上限額があり、投信自動積立を設定した場合年末の微調整をしなければなりませんが、SBI証券なら「NISA枠ぎりぎり注文」で上限額を超過せずに使い切れるように調整してくれます。
さらに、投資信託保有中は、保有残高に応じてSBIポイントが付与され、ポイントを現金やマイルなどに交換することができます。

したがって、手数料・商品ラインアップ・サービス、全ての面においてSBI証券でNISA口座を開設するのがおすすめ となっています。

口座開設数最多の大人気ネット証券会社。
人気のIPOをと多数取り扱っているところも◎ また夜間取引が可能という点も初心者から上級者まで幅広い方に支持される理由のひとつ!

さらに、独自のサービスとして 銘柄条件検索機能は初心者には助かる機能です。まさに死角のない証券口座です!

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