IPOセカンダリー投資で上がる銘柄を見極める3つのコツ。初心者でもできる投資方法紹介解説

セカンダリー投資とは?IPOとの違い

セカンダリー投資に向いている証券口座3社比較
株取引手数料
(20万円取引時)

115円(税込)

115円(税込)

115円(税込)
IPO取扱数
(2018年)

86社

11社

50社
IPO主幹事数
(2018年)

11社

0社

0社

セカンダリー投資はIPO株の上場後に行う投資

IPOとは新規で会社が株式を証券市場に上場させることです。
IPO株を購入するには、上場前に証券会社へ申込み、抽選で当選すると購入することできます。

IPO株の割当は、株数が決まっているため株価が上がりそうな有望株ほど当選する可能性が低くなります。

一方、セカンダリー投資は上場後にIPO株を購入するので当選しなくても取引を行うことができます。

IPOセカンダリー投資の3つの特徴

@ セカンダリー投資には、初値で買う方法と動きを確認してから買う方法がある
A 上昇トレンドに乗り、利益を出せる可能性がある
B 上場当日は値動きが大きいため、短時間で利益を確定する

セカンダリー投資で稼ぐ手順

セカンダリー投資は、IPOの当選による購入ではなく上場したばかりのIPO株を市場で購入することです。

セカンダリー投資のやり方は2種類あります。

@ 上場後に初めてついた値段「初値」で購入する方法 
A 値動きを確認してから購入する方法

いずれの方法も株価が上昇したところで売却することで利益を得ます。(順張りといいます)
人気の高い銘柄ほど株価の上昇が見込めます。

IPOセカンダリー投資で利益を出す3つのステップ

@ 上場直後(初値)、もしくは動きを確認してからIPO株を買う
A 株価が上昇トレンドのうちは保有する(30分程度)
B 株価が下降トレンドになってきたら成行注文で売る

順張り投資は初心者でもできる投資方法ですが、
株価が上昇トレンドになっているところを買って売るため、IPO株が人気かどうかの情報は必要です。

セカンダリー投資をする銘柄を見つける方法

先ほども紹介した通りセカンダリー投資で成功するには、その株が人気かどうかを見極める必要があります。その方法を確認してみましょう。

セカンダリー投資で上がるIPO株を見極める方法

@ 取引開始時間の9:00になっても初値が付かない
A 公募割れの銘柄ではない
B 吸収金額が大きすぎない
C 流動性が高い銘柄である
D 初値が高すぎる銘柄ではない

@ 取引開始時間の9:00になっても初値が付かない

人気の銘柄は、取引開始時間の9:00になっても初値が付かない(売買ができない)状態になる場合があります。

これは、株を売りたい人に対して買いたい人が多い(人気である)ためで、株価の均衡がとれるまで売買ができません。

この場合は「成行注文」をしておくことで初値買いをすることができます。

 

A 公募割れの銘柄ではない

公募割れとは、IPOに当選した人が買う価格(公募価格)よりも初値が低くなってしまった状態の事です。

この状態は株を買いたい人よりも売りたい人のほうが多い(不人気)ので、株価が下落していきます。

このような銘柄はセカンダリー投資には向かないといえます。

 

B 吸収金額が大きすぎない

吸収規模とは、IPOで分配される株の総額のことです。

吸収規模が小さいということは分配される株数が少ないということなので、競争率が高まり株価の上昇が期待できます。

逆に吸収規模が大きいIPOは分配される株数が多く競争率が低いので大きな株価の上昇は期待できません。

 

C 流動性が高い銘柄である

流動性が高いという状態は、株を取引する人が大勢おり、買いたいときに買え、売りたいときに売れる状態の事です。

流動性が低いとそもそも売買ができない可能性があるので、「名証」「札証」「福証」など地方の取引所に上場する銘柄は避けたほうが良いでしょう。

 

D 初値が高すぎる銘柄ではない

@では初値が付かないと人気であると紹介しましたが、逆に初値がなかなかつかず株価が高騰しすぎた銘柄はセカンダリー投資に失敗する可能性があります。

株価は売買する投資家の思惑で決まります。「株価が高すぎてもうこれ以上上がらないのでは?」と多くの投資家が考えれば株価は下がっていくので初値が高すぎる銘柄は危険だといえます。

セカンダリー投資に向いている証券口座3社比較
株取引手数料
(20万円取引時)

115円(税込)

115円(税込)

115円(税込)
IPO取扱数
(2018年)

86社

11社

50社
IPO主幹事数
(2018年)

11社

0社

0社

初値で買った場合、30分程度は上昇トレンドになりやすいため、上がっているところで成行売却すると良いでしょう。
利幅が少ない場合は指値しても良いですがIPO株の上場日は値動きが激しくすぐに下がり始めることもあるため上がっているうちに成行で早めに利益を得て逃げるのがおすすめです。

2018年は98.9%のIPO銘柄でセカンダリー投資が成功!

なんと、2018年に上場した90銘柄のうち89銘柄が初値よりも株価が上昇しました。

銘柄によって得られた利益の額は異なりますが、セカンダリー投資は売るタイミングを間違えなければ多くの銘柄で利益が得られるとわかります。

上場した銘柄数 初値よりも株価が上昇した銘柄数 初値と株価が変わらない銘柄数 初値よりも株価が下落した銘柄数
90銘柄 89銘柄 1銘柄 0銘柄
上場日 銘柄名(銘柄コード) 初値 高値 上場日に高値で売り抜けた場合の利益
2/23 Mマート(4380) 5,380円 6,200円 +82,000円
2/28 ジェイテックコーポレーション(3446) 9,700円 11,200円 +150,000円
3/2 SEIROホールディングス(6567) 4,100円 4,290円 +19,000円
3/15 神戸天然物化学(6568) 3,665円 4,210円 +54,500円
3/16 日総工産(6569) 4,020円 4,050円 +3,000円
3/16 フェイスネットワーク(3489) 3,200円 3,220円 +2,000円
3/19 共和コーポレーション(6570) 2,511円 2,555円 +4,400円
3/20 信和(3447) 1,106円 1,180円 +7,400円
3/22 SOU(9270) 4,100円 4,195円 +9,500円
3/23 ファイバーゲート(9450) 2,388円 2,440円 +5,200円
3/23 キュービーネットホールディングス(6571) 2,115円 2,260円 +14,500円
3/27 RPAホールディングス(6572) 14,280円 17,250円 +297,000円
3/28 アジャイルメディア・ネットワーク(6573) 15,470円 15,700円 +23,000円
3/29 和心(9271) 4,555円 4,600円 +4,500円
3/29 アズ企画設計(3490) 4,705円 5,410円 +70,500円
3/30 日本リビング保証(7320) 5,100円 5,410円 +31,000円
4/3 ブティックス(9272) 3,210円 3,675円 +46,500円
4/4 ビープラッツ(4381) 10,000円 11,390円 +139,000円
4/10 ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス(6575) 3,600円 4,300円 +70,000円
4/11 コンヴァノ(6574) 2,189円 2,589円 +40,000円
4/20 HEROZ(4382) 49,000円 49,650円 +65,000円
4/25 アイペット損害保険(7323) 4,500円 4,640円 +14,000円
4/25 ベストワンドットコム(6577) 14,830円 15,800円 +97,000円
4/27 エヌリンクス(6578) 3,780円 4,095円 +31,500円
5/31 ラクスル(4384) 1,645円 2,044円 +14,500円
6/19 メルカリ(4385) 5,000円 6,000円 +100,000円
6/20 ログリー(6579) 4,635円 4,695円 +6,000円
6/21 SIG(4386) 4,665円 4,965円 +30,000円
6/21 コーア商事ホールディングス(9273) 4,000円 4,150円 +15,000円
6/21 ZUU(4387) 5,550円 6,550円 +100,000円
6/22 ライトアップ(6580) 3,725円 3,950円 +22,500円
6/26 国際紙パルプ商事(9274) 450円 470円 +2,000円
6/27 アイ・ピー・エス(4390) 6,670円 7,250円 +58,000円
6/27 プロパティデータバンク(4389) 4,100円 4,140円 +4,000円
6/27 エーアイ(4388) 3,500円 4,190円 +69,000円
6/29 スプリックス(7030) 2,587円 2,787円 +20,000円
7/4 ロジザート(4391) 2,500円 2,670円 +17,000円
7/5 キャンディル(1446) 1,800円 1,850円 +5,000円
7/10 MTG(7806) 7,050円 7,580円 +53,000円
7/23 マネジメントソリューションズ(7033) 4,500円 4,560円 +6,000円
7/24 バンク・オブ・イノベーション(4393) 2,000円 2,199円 +19,900円
7/25 GA technologies (3491) 5,780円 6,180円 +40,000円
7/26 アクリート(4395) 1,542円 1,572円 +3,000円
7/26 エクスモーション(4394) 5,000円 5,150円 +15,000円
7/27 プロレド・パートナーズ(7034) 7,170円 8,670円 +150,000円
8/2 イボキン(5699) 2,310円 2,487円 +17,700円
8/2 システムサポート(4396) 4,000円 4,025円 +2,500円
8/22 チームスピリット(4397) 2,417円 2,437円 +2,000円
9/6 and factory(7035) 4,010円 4,710円 +70,000円
9/6 ナルミヤ・インターナショナル(9275) 1,501円 1,539円 +3,800円
9/13 マリオン(3494) 3,800円 3,860円 +6,000円
9/13 香陵住販(3495) 1,970円 1,977円 +700円
9/20 アズーム(3496) 6,400円 7,400円 +100,000円
9/21 イーエムネットジャパン(7036) 7,000円 8,070円 +107,000円
9/25 アイリックコーポレーション(7325) 2,226円 2,290円 +6,400円
9/26 ブロードバンドセキュリティ(4398) 2,001円 2,095円 +9,400円
9/27 SBIインシュアランスグループ(7326) 2,160円 2,169円 +900円
9/27 極東産機(6233) 696円 699円 +300円
9/28 フロンティア・マネジメント(7038) 5,000円 6,000円 +100,000円
9/28 ワールド(3612) 2,755円 2,779円 +2,400円
10/3 ブリッジインターナショナル(7039) 4,920円 5,620円 +70,000円
10/10 CRGホールディングス(7041) 1,832円 1,964円 +13,200円
10/12 Delta-Fly Pharma(4598) 4,385円 5,090円 +70,500円
10/12 イーソル(4420) 4,000円 4,580円 +58,000円
10/18 プリントネット(7805) 2,041円 2,350円 +30,900円
10/19 ギフト(9279) 3,710円 3,825円 +11,500円
10/19 ディ・アイ・システム(4421) 3,300円 3,710円 +41,000円
10/23 リーガル不動産(3497) 1,972円 1,988円 +1,600円
10/30 VALUENEX(4422) 4,300円 4,300円 0
11/6 アクセスグループ・ホールディングス(7042) 3,500円 3,740円 +24,000円
11/28 霞ヶ関キャピタル(3498) 6,240円 7,200円 +300,000円
12/11 アルー(7043) 2,010円 2,235円 +22,500円
12/11 ピアラ(7044) 5,030円 5,280円 +25,000円
12/12 アルテリア・ネットワークス(4423) 1,190円 1,268円 +7,800円
12/13 オーウェル(7670) 855円 879円 +2,400円
12/13 FUJIジャパン(1449) 907円 981円 +7,400円
12/17 ツクイスタッフ(7045) 4,030円 4,325円 +29,500円
12/17 グッドライフカンパニー(2970) 1,951円 1,963円 +1,200円
12/18 田中建設工業(1450) 2,570円 2,770円 +20,000円
12/18 テクノスデータサイエンス・エンジニアリング(7046) 6,350円 6,680円 +33,000円
12/19 ソフトバンク(9434) 1,463円 1,464円 +100円
12/19 Kudan(4425) 14,000円 15,520円 +152,000円
12/20 AmidAホールディングス(7671) 1,552円 1,560円 +800円
12/20 Amazia(4424) 1,756円 2,078円 +32,200円
12/21 EduLab(4427) 3,270円 3,970円 +70,000円
12/21 自動制御システム研究所(6232) 2,830円 2,900円 +7,000円
12/21 テノ.ホールディングス(7037) 2,400円 2,424円 +2,400円
12/21 ポート(7047) 930円 1,080円 +15,000円
12/25 ベルトラ(7048) 514円 535円 +2,100円
12/25 リンク(4428) 7,620円 8,890円 +127,000円

■2018年の初値買い当日中に高値売りした場合の売却益状況

人気の高い銘柄で、上場日に買い気配(買い注文が、売り注文より圧倒的に多く注文が成立しないこと)で終了した場合は、初めて注文が成立し初値が付いた日の高値で売却益を計算しました。

売却益は売買手数料を考慮していませんが、実際には購入時と売却時に株式売買手数料がかかります。
また、小数点以下は切り上げています。

セカンダリー投資の3つのデメリット、注意点

高い確率で利益が出せるセカンダリー投資ですが、メリットだけではなくデメリットもあるので始める前に確認しましょう。

1.利益がIPO抽選に比べると小さい場合が多い

IPO抽選に比べると、セカンダリー投資は上がっているときに購入して売却するため利益は少なくなりやすいです。

そのため、セカンダリー投資だけでなく、IPOにも応募することをお勧めします。

IPOに応募して落選しても資金はすぐに帰ってくるので、同じ資金でセカンダリー投資をすることができます。

IPOに当選するかどうかは証券会社選びで決まるので、後程当選しやすい口座を紹介します。

2.上場日は株価を確認する必要がある

うまく高値で売り抜けるためには、最低でも初値が付く9:00~9:30、高値がつく可能性のある10時くらいまでは相場に張り付いて見ておく必要があります。

あまり時間がない方は、1番の高値で売れず下がってしまった、指値が微妙に違って売り抜けられなかったということが起こるリスクがあります。

3.ベンチャーキャピタルが大株主になっている場合はロックアップ解除条件をチェック!

未上場株の株式は上場するまで、会社の役員・従業員、ベンチャーキャピタルが保有しています。

会社の役員や従業員が上場後に株を大量に売却する可能性は低いですが、要注意なのはベンチャーキャピタルです。

ベンチャーキャピタルは未上場のうちに株式を購入し上場後売却して利益を得ているため株価が上がればいつかは必ず売却します。

ただ、上場後すぐに売却されてしまうと株価が暴落してしまうので、「ロックアップ」という制度があります。これによってベンチャーキャピタルが株を売れる条件が定められています。

ポイントは目論見書記載のロックアップ期間 IPO株には必ず『ロックアップ期間』というのが設定されています。ロックアップとは大株主である会社の役員やベンチャーキャピタルなどが、上場後一定期間(90日や180日間で設定)株式を売却できない制度です。目論見書では、「売出しの条件、募集又は売出しに関する特別記載事項」という項目でロックアップについて書かれています。

ベンチャーキャピタルの存在を確認する方法

@ 目論見書を確認する
A ロックアップ条件を確認する
B 条件が付いていれば売買の目安にする。無条件の場合は要注意

■ロックアップの条件なし
ロックアップの条件なしのベンチャーキャピタルはその分の株式数が上場後すぐに売却される可能性があるため売り圧力に要注意です。

■ロックアップに条件あり
ロックアップ期間が定められていて、「公募価格の1.5倍」、「公募価格の2倍」になったらロックアップ解除の条件が付いている場合、ロックアップ解除条件の公募価格の1.5倍や2倍になったらその分の株数売りが出る可能性があります。

IPO投資とセカンダリー投資におすすめの証券口座3社

証券会社各社のスペックを比較して、最も良い証券会社で取引をしましょう。

口座選びで重視するポイント
セカンダリー投資 IPO投資
・株取引手数料の安さ
・SOR注文の有無
・IPOの取扱数
・IPOの主幹事数
・株取引手数料の安さ

IPOチャレンジポイントが魅力!SBI証券

セカンダリー投資向き IPO投資向き
売買手数料
(20万円の取引時)
SOR注文 IPO取扱数
(2018年)
IPO主幹事数
(2018年)
115円(税込)
86社 11社
株式売買手数料が業界最低水準の安さ!

SBI証券ネット証券の中で売上高1位で、売買手数料も主要ネット証券最低水準なので安心してIPO株の売却ができます。

IPO株は、購入時には買付手数料がかかりませんが、売却時には売却手数料がかかりますので注意しましょう。

IPO取扱銘柄数が証券会社で1位だから当選チャンスが多い!

IPOの取扱銘柄数1位で2018年の取扱銘柄数は、全ての新規上場株96社中86社を取扱し、全上場銘柄の約90%SBI証券が取扱いしました。

外れても大丈夫、ポイントを貯めれば必ず当選するIPOチャレンジポイント制度

IPOチャレンジポイントとは、SBI証券でIPOの抽選に外れたときに受け取ることができるポイントです。抽選に外れるごとにポイントが1ポイント受け取ることができ、そのポイントを使ってIPOに当選することができます。

IPOチャレンジポイントを使用すればポイントが多い順に当選するのでいつかは必ず当選します。
IPOチャレンジポイントを使用したのにかかわらず落選してしまった場合でも、ポイントは帰ってくるので安心ですね。

IPOチャレンジポイントでの当選には人気のIPOや上がりそうなIPOに申込むのが良いですが、人気のIPO株で当選するためにはたくさんのポイントが必須となります。

人気のIPO株に当選するには150ポイント~200ポイント前後は必要だと考えられますので、コツコツIPOを申込、ポイントを貯めるのが当選の秘訣です。

チャレンジポイントを利用するのは、値上がりしそうな成長株でかつSBI証券主幹事をつとめるIPO株が良いでしょう。
主幹事とは、新規上場しようとする会社へのアドバイスや準備・審査を行う証券会社の事です。
主幹事は多くのIPO株を取り扱う(全体の70〜90%程度)ので主幹事の口座で申し込むと当選確率が上がります。

SBI証券が主幹事をつとめた、2018年3月27日上場のRPAホールディングス(6572)は、公募価格3,570円→初値14,280円で100株で107万1,000円の利益が得られました。

このようなIPO株は是非貯めたチャレンジポイント申込しましょう。

株売買手数料が業界最安水準。IPOにも力を入れ始めている楽天証券

セカンダリー投資向き IPO投資向き
売買手数料
(20万円の取引時)
SOR注文 IPO取扱数
(2018年)
IPO主幹事数
(2018年)
115円(税込)
11社 0社
業界最安水準の株取引手数料

SBI証券と同じく、楽天証券も業界最安水準の手数料となっています。

手数料が低いことは利益を増やすことに直結するので、楽天証券はセカンダリー投資に最適な口座です。

SORに対応

株が取引できる証券取引所は日本に複数個所あります。

SORとは、複数個所の証券取引所をまたいで最も良い条件で売買できるようになる取引です。

楽天証券の場合は、東証、JNX、Chi-Xの3つの市場をまたいで最もよい条件で取引をすることができます。

たとえば、以下の表のような株価だった場合、東証で注文をしたとしても最も株価の低いJNXので約定します。

東証 JNX Chi-X
520.0円 519.2円 520.2円
IPOの取扱件数は少ない

楽天証券は2018年のIPO取扱数が11件と他社と比較して今一つの件数です。

しかし、抽選方式は一人一票の「完全平等抽選」なので、資金が少ない方でも当選のチャンスがあります。

IPOの抽選に参加するためには資金の入金が必要ですが、他社よりも入金のタイミングが遅いので、他社と資金の使いまわしが可能です。

完全平等抽選でIPO投資を始めたばかりでもチャンスあり!

マネックス証券

セカンダリー投資向き IPO投資向き
売買手数料
(20万円の取引時)
SOR注文 IPO取扱数
(2018年)
IPO主幹事数
(2018年)
115円(税込)
50社 0社
手数料は少し高め

マネックス証券の株取引手数料はSBI証券楽天証券と比較すると高くなっています。

そのため、セカンダリー投資はSBI証券楽天証券で行うとよいでしょう。

初めての人にやさしいIPO抽選

SBI証券のIPOチャレンジポイントは貯めるには一定期間かかるため、IPO投資を始めてポイントが貯まり始めた1年程度の方が有利になります。

一方、マネックス証券は全てが完全平等抽選のためIPO投資を始めたばかりの方でも平等に当選する可能性があります。

また、抽選方法は単元株数(100株)ごとではなく口座単位ごとの抽選なので同じ個人がたくさん当たることがないため平等に当選するチャンスがあります。

資金に余裕があれば、マネックス証券も合わせて申込んでおけばIPO投資を始めたばかりでも当選チャンスがあるのでおすすめです。

しかし、マネックス証券SBI証券と比べると主幹事数・取扱数が少ないため申込機会が少なくなってしまいます。

SBI証券はセカンダリーとIPO両方とも狙える!

SBI証券2018年のIPO取扱数が86件と業界最大の取扱数です。

さらに「IPOチャレンジポイント」を貯めて使うことでいつか必ずIPOに当選することができます。

また、株取引手数料も業界最安水準ですので、手数料に利益が削られづらいです。

セカンダリー投資、IPO投資どちらにも適している口座はSBI証券です。ぜひ取引を始めましょう!

 

また、楽天証券はIPOの取扱数は少ないですがSBI証券と同一の資金で抽選に参加することができます。

IPOの抽選に2回参加することができるようになりますので、ぜひ楽天証券の口座も持っておきましょう!

口座開設数最多の大人気ネット証券会社。
人気のIPOをと多数取り扱っているところも◎ また夜間取引が可能という点も初心者から上級者まで幅広い方に支持される理由のひとつ!

さらに、独自のサービスとして 銘柄条件検索機能は初心者には助かる機能です。まさに死角のない証券口座です!

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