外貨MMFが資金1万円で始めても手堅く増やせる4つの理由

平成26年1月からNISAと呼ばれる少額投資非課税制度がスタートし、メディアなどで投資について取り上げられる機会が多くなりました。私達の生活にどんどん身近になってきている投資ですが、まだ一体何にどう投資して良いのか、投資とはどんな種類があるのか理解をしている方は多くありません。

一般的に投資と言えば、ある物を買い、その物の価値が上がったら売り、その売買の差額が設けとなるのです。株式であれば、ある会社の株券を1,000円で買ったとして、その会社が利益を生んだり新しい事業に成功する事で企業価値を高めていくと、株券の価値も上がっていき、その株券の価値が1,500円で売れたとするとその差額である500円が投資家の儲けとなります。

しかし物事にはメリット・デメリットが必ずあります。 株式であれば投資をした会社が倒産してしまった場合、株主の持っている株券はただの紙になってしまうのです。投資家はそういったリスクを極力軽減させながら投資を行う事で、資産を増やしていきます。

今日の世界ではグローバル化が進み、それぞれの国が密接に繋がっていますが、それぞれの国の通貨はそれぞれの国で違っています。例えばアメリカに旅行に行く際には、日本の円は使えずにアメリカドル持っていないとアメリカで買い物をする事が出来ません。では、アメリカで買い物がしたい場合、お金の1ドルを日本円の幾らと交換できるのでしょうか。これこそが外国為替の基礎的な仕組みです。

国も株式と同じで、アメリカの1ドルが日本円で100円で交換できることもあれば、逆に日本円で130円出さないとアメリカの1ドルと交換できない事もあります。これは日々刻々変動しています。

例えばアメリカの1ドルが日本円の80円で交換できる時に、日本円80円と1ドルを交換しておいたとします。そして、アメリカの1ドルが日本円の130円で交換できる時に、予め買っておいた1ドルを日本円に直すと130円が手に入ります。最初に80円で買ったものが、130円になって帰って来た差額である50円、これが儲けになるのです。

株式であれば会社の倒産のリスクを常に負っていますが、外貨であれば国が破産しない限りはその通貨は運用されているので、株式に比べるとそのリスクは小さいと言えます。 では海外のお金である外貨を利用した投資方法はどのようなものがあるのか、確認していきましょう。

外貨MMFや外貨預金

海外のお金のレートの変動によって資産を拡大させる方法があり、それは外貨普通預金と呼ばれるもの、そして外貨MMFと呼ばれるものの2つです。

■外貨普通預金

外貨普通預金とはその名の通り、その時の為替レートで海外のお金と日本円を交換して貯金する方法で、基本的な仕組みは円の預金とほぼ同じです。しかし必ず証券会社や銀行を通して外貨と交換をするため、その時の外貨の金額そのままで取引が出来る訳ではありません。
外貨を購入するときは手数料を足したレート(TTSレート)、外貨を売却するときは手数料を引いたレート(TTBレート)で売買することになります。そのため、外貨の売買の際には必ず手数料を含めて計算をして利益を出さなくてはなりません。

例えば1ドルが100円の為替レートの時にドルを購入し、また1ドルが100円の為替レートの時にドルを売却したとしても、文面からは全く同じ金額で取引をしたように見えますが、必ず手数料が掛かるためこれは本来買った値段から手数料分を損しています。これを最初に出したお金(元本)よりも少なくなって戻って来ると言う意味から元本割れと言います。
さらに、外貨が買った時よりも低いレートになると元本割れをするので注意が必要であり、この際の判断は投資家自身に委ねられているので、自由度も高い代わりに全て自己責任になります。

銀行や証券会社で外貨普通預金をした場合の金利はおよそ0.01〜0.05%が一般的なので、日本円での定期預金の満期日を1ヵ月〜6カ月後にした際の金利が0.025%なので、日本円だけに偏った貯蓄をしたくないという方にはお勧めです。

■外貨MMF

外貨MMFは外貨商品のひとつであり、「Money Management Fund」を略したものです。上記の外貨普通預金と良く似ていますが、投資信託の一種である点において違いがあります。

外貨普通預金は投資家自らの判断で外貨を購入してホールドし、好きな時にドルを円に変える事が出来ます。外貨MMFでは好きな時に売買できる点は同じですが、運用を専門の投資信託会社に任せることによって利益を発生させようとするものです。そのため、簡単に言えば実際に運用する人間の違いがあると言えます。また、外貨普通預金と外貨MMFのしくみの違いもチェックしてみましたので確認しましょう。

<外貨普通預金と同じ点>
・売買(購入や解約)に手数料が掛かる
・為替レートの変動で差額の利益または損失が出る

<外貨普通預金と違う点>
・利回りが良い
・MMFの場合為替の差益は非課税なので、税金を取られない

外貨MMFは証券会社や投資信託を扱っているネットバンクや銀行で購入できる商品であり、外貨普通預金と同様に元本保証はありません。ただし大きな違いは為替を取引する際の手数料の違い、為替運用者の違い、そして為替の差益に関する非課税です。

まず外貨預金の場合は、一般的に購入するときはアメリカドルであれば1ドルにつき日本円で1円高く買い、売る時も1円安く売ります。片道1円ずつ乗せられるため、買った時よりも2円以上の差額が無ければ元本割れを起こしてしまいます。

しかし外貨MMFであれば片道が25〜50銭という手数料で売買が出来るので、50銭〜1円の差額があれば利益を出す事も出来ますし、万が一為替レートが下がっても手数料を気にしすぎる心配がありません。さらに利率が高い事も大きな特長で、SBI証券を例に挙げると米ドルは0.188%、NZドルであれば2.117%の利率で運用していました。
(出典: https://www.sbisec.co.jp/ETGate/?_ControlID=WPLETfiR001Control&_PageID=WPLETfiR001Mlst10&_DataStoreID=DSWPLETfiR001Control&_ActionID=DefaultAID&getFlg=on&adpr=lis_yss_pc_kt_sbi&wapr=561c8d6e)

「していました。」と言うのには理由があり、外貨MMFは運用成果に応じて分配金を受け取る仕組みになっているので、あくまでも運用した成果を投資家へ分配するために、利率は予め約束がなされていません。そのため、一概に外貨MMFと言っても、どのファンドを通して運用するか、どの位前年度に利益が出ているかを確認して銘柄を決める必要があります。ただし、途中解約が出来ない訳ではないので、ファンドに一定期間預けておかずに投資家の判断で清算が可能です。

さらに外貨MMFの大きな特長は、為替差益が非課税である事です。外貨普通預金も外貨MMFも利息・分配金に関しては一律20%の税金が掛かる点では同じですが、例えば外貨預金であれば1ドルを100円で買い、その後120円で1ドルを売った時の差額である20円に対して、「雑所得」という扱いになり、年間20万円以上この雑所得があると課税されます。
しかし外貨MMFではこの為替の差益については非課税になっているので、税金を引かれることなく手元に出た利益そのままが投資家の純益となる訳です。

外貨預金と外貨MMFの比較

■手数料
外貨普通預金:一般的に片道1〜2円程度
外貨MMF:一般的に片道25〜50銭

■利回り
外貨普通預金:0.01%〜
外貨MMF:0.1%〜(変動あり)

■途中解約
外貨普通預金:自由
外貨MMF:自由

■税金
外貨普通預金:為替差益は雑所得扱いになる
外貨MMF:為替の差益は非課税

以上から、外貨普通預金を選択するよりも、外貨MMFを選択して為替差益について非課税になる商品の方がよりメリットがあると言えます。さらに外貨MMFの商品についても、アメリカドルだけではなくNZドル、豪ドル、南アフリカランド、カナダドルと選べる外貨が沢山ある点からも、外貨MMFの商品を選択する幅はより広く、さらに為替手数料を抑える事で純利益が高くなるため、コストのカットも大きなポイントです。

そこでお勧めの証券会社として挙げたいのがSBI証券です。SBI証券はネット証券でNo.1の口座開設数を誇っており、300万を超える口座を持っています。
(出典: https://www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_home&cat1=home&cat2=begin&dir=info&file=home_merit_01.html)

SBI証券では上記にあるアメリカドル、カナダドル、豪ドル、NZドル、南アフリカランド、に加えトルコリラの外貨MMFを取り扱っています。
さらにアメリカドルであれば10ドルから買い付けが可能になっていること、アメリカドルであれば手数料は25銭と安く抑えられるのもポイントです。野村証券や大和証券の手数料が50銭なので、半額で為替の売買が可能となっています。

さらにNISA口座数もネット証券ではNo.1であり、国内株式の個人売買シェアも国内の約4割を占めている等、人気で有名な証券会社です。
(SBI証券: https://www.sbisec.co.jp/ETGate/?_ControlID=WPLEThmR001Control&_PageID=DefaultPID&_DataStoreID=DSWPLEThmR001Control&_ActionID=DefaultAID&getFlg=on)

外貨MMFなら資金1万円で始めても手堅く増やせる4つの理由

外貨MMFを利用して、少額から投資をして利益を出すことは難しい事ではありません。

@外貨普通預金に比べて手数料が少なくコストをカットできる
A為替差益は非課税なので利益がそのまま純利益に
B途中解約が出来るので投資家自身の判断で売り逃げできる
C少額の投資でも始められるので、コツコツ手堅く利益を出せる

上記4つの理由から、SBI証券を利用して手数料のコストを減らして利益を大きくし、余剰金の運用をして資産の運用をしていきましょう。

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